ごった煮

創作用。まとめ

【シャドウバース】フレーバーテキスト【ビショップ】其の壱

天罰の神父

罪深き、迷える子羊よ……。
我が眼前で心ゆくまで懺悔をなさい。
……なるほど。
あなたは多くの人を殺めてしまったのですね……。

神の裁定は……マル……
と見せかけてバツ!罰!バァァァァッツ!
反省が足りなあああぁぁいっ!
懺悔なさい!より激しく懺悔なさい!

天象の風・ペトラ

風祷師の本来の役割は、騎空艇に同乗して
天候を読むことなんです。でも最近では、
風祷師の数も減って、地上から騎空艇の
無事を祈る形だけの風祷師ばかりになりました。

えっ!?私もあなたたちの艇に……?
……あ、ありがとうございます!
私、昔の風祷師みたいに、騎空艇で旅をしてみた
かったんです……どうぞよろしくお願いします!

神殿の風熊

其は必滅の風を司りし忠義の同胞、
炎の誓いを知る者よ、汝に永劫の感謝を……。
――グリームニル

オマエも風が使えるんだし、友達だよなー!
え?今度、炎の聖獣も紹介するって?やったー!
――グリームニル

楽園の聖獣

本当に穢れ無きものは、穢れの存在すら知らない。
故に死という穢れとも無縁、永遠に純白のまま。

本当に穢れ無きものは、言葉すら必要としない。
意思の疎通も交渉も、悪意が無ければ無用のまま。

温情のラビットヒーラー

この戦場で怪我をすれば、不器用な彼女がやってくる。
強気な声に、慌てた歩調で、不機嫌な彼女が駆けてくる。
「そこぉ!またケガしてるじゃないの!」
――ある戦士の日記

彼女は文句を言いつつも、器用に治療をしてくれる。
感謝の言葉を伝えれば、上機嫌に呟いてくれる。
「私がいないとダメなんだから!」
――ある戦士の日記

デスティニーウィングナイト

戦士は天へ哀願した、弱者を救済する力を。
力は授けられた、神たる使徒の似姿として。
「だが人よ、過ぎたる力と忘れるなかれ」
戦士が神を忘却した時――背の翼は、彼を天へ連れ去る。

戦士は救済した、夥しい数の弱者を。
弱者は崇めた、彼ではなく、彼の主たる神の名を。
「だが人よ、空虚な行為と投げ出すなかれ」
名もなき戦士は戦い続ける――彼が神を信じる限り。

警察神官・パイン

行きますよー、『悪事を白状して謝りたくなる魔法薬』!
……あ、あれ?ちょっ、どこ行くんですか!?待って―!
はっ、これ『運動不足を解消したくなる魔法薬』でした!

あーっ、あの時の捜査協力者さん!
あなたがぶつかったおかげで、真犯人が捕まりました!
この運も、未来の警察神官長の持てる才能ですね!

聖石の使徒

聖石たちが騒いでいる。敵が近づいているのね……
こうなったら変身よ!プリズム、チェーンジ!!

神が遣いし堅固の乙女、ホーリージェム!
悪い子たちには洗礼を!足を洗って改心しなさい!

魔物を愛でる闇の聖職者・ウィル

やあ、魔物を粗末に扱うクソッタレども。
懺悔は要らないよね?聞くつもりもないけど。
……ん?僕が何者かって?
ハハッ、ただの平和主義な聖職者さ。

生憎と、慈悲の手持ちは切らしててね。
欲しいなら他をあたってほしい。
代わりと言ってはなんだけど、僕が裁きをあげよう。
こんなにも美しく愛おしい……魔物を傷つけた分だけね。

神威のユニコーン

類稀なる名馬にして、信仰を宣教せしもの。
何人たりとも、その背に跨ろうと考えてはいけない。
あの馬には既に、神に授かった使命が乗っている。

神を操れると考える者などいまい。あの馬はそれに同じ。
神の威光の体現にして、形を持った教えそのもの。
人よ、驕れるなかれ。何処へ行くかは、馬が決める。

実りの参謀・ムニャール

「ナテラは今や、一つになったのニャ!!!」
足取りは軽く、心も軽やかに。
「平和の果実を、仲良くみんニャで分け合うニャ!!!」
使命に滾り、喜びに溢れた森の参謀。

「一緒にネ、モスコの実を採りニ行ったンダ!」
声を張って、宴を張って。
「ムニャールが行くトネ、ミンナが笑顔になるんダヨ!」
使命を忘れて笑う、皆から愛される森の参謀。

カースメイデン

バトルがそんなに楽しいですか?
だったらもっと楽しくしてあげますよ……。
――マウラ・アベラルド

僕のバトルは苦しみそのもの。
いつまで笑っていられるか、見ものですねぇ。
――マウラ・アベラルド

福呼びの狐

「騒がしい都から離れ、穏やかに過ごせないものか」
疲れ切った男が森の中で独り言ちていると――コン。
鳴き声と共に、美しい毛並みの狐がゆらり、と現れた。
――ある客人の記録、1

白い狐は神の遣い。大層なご利益があるという。
そんな噂を耳にしていた男は、半信半疑で銭を捧げた。
すると――コン。気づくと男の目の前には、大きな寺が。
――ある客人の記録、2

天罰の司祭

魔の者よ。安心して懺悔なさい。
神の裁定に貴賎はなく、誰であろうと等しく行われます。
……なるほど。
ちょっと村を焼き払ってしまっただけなのですね……。

神の裁定は……バツ……と見せかけてやっぱりバツ
圧倒的に罰!私のもとに送られる者は、皆バァァァッツ!
我が眼前に居る時点で、アナタには反省が足りない!
他の子羊たちと同じく、深く深く深ぁぁぁく反省なさい!

説話の伝承

信仰には様々な形がある。
だが、崇められるべき神はただ一つである。

ジャスティス・マナ

母より子らへの贈り物。
曇りなき心が受け取ったのは、使命に宿る正義のマナ。
為すべきことを為すために、マナは彼らに力を齎す。

宝石の輝き

磨かれた美は、見る者の胸を打つ。

 

ご覧あそばせ?
――七宝石の姫・レ・フィーエ

聖痕の発動

独りだけ利益を得続けられると、本気で信じてました?
規律を乱す思い上がり、均衡にて切り捨てましょう。
――イズニアの軌跡・4

不器用な信頼

これは未練。繋がりを排しきれない己の甘さ。
飢えた獣に堕ちぬ為――良心という鎖をどこかで求めた。
「ムニャ……ヴァイディ、様ぁ」
――ナテラの軌跡・4

信仰の一撃

救いとは、疑う者への見せしめである。

詠唱:天馬召喚

天空を拝せよ。さすれば天馬が舞い降りん。

詠唱:白翼への祈り

祈りに集う、純白の翼。

詠唱:聖なる願い

天恵をもたらす、純粋なる願い。

詠唱:夢想の白兎

ようこそ、夢幻の世界へ。

星導の天球儀

空と大地を秘めし天球儀。
その傾きが運命を指し示す時、
選ばれし者の伝説が始まる。

詠唱:翼の砂時計

時は去りゆく。
流れ落ちる砂のように。
あるいは、空を翔ける翼のように。
――翼の巫女の教え

頂きの教会

さぁ、世界に調和の華を咲かせましょう。
――アークビショップ・レリア

 

頂きにて咲き誇るは、大輪の調和の華。

封じられた法典

信仰とは受容であり、許容である。
紐解いて出でた真理が例え汝を焼こうとも、
溢れ出た言葉が汝の身を導こうとも、
ただ受け入れよ、ただ許せ。

黄金の鐘

「これも鳴らしていいの!?リンゴンリンゴーン!」
――ベルエンジェル

 

ウサミンの音色、響かせちゃいますよ~!
――安部菜々

ムニャール登場

「過激派《マーナガルム》の参謀といえばこの方さ。
使命感を持ってらっしゃるし……時々、木の実もくれる」
――ナテラの過激派《マーナガルム》

邪教の神殿

うっふふぅ♪お困りのようですねぇ?
神殿アドバイザーのメルちゃんに相談してみませんかぁ?
――異端の修道女・メルコット

詠唱:一角獣の祭壇

ユニコも一緒に踊ります!
――一角獣の巫女・ユニコ

獅子の聖域

どれ、試してあげよう。
全力をもって挑むがいいさ。
――レオン・オーランシュ

気高き魔除け

魔除けは魔が嫌うもので作られるというが、
魔が真に嫌悪するのは、魔除けを信じるほど清らかな心。

教皇の祭器

教皇が己を飾り立てるのは、
己が教理の飾りであることを忘れぬため。

スネークプリースト

蛇神さまのおわす場所には…誰一人…虫一匹…近付けさせはしませんわ…。ふふ…。

踊り…踊り…私は蛇神さまと一つになる。何たる光栄なのでしょう…。この儀式…誰にも邪魔は出来ません…。うふふ…。

ラビットヒーラー

そこぉ!またケガしてるじゃないの!もー、どいつもこいつも突っ込みすぎよ!回復するこっちの身にもなんなさいって!

私の周りの連中はどうしてこんなケガするのかしら…え?キミに回復して貰いたいからだって?…バ、バカじゃないの!?ったく、どうしようもない連中ね!私がいないとダメなんだから!

アーデントシスター

主の威光を理解できなくとも、この剣の輝きには恐れを抱くようですね。…悪魔よ。己が罪悪を悔やみなさい!…成敗!

悪魔よ…何度この地に舞い降りようとも、私は主の代行者として汝を裁き続けます。穢れ無き魂を持った…この子たちが居る限り!

マイニュ

我は形なき者。我は純粋なる悪意を持つ者。我は…お前の中に潜む者。

己が身を省みよ。そう…我はお前だ。お前の心の中に眠る、冷たい悪意そのものなのだ。

加護の修道女

あら…ちょっと元気がないみたいですね?大丈夫ですよ、私がついていますからね!

ふふ!元気になってくれてよかったです!人は元気なのが一番だって、主も仰っていますからね!

天界の忠犬

ソイツは神殿の守護者さ。基本的には無害だが、周りに浮かんでる鏡の破片には気を付けろよ?ザクッといっちまうぜ。

ソイツは神殿を荒らす盗人には容赦ないぜ。睨まれたら最後、鏡の球体がどこまでも追いかけてくる…ってわけさ。

フロッグクレリック

ケロケロ!いたいのいたいの、飛んでケーロ!…初めて使った魔法だけど、いたいの飛んでったケロ?

ケロケロ!いたいのいたいの、飛んでケーロ!…初めて使った魔法だから、逆にいたくしちゃったらゴメンだケロ!

煌翼の戦士・リノ

いつだって前向き、前のめり!世界を護るために一生懸命がんばるよっ!

あたしね、色んな人に護られてきたんだ!だから今度はあたしがみんなを助けるから!深い闇だって笑い飛ばしちゃうよ!

ミストシャーマン

もう大丈夫だよ。さぁ、君を世界から隠してあげる。僕の生み出す霧のカーテンでね。

怖がらなくていい。世界はもう、君を見つけることなんて出来ないよ。霧のカーテンの中に居る限り、ずっとね。

聖なる弓使い・クルト

聖神弓』よ、俺に力を与えてくれ!大いなる闇を祓う、清き力を!

聖神弓』に選ばれたあの日から、俺ずっと覚悟を決めてるんだ!世界のためにこの命をかけるってな!

赤枝の聖騎士・ノイシュ

この国を恐ろしき嵐が襲うであろう。我らは赤枝の聖騎士として立ち向かい、耐える役目を担っているのだ……。

この国の行く末に祈りを捧げよう。王は正しく、民は勤勉であり、我ら赤枝の聖騎士は強靭であり続けるように……。

スノーホワイトプリンセス

「雪と咲く一輪の華、その美しさを妬む者あり。悲しくも卑しき意思により、少女は深き眠りにつく。少女のまなこを開くには、王子の口付けが鍵となる」―『童話:雪華の少女』、第五章

「すきとおる肌は、まるで雪。つややかなる唇、まるで華。おぉ、儚くも美しい姫よ。私の口付けで貴女のまなこを開きましょう」―『童話:雪華の少女』、第七章、王子の言葉

スタービショップ

星は見えずとも常に輝く。
人の心もそれと同じだ!
君の心の輝きを――見せてくれ!

星は暗き不安を追い払う。
人の心もそれと同じだ!
君の心の輝きで――明日を照らすんだ!

アンドロメダ

神はその美を妬み、その美を隠すことを望んだ。
死の雲が彼女を覆い、彼女の光は失われた。
――『美星の輝き』、第三章

死の雲に包まれてなお、彼女は屈さず、諦めない。
その気高き心は光と化して、死の雲を打ち払った。
そして、地上は彼女の輝きで満ちたのだった。
――『美星の輝き』、最終章

ソードシスター

祈りだけじゃ軟すぎる。
刃だけじゃ硬すぎる。
だから私は刃に祈るの。

祈りの刃で悪しきを斬り裂き、
無垢なる者を抱きましょう。
全ては調和ある世界のために――。

デスサイズシスター

懺悔をすれば、救ってあげます。
アナタの罪は、ここで断たれます。

幸せってなんでしょう?
救いってなんでしょう。
私にとってはこれです。
――アナタのその、恐怖の顔。

宝石の巫女

どんなジュエリーがお好みですの?
キュートなものから、セクシーなものまで!
よりどりみどりに、取り揃えてますわっ!

時には可憐に、時には艶やかに!
ジュエリーは人をステキに変えますの!
さぁさぁ、どうぞ選んでくださいませー!

ウィンドプリースト・ヘイゼン

私は、風の神官ヘイゼン。
人々を救うため、世界を旅している。
私は元軍人だからね、神殿で難しいことを語るより、
この足で、世界を巡るんだ。

この罰当たりがァァーッ!!
口で言ってもわからないのなら、
愛の鉄拳で目を覚まさせてやるッ!

ホーリープリースト・ロレーナ

幸福な一日があるのは、神様のおかげです。
だから、私は日々祈ります。
だから、私は日々鍛錬します。
では今日も、祈りと共に正拳突き!始めましょうか!

神様はとっても優しいです。
ですけど、優しいだけでは世の憂いを晴らせませんよね。
あなたが傷付いたら、きっと神様は癒してくれます。
もし、あなたが悪さをしたら……きっとオシオキですよ?

神鳥の修道女

ちょっと一言よろしいですか?
悩める貴方に助言をします。
飛ぶ鳥のように自由に生きなさい。
さすれば不細工な悩み顔を晒すこともありません。

キィー!
(いいヤツなんだけど一言多いんだよなー)
――壮麗なる隼

ユニコーンナイト

「どうして、争いは無くならないの?」
少女の無垢なる問いかけに、白き聖獣は答えた。
自分と契約した者は、争いを失くす力を得ると。
「じゃあ……わたしが、あなたの騎士になる」

「あなたは、すごいね」
少女の賛辞に、白き聖獣は首を振った。
争いはまだ失くしきれぬと、そう零した。だから――
「わたしたち、いっしょに……どこまでも、いこう」

安息の信者

深き眠りを尊び、願う。
世界に救いなどありはしない。
だが世界に棲まう己の心に救いはある。
ならば求めよ、眠れ、眠れ。

教義の二、心に浸れ。
外に救いを求めることこそ、過ちの始まり。
己が内、己が安息を見つけ出し、尊ぶべし。
――『安息の教団』、使徒の言葉

イビルアルミラージ

月光、美味しくて。
昂って、真っ白になって、それでアレを口にしたの。
月光、美味しくて。
でも……もっと美味しくする方法、見つけたの。

ニンゲン。
よく喋るから嫌い、仲間を捕まえるから嫌い。
ニンゲン。
でも好き。月夜に口にすると、震えるほど美味しいの。

セイントガンナー・コレット

こらー!
人を惑わす闇の住人は、聖裁使徒が許しません!
大人しくしてないと聖水入りの弾丸で撃っちゃいますよ!
……当たるかどうかは分かりませんけど!

手を上げてください!
ゾンビさん、人間を食べちゃいけませんよ!
そんなに可愛いのにどうして悪いことするんですか!
……え?ゾンビは可愛くない?そ、そうですか……?

白きレインディア

信仰を胸に、己の限界を超える試練の刻、
信心の審判者たる、純白の御使いが現れる。
汝の心に信心あらば、神の庇護がその身を覆うであろう。
――ある地方の神託

苦しい戦況の中で、祈りと共に剣を振ったら――
白い神獣と目が合って、身体が軽くなったんだ。
俺はその瞬間から、傷一つ受けずに戦い抜いたよ。
――ある地方の聖騎士

異端の修道女・メルコット

メルヒェンな神殿へようこそぉ!
神を祭る建物がメルヒェンだっていいですよねぇ。
さぁさ、遠慮しないで入ってくださぁい。
道案内は、神殿アドバイザーにお任せあれぇ!

本当のメルヒェンは、深ぁい絶望の中にあるんです。
この神殿に神はいませぇん。
地上を残酷で真っ黒なメルヒェンワールドにする為……
氷獄の底から、あの方をお招きする予定なんですぅ!

マシンファルコン

機械は思わぬ方法で、救済の手段を示して見せた。
教会の皆のもとに、金属で出来た鷹が訪れたのだ。
その戦闘力は高く、教会は悪魔も避けて通る地となった。
――教会の記録・2

妙な機械がやってきて、機械の鷹を置いていったんだ。
あれってもしかして、神様の遣いってやつだったのかな?
まぁこれで、教会の皆が落ち着いて神に祈れるな。
――信仰者の言葉・2

怒れる天界の忠犬

「この傷か?……昔、神獣の機嫌を損ねちまってな」
古傷を持つ盗賊は、唇を吊り上げた。
「鋭い爪に、むき出しの牙……とんでもねぇ怪物だった」
盗賊の武勇伝は、聞く者に恐ろしい神獣を想像させた。

「ソイツが得物を構えたら、諦めろ」
盗賊は、誇らしげに自身の古傷を指差した。
「古代兵器さ……狙われたらもう逃げられねぇ」
話を聞いた者たちは、神獣の恐ろしさに震えた。

機械腕の祈り手

核による変質の影響は、新たな最適化を生み出していた。
自らの手で救いを広げるマシンファルコンとは逆に、
彼女は更なる救いを神から引き出そうとしていた。
――ある修道院の記録・2

空から救いを広げるのも、とっても素敵な活動だけど……
祈り手の私は地上から、皆に救いを届けるわ!
……って、この機械どうやって使うの~!?
――機械腕の祈り手からマシンファルコンへ

調和の聖女・レリア

この身は天秤、調和の礎。
今、審判を委ねなさい。
肉体と精神を、正しき秤に載せましょう。

不均衡こそ、過ちの源。
強き肉体、弱き精神。逆もまた、自ずと然り。
秤を乱す者よ、己の弱さを知りなさい。

清純なる祈り・エイラ

「エイラ、また祈ってんのか?」
「はい。ちっぽけな私でも、神様に届けられるなら……」
――クルトとエイラ、ある日の会話

「悪い奴らをやっつけろ、って祈ればいいじゃねぇか!」
「えと……誰も怪我しないのが、一番だと思いますから」
「……そういうとこは、しっかりしてるよなぁ」
――クルトとエイラ、ある日の会話

エンジェルラット

出来るだけ重いものを運びなさい。
それを恐れるのではなく喜びなさい。
その背に生えた善導が、貴方の使命に力を貸すから。
――『自然賛美の書』

自然より多くを与えられし者は、多く背負う役目を持つ。
翼持つネズミも例外でなく、彼は日々重き鉄球を運ぶ。
次の休暇まで二十日。この使命は、覚悟無くば務まらぬ。

フェザーフォルクパニッシャー

見過ごせぬ時には立ち止まりなさい。
授かりしことを思い出しなさい。
その手に籠る頑然が、貴方の使命を果たさせるから。
――『自然賛美の書』

正義に己を燃やすとき、手に力が湧き上がる。
これぞ自然が与えたもうた、人ならぬ人たる我らが役目。
広めに行こうではないか。この使命を、新たな土地まで!

聖杖の司祭

――『聖騎士団戦記:第二章』
神様のいなくなった世界に、邪悪な神が君臨した。
世界の色んな場所で、邪悪の兵隊が現れたんだ!

――『聖騎士団戦記:第三章』
抗う僕達……いや、俺達の前に邪悪の遣いが顕れた。
奴らは天を閉ざし、地を灰にし、海を枯らした……!

サンライトシスター

闇に閉ざされた国を訪れたのは一人のシスター。
彼女が祈りを捧げると奇跡は起き、天より光が齎された。
「神様なんて、そんなに遠い存在じゃないですよ」

「私にとっては身近な存在なんですが……」
「ずっと視えてればそうでしょう」
――サンライトシスターと守護神の会話

博愛の翼人

苦難の中に舞い降りなさい。
たくさんの優しさを配りなさい。
その温もりに込めた想いが、貴方の使命を伝えるから。
――『自然賛美の書』

人を堕落に導く機械の行いは、まさしく悪行。
正しき行い。正しき導き。想いを握り、立ち上がる。
善の光は潰えない。悪の闇を打ち倒すまで。
――使命の光輝・3

機械鞭の僧侶

機械の導入によって、信奉は先鋭化に到達する。
衝動に身を任せ、鋼鉄の鞭を振るうことを肯定した。
己を偽らぬことで祈りの質を向上させたのだ。
――大教会の秘録

利便性への依存を堕落。堕落への導きを悪と称すなら、
彼らはそれを受け入れる。悪が善を討つと信じるがため。
悪の闇は潰えない。善の光を喰らいつくすまで。
――救済の崇拝

剛健の翼人

見つけた聖地の数だけご褒美を食べれる決まりなんだな。
高い場所から探せば、たくさん食べられるんだな!

たくさん食べるためだけに風の魔法を習得するとは……
そこまでの執念があれば、もはや立派な信仰心です。
――カームフェザーフォルク

エレガントバード

一説に、その羽が上から見る方が美しい理由はこうだ。
白き雪原で、空往く仲間に見つけてもらうためだという。
――『辺境稀鳥図鑑』、白雪の彩

その羽は、空往くものへと贈る羽。
抜け落ちた羽の輝きによって、惹かれる羽もまた変わる。
――『辺境稀鳥図鑑』、白雪の彩

赦しの聖騎士

これより受ける其方の苦難、存分に享受なさい。
裁きとは、赦しを与えるための大いなる恵み。
これほどの責め苦、どれほど清き身になれることか!

僭越ながら、其方の苦難に私めも補翼しましょう。
聖なる痛みにお喜びを。そして、どうぞご安心を。
途中で御許に召されたなら、それこそが赦しの証にて。

鐘楼のシスター

親切な天使様が、鐘の鳴らし方を教えてくれたんです!
いきますよー?せーの……りんごんりんごーん!

……あっ!そろそろ黄金の鐘に行く時間!
天使様に届くように、今日もはりきって鳴らさなくちゃ!

開眼者・ウーノ

そうさ……争いはいつだって空しい。
勝者も敗者も等しく喪失し、悲劇を得る。
起きた時点で止められない。ならば未然に防げばいい。
戦う気すら起きないような力……全空の脅威を以てね。

恒久の平和を築く方法は、そう多くない。
財貨か?いいや、違う。残念ながら道徳ですら叶わない。
善意しかなくとも争いは起こる。故に必要なのは脅威だ。
天より輝く抑止力。それが私達、十天衆さ。

ダーティジャスティス・パイン

残念、罪人さんにつける薬はありません。
ただでさえ今の世の中、お仕事が多くって楽しいんです。
更生なんて面倒タイクツ、一生牢屋にいてくださいね?

溢れる罪に追いつくには、あらゆる手段が肯定されます。
はぁ?収賄?癒着?隠蔽?偽造?横流しに職権濫用?
あらら、疲れてますね。さ、ちょっとこちらでお休みを。

コンス

耳を傾けよ。我が隼の杖は汝らの罪を裁く。
憂き世に彷徨う者共よ、我、今こそ汝らに神託を与える。

悔い改めよ、佳宵は汝らの罪を照らし出した。
この額を仰いで逝け……今、此処に救いを渡す!

輝きのシスター

素晴らしき神へ、仕える身なればこそキラッキラ!
私がショボショボぉ~では、神まで侮られますものね!

神は天にあり、人の様をジジーっと見ておられます!
御心に応えるよう、いつでもピカピカでいませんと!

ユルルング

聖なる泉の蛇神は、水面を打ち飛沫を上げて雲を生む。
降る雨は加護、命は育ち、潤う肌は命を謳う。

時に泉から溢れて走る氾濫も、威でありながら恵み。
聖泉の覆いを受けた地面は、肥沃なる土壌を手に入れる。
人は、畏れ崇めて感謝する。大いなる蛇に、豊かな水に。

ラクルラフター・カルミア

あははははは!大丈夫ですか、お辛そうですけど!
よろしければ、私の笑い声を聞いていってください!
私これでも治癒師で、笑い声に癒しの力があるんです!
では、失礼いたしまして……あっははははははは!

そうだったんですか。お姉さんが、呪いで寝たきりに。
でしたら、スージーちゃんに会ってください!
生まれ持っただけの私と違って、自分でがんばった……
立派で優しい呪い屋さんなんですよ!あはははははっ!

安息の隠者

深き眠りを尊び、願う。
穏やかなる眠りを広めよ。心に浸れ。
目覚めることなかれ。眠りに堕とせ。
教義のままに、安息を為せ。

世界が授かり戴いたのは、青き石板。その左方。
記されしは安息なるもの。多くの者が魅入られる。
だが災いが砕けた時、石板もまた砕けて散った。
教徒たちは教義を抱いて、巡礼の旅を始めた。

神殿の癒し手

違反者の方々。当神殿では、行列の割り込みは禁止です。
整理券を配布しますので、迎えが来るまで少々お待ちを。

お並びの方々は、皆が天命を全うしております。
……せっかちな人。アナタの順番は、まだまだ先ですよ。

絶望の崇拝者

深き目覚めを尊び、願う。
苦難に満ちた目覚めを広めよ。心を脱せ。
眠ることなかれ。現世に堕とせ。
教義のままに、絶望を為せ。

次なる災いが訪れた時、石板もまた現れた。
世界が新たに授かったのは、青き石板。その右方。
記されしは絶望なるもの。多くの者がまた集う。
教徒たちは教義を掲げて、神殿に帰還し絶望を為す。

ブライトパラディン・ウィルバート

己の邪悪など、とうに知っている。
人々の弱さは俺の罪。俺の弱さこそが全ての元凶。
対峙なら、悪夢の中で何度でも。我が心は眠りを望まず。
――安息の試練、受けてたとう。

至上の安らぎを知った。根本が欲する望みに触れた。
されど英雄は、夢を振り解く。己に安らぐ資格はないと。
――安息の試練を越え、ここに福音は齎された。
「この身に幸福など許されない。俺が許さない」

双刃のフェザーフォルク

何が支配だ。弾圧だ。教えてやる、羽ってのは自由の証。
鳥籠も鎖もぶった斬る!この双刃だって立派な羽なのさ!

帝国に支配された村の人々は見た。果敢に抗う四枚羽を。
その羽は皆に一縷の望みを示し、心の鳥籠を断ち斬った。
……人々が立ち上がり自由を勝ち取るのは、少し後の話。

警策の翼人

風光明媚の庭に緑の香り。喧噪一つない静寂があった。
「俗世の穢れに蝕まれ、魂が休息を欲しておりますな。
この寺で徳を積み、穢れを祓っていきなされ」
――ある客人の記録、3

穏やかな修行の日々は、男を確かに癒していった。
「肉体の休息など無意味。魂こそがヒトの本質。然らば、
魂の穢れを祓うことこそが、真の休息となりましょう」
――ある客人の記録、4

ネクベト

其は太陽神の娘。王権の象徴にして、王家を護りし女神。
慈しむ眼差し。庇護の羽。幼きファラオを包み込む。
彼らが己の輝きを掴むまで、彼女は王家の子を庇護する。

広がりしは禿鷲の羽。右目に映りしは太陽の輝き。
王は育つ。彼女の下で。羽は包む。未来の王を。
成長せし王の威光が、彼女にとっての白き王冠となる。

仮面の修道女

天に裁けぬ悪を斬る。
教会の教えも、正しさも……今だけは、この仮面の下に。

教会が白と言えば、黒も白となる。私はそれに背けない。
だから仮面で覆い隠すんだ。教会に背けぬ修道女の私を。

セイクリッドシスター・ティナ

辿り着きしは教会。会得せしは闇を祓う光の術。
聖なる輝きは悪しき者を浄化し、清き救いを与える。
「危ないことばかりしている兄さんを見て、思ったの。
私が進まないと、兄さんも過去に囚われたままだって」

己が在り方を変えるべく、未来という名の闇へと進む。
兄の妹として。行く先は分からなくとも、光を携えて。
「どれだけ哀しくても、過去は変えられない。けど……
ここからやり直すことは出来る。私はそう信じたいの」

天昇のプリズムプリースト

ヘイ!雲の上ならワルさが見つからないと思いマシタか?
ワタシ知ってマス!バッドなボーイは高いトコロへ昇る!
さぁ、お仕置きの時間デス!カモン!マイジャスティス!

たくさんお祈りして、たくさんお仕置きして、
ワタシも色々な経験を積みマシタ……デスガご安心を!
ご覧の通り正義の心だけは、何一つ変わってマセン!