ごった煮

創作用。まとめ

【シャドウバース】フレーバーテキスト【ニュートラル】其の弐

天翼を食う者

絶望を孕んだ断末魔こそ、我が力。天使たちよ、その純白の羽根を、一枚残らず毟ってやろう!

天使たちよ…喜ぶが良い。貴様らは、高貴なる我の糧となれるのだ。咽び泣いて、地獄に沈め!

アテナ

勇猛果敢なる戦士よ。我が盾が、襲い来る苦難と敗北を防ぎましょう。さぁ、終わりなき戦いを駆け抜ける術を貴方に!

我が智慧は、天運と宿命を超えた栄誉を約束します!選ばれし戦士よ…私と共に悪しき者を討ち果たしましょう!今こそ、勝利の栄光を貴方に!

レイジングエティン

月夜に跋扈する双頭の巨人。鋼の如き肉体は、刃を折り矢を弾く。

鋼の上に鋼を纏い、双頭の巨人は夜を闊歩する。返り血に染まった鎧が、月夜に妖しく煌いた。

獅子の豪傑

我らが領地に踏み入るは良し。だが、踏み荒らすは看過せん。去ね、牙無き者よ。

我は獣にあってけだものに非ず。我が爪牙は無暗に振るわぬ。故にお前は、この大斧を持って断ち切ろう。

ミスターフルムーン

どうだね、吾輩の顔は。
完全無欠、思わずみとれてしまうだろう?

どうだ!この満ちきった顔は!
風光明媚、思わず腰を抜かしてしまうだろう!?

スットゥング

蜜酒を求め、怨敵を求め、
大地を彷徨う内に、正気を失い、
その体躯、憎悪、憤怒ではち切れんばかり。
――『スットゥングの詩』

蜜酒をあおり、笑う軍神、
記憶だけが、彼の身を苛み、
幾つもの山を越えども、天の者に出逢えるはずもなし。
――『スットゥングの詩』

蒼天の守護騎士・カタリナ

ルリアを連れ出したあの日、私は誓ったんだ。
私の持つ力の全てをかけて、ルリアを守り抜くと。

私はすでに帝国とは道を違えた者だ……
遠慮はいらない、全力でかかって来るがいい。
ルリアには指一本触れさせん

スカアハ

クランの猛犬よ、お前は天の神により選ばれた。
ルーン魔術の全ても、全てを穿つ槍術も、
あらゆる武芸を授けてやろう。

天の神はお前の成長を望んでいる。
ならば私はお前の師となり、お前の武を導こう。
さぁ、励むが良い。やがて来る決戦のために!

美食天使・エカテリーヌ

料理の腕はヘッポコで、未熟極まりないワタクシですが、
大切な人に最高の料理を届けたい気持ちは理解できます。
ワタクシの『神の舌』で貴方の料理をお手伝いしますわ!
ではまず一口……ふ、ふわぁぁぁぁああああん!?

こ、この料理は……!なんて繊細で優しい味付け……!
はぁ、はぁ……いくつか改善すべき点はありますが、
とてもたくさんの愛情がこもった良い料理でしたわ。
ふふ……ワタクシも負けていられませんわね!

再編の女神・ウルズ

可能性を求め続ける者の前にこそ、女神は現れる。
傷つきながらも諦めぬ者を女神は決して見捨てない。
――『再編の女神』、第二章

可能性を阻む者の前にこそ、女神は現れる。
自由を奪い去らんとする者を女神は決して許さない。
――『再編の女神』、第三章

母なる君

「マナは枯れ、自然は腐った。我らは見捨てられたのさ。
子はいつか、親から離れるものだろう?
ならば、今がその時だ――対話ではなく、刃をもって」
――呪われし影・ヴァイディ

「マナは輝き、自然は実った。我らは育てられたのだ。
子はいつか、親に恩を返すものだろう。
ならば、今がその時だ――刃ではなく、対話をもって」
――王たる光・ベイリオン

シヴァ

心願に応え顕現せし、究極の力持つ破壊神。
その手に神槍・トリシューラ。額に眠るは第三の目。
其は不変なる力の化身、万象悉くを救う者。

第三の目が開く時、悪滅の光が世界を包む。
齎されるは、善護の劫火。
其は一切を焚き上げ無に帰す、無慈悲なる救いの炎。

日の出の女神・ミトラ

はぁ~いみんな、おっ待たせ~!
ミトラが来たからにはぁ、楽しいことがいっぱいよ~!
そぉ~れ、ご加護の大判振る舞~い!

本当はね、みんなのお願いぜーんぶ叶えたいんだけど……
せいやく?しれん?をしないとダメなんだって。
でもでも、ちゃんとがんばってくれたいい子たちにはぁ、
ミトラがい~っぱいご褒美あげちゃうわ~!

《世界》・ゼルガネイア

我が《世界》は掌。司るは《完成》、汝、逃れ得ぬ創世。

終焉とは《未完》、創世の予兆。全て《世界》の掌の上。

虚無ノ哭風・グリームニル

運命は堕落、宿命は逆巻く。
我が運ぶは祝福に非ず、滅びと邪悪、痛みと暗黒。
叫べよ暴風、喰らえよ烈風。世界よ滅べ、此の名の下で!
……フ!フフフ!闇堕ちごっこだろ!俺も混ぜてくれよ!

此処は可能性の地。救世の騎士が存在しない世界線
救われるべきものが救われず、よって世界は破滅する。
運命堕落、宿命逆巻く、しかし変わらぬものもある。
清浄なる風が目覚めし時、世界の闇は祓われるだろう。

黄昏の神槍・オーディン

黄昏の戦場。馬蹄の篆刻。神魔が慄くベルヴェルグ。
軍神の降臨即ち、悠久より定められし終焉の幕開け。
世界の命運――ラグナロクの鬨、来れり。

神槍地平を射抜き。神脚叢雲を霧消す。まさに人馬一体。
一切を灰燼に、合切を撃滅す。戦塵巻き上げ咆哮荒ぶる。
世界の畢竟――ラグナロクの時、果てり。

ユピテル

世界の終焉、破滅の予兆、大いなる災禍……あっはっは!
いいじゃないか!退屈よりはよっぽどいい!
大丈夫。アタシたちに、越えられない壁なんて無いさ!

終焉、破滅、災禍。何が敵でも、諦めないヤツらがいる。
人も神も魔も関係ない。アタシはその勇気に手を貸すぜ!
さぁ、派手に行こうじゃないか――『雷霆の巨手』!

絶大の唯我・マゼルベイン

          試練の一、唯我の禍。
          群れ集う神を凌駕し、
          唯一を現す神に至れ。
――『唯我の試練』、原典・右の座

最後の時まで、一瞬たりとも気を抜くな。
かつての試練など只の片割れ。
未だ災いの道半ば。故に、今こそ告げる。
――さぁ、次なる試練を与えよう。

サタナエル

地の底へと堕ちた神の子。反逆の堕天使。
神の威光は消え失せた。ひしめく魔神が彼の首を狙う。
斬殺。惨殺。堕天使の旗揚げは修羅の闘争より始まった。

地の底を統べた神の子。反旗の堕天使。
手は奪い。口は蛇。氷の地獄を起した無貌の王。
残映。慙恚。闇の軍勢は集い、天上に牙剥く敵は成った。

ジャイアントハッピーピッグ

ぶっぶぅ♪
ハッピーが詰まってとーっても大きくなれたぶぅ!
泣いたらダメぶぅ。泣き止んで一緒に笑うぶぅ。
アンハッピーはボクが食べて、ハッピーをあげるぶぅ!

ぶっぶぅ♪
甘くて優しい味がいっぱいするぶぅ。
ハッピーオーラがキラキラ、星みたいに輝いてるぶぅ!
たーっくさんの人がハッピーになったぶぅ!

魔術書の解読

魔術を修める近道は、魔術書を読み、知識を得ることです!

探偵の推理

犯人は凶器で心臓を射抜く。
探偵は論理で真相を射抜く。

神話の剣

「俺じゃない」
伝説の勇者と謳われた男は、唇を歪めた。
「この剣が、全部終わらせちまったんだ」
神の剣が斬るは神の敵。人の想いは届かない。

ジャイアントマッチ

紛うことなき災害だが、賭場と屋台が立つ類の災害だ。

ガブリエル

神の言葉を抱きし、偉大なる四大天使の一人。慈悲深き微笑みは、人を大いなる高みへと導く。

天に舞う白き羽根と共に降臨せし、純白の大天使。彼女は神の代行者として、選ばれし者に新たなる力…伝説の聖剣を授ける。

インペリアルマンモス

巨獣が一歩踏み出すと、百の兵が吹き飛んだ。

巨獣が二歩目を踏み出すと、千の兵が逃げ出した。

サハクィエル

空を司る可憐なる天使。あどけない表情とは反対に、聖なる力で星の杖を自在に操り、宿敵を光矢で貫く。

無垢な天使が小声で討て、と命じる。高邁な天使の呼び声に応じて空の戦乙女たちが降臨し、悪しき翼を一掃した。

癒しの奏者・アンリエット

神に授かったこのリラで、祝福の音色を響かせましょう。温かな心が生み出す美しき旋律は、きっとあなたを癒すはず……。

神に選ばれし奏者として、この旋律を楽園より伝えましょう。奏でる音色はまだ弱い……けれども、いつか世界中に届くと信じているわ。

ギガース

巨人を討つのに必要なもの。
百の剣、千の矢、万の命。
――『おそろしき巨人の歌』

巨人を討つのに必要なもの。
実力、度胸、死の覚悟。
――『おそろしき巨人の歌』

ゾディアックデーモン

天に座し、輝くのみが星に非ず。
天より墜ち、地を砕くもまた、星の威なり。
汝が地を這う者ならば、我に恭順を示すべし。

星が導くは、輝ける運命のみに非ず。
死、絶望、恐怖の定めもまた、星のまことなり。
汝が天に願う者ならば、我が光を恐れるべし。

マルドゥーク

其は神か、あるいは魔か。
否、其は何者にも何物にも喩えられぬもの。
其こそ起源、其こそ終焉。
世界を始め、終わらせるもの。

世界の全てと異なるもの。
世界の全てを越えるもの。
大いなる神も、恐ろしき魔も、
其の前では頭を垂れる。

重装のトロール

道家はその知識をもって、
鋼の継ぎ目を強かに打ち付け、砕いた。
悪鬼はその無知をもって、
鋼を鋼と知らぬままに踏み潰し、通り過ぎた。

武道は知に通じる。
急所、勘所を知ることこそ、武芸の一歩。
だが知とは時に脆く、儚いもの。
大いなる暴威の前では、単純な言葉に成り下がる。

飢餓の絶傑・ギルネリーゼ

ごきげんよう、無知蒙昧。
世界が無垢に笑うから、貪り尽くしてしまいたい。
恋に狂えば酸いを知り、壮丁になるものだから――
――そうね、世界に試練を与えてしまいましょう。

恋しいでしょう、この想い。
恋のように喰らい、飲み込む。
世界からは触れられない。私だけが触れ方を知る。
――そうね、世界に試練を与えてしまいましょう。

進化の導き手・レイナ

私はレイナ。もう一人のレイナ。
アナタの知る私とは、ちょっと違う私だけど……
でも、アナタのチカラになれますから!

本来なら、ありえない出会い。
だから私とアナタの別れは決まってます。
寂しいけど……でも、怖くはありません。
アナタとの旅にワクワクしてるんです!

大鎧のミノタウロス

「オレ、この戦いが終わったら結婚するんだ」
――牛人の隊長
「絶対にあの人を生きて帰すぞ!」
――牛人の部下

「オレ、もうすぐパパになるんだ」
――牛人の隊長
「隊長を援護しろ!」「生まれてくる子供のためにも!」
――牛人の部下達

異界を統べる者

歪な歪と歪みが、理を捩じり、混ぜ、交わらせ。
在り得ぬが在り、し得ぬが起こり、移り変わる。
知っているか、かつて人は大地を見上げて立っていた。
――『手記』、始まりの3行

冥界は天の上に在り、天界は地の果てに在り、
我らは天の雲に足をつけ、空を泳いで生きていた。
知っているか、あの、かの、それが、全てを変えた。
――『手記』、終わりの3行

至高の戦神・オーディン

遙かなる時を超え、ラグナロクは訪れる。
天上の乙女が集めしエインヘリャルは戦場を渇望する。
軍神は自らの愛馬たるスレイプニールを蹴りあげ、
凶暴な蹄音を響かせながら運命の地へと向かった。

フギンは読み取る。世界の『思考』を。
ムニンは感じ取る。世界の『記憶』を。
黄昏の最中、二羽の大鳥が伝えるのは逃れ得ぬ宿命。
それでも軍神は戦場に降臨し、敵と対峙する道を選んだ。

アイギスシールド・アテナ

時は移ろえど、世に戦いは尽き果てず。
また逢いましたね、勇猛果敢なる戦士よ。
襲い来る苦難と敗北より、今一度貴方を守りましょう!

天に名高き、戦の女神にして盾の女神。
彼女の加護と我が障壁、どちらの盾が硬いのか。
いつの日か、試してみたいものだな。
――神の盾・ブローディア

爆炎の魔神

火を重ねれば炎。
では炎を重ねれば?
――魔神の問いかけ

火が暴れて爆ぜる。
では炎が暴れれば?
――魔神の問いかけ

鋼鉄と大地の神

キカイの駆動するセカイ。しぜんの躍動するせかい。
テツのイミ。はなのかち。違うセカイ、重なるせかい。
されど大いなるイシの下、二つのせかいは融合し――
――避けられぬタタカイがはじまる。

天使の伴奏者

喇叭は神に返したさ。審判など、もう懲り懲りだとね!
音楽を楽しめるなら守護天使でいいさ。ま、降格だけど。
ここで本題……腕利きのチューバ奏者、雇わなーい?

僕のチューバは架け橋さ。天使と人を繋ぐ、ね。
天使の僕が伴奏に回り、人々の奏でる旋律を支える。
これが在るべきハーモニー……人と天使の音楽なのさぁ!

マウンテンギガース

「おい!アイツはなんであんなに怒り狂ってるんだ!」
「三千の生き物の中に、人は入ってなかったって事だ!」
――山に入った人間

荒天の雷神

荒天、常に人世を離れず。世俗は暗雲が覆うのみ。
雷神、雲塊の外に現れず。ただ百雷を落とすのみ。
人の増長許されず。身の丈超えた高慢にこそ、雷は落つ。

天明けて、空になく。もはや人世を見守ることもなし。
雷神出でて、寛恕を見せず。高慢は命を落とす他なし。
警告は決別へ。雷霆地を割き、高みは人の手に落ちず。

卵の大爆発

んほぉぉ!わ、われるぅぅ!

終焉の地

焦げた高天、泡立つ七海、蝋涙の大地。
遍く命よ、旧き世界に別れを告げよ。
其は、終焉を齎す咆哮。
創造の時、来れり。

ギルガメッシュ

神々をも凌駕する強大な力を持った半神半人の英雄王。その力は留まること無く、世界の全てを支配した。

神々をも凌駕する強大な力を持った半神半人の英雄王。逃れえぬ死の運命を越え、冥界神に死の秘密を求めた。

ルシフェル

神の遣いとして、私は多くの生命の繁栄と幸福のために尽くしたい。人も神も魔も等しく、光ある生を送るために私はこの力を振るおう。

神に仇なす者として、私は終わりなき虚無にこの身を捧げよう。傲慢なる神々に…破滅と絶望を。さぁ今こそ…反逆の時だ。

アークエンジェル・レイナ

更なる高みを目指す貴方に、私から特別なチカラを授けます!さぁ…受け取って下さい!

私のチカラが、貴方を更なる高みへと導きます!さぁ、参りましょう!私たちの勝利を信じて!

オーディン

神々の頂点に立ち、戦を司る軍神。アースガルズの宮殿から世界の全てを手中に収めることを望んだ。

神々の頂点に立ち、戦を司る隻眼の軍神。神々の黄昏を迎え、黒光る甲冑と神槍を手に決戦の地ヴィクトリドに挑む。

激震のオーガ

破砕、破壊、破滅の象徴。その巨鬼に挑むことなかれと人は言う。挑みし者の命と共に、大地一つが砕けるからだ。

荒れ狂う現象、牙剥く災厄。最早誰にも止められない。振り下ろされた豪拳が…また国を、大地を、世界を殺した。

ランページマンモス

「俺の足が震えてるのはな」
歴戦の兵士は吐き捨てるように言った。
「怯えてるからじゃねぇ。大地が震えてやがるからだ」

「震えてられるのもここまでだ」
歴戦の兵士は、巨象を仰ぎ見て言った。
「後は震える間もなくぶっ飛ばされるだけだぜ」

クロノス

時の螺旋を貫く神意。
刻まれし摂理、遍くものは赴くままに。
日が沈み命が絶え、日は昇り命は生まれる。

時が齎す、破滅と創造。
永遠の平穏は失われ、流れ出す世界と現象。
過ぎ去りしものを追うなかれ。新しきものを抱くべし。

マシンエンジェル

《アクセス認識……》《有効なアクセスです》
《コアの損傷を確認》
《警戒機関作動》
《待機個体を起動します》

《アクセス認識……》《有効なアクセスです》
《コアの変化を確認》
《先鋭化の支援要請を発令》
《予備個体を起動します》

機械神

《アクセス認識……》《無効なアクセスです》
《コア・コードを入力して下さい》
《8種のコア・コードを確認……》
《コード:オリジンを摘出します》

プロジェクト:コアを停止しますか?》《Y/N》
《8種のコア・コードを確認》《実行中……》
《ERROR》《E■ROR》《ER■■R》《■■■》
《再起動》《不正なアクセスです》《殲滅を開始します》

闇の翼・オリヴィエ

神々が定めし理。それは、閉ざされた希望。
もはや猶予はない……ただ突き進むのみ。
天上の神々よ。この理想、愚行と呼ぶなら好きにしろ。
それでも私は止まらない。最後の瞬間、その時まで!

閉ざされた扉の先、希望は待つ。
新世界に至るまで、我が翼は止まらない。
阻む者は覚悟しろ……魔剣の刃が全てを斬り裂く!

ピアッシングエンジェル

悪は奥まですっきり処罰!
見落としがちな黒幕も、この矢は逃がしませんから!

ご覧くださいこの貫通力!
イヤ~なしつこい元凶も、この矢にかかればこの通り!

サハクィエルイスラーフィール

最愛にして最哀の奏天使。妹は、姉の横顔に胸を潰した。
「どうして人は争い続けるの?」
哀を謡って地上を癒すも、人は新たな惨劇を引き起こす。
「姉さまが悲しみ続けるなら……私が人を終わらせる」

姉想いの、空を司る天使。姉は、妹の寝顔に胸を定める。
「悲しみは謡えても、別離だけは選べなかった」
逸る妹に負わせぬよう、黙示録の旋律を奏で始める。
「崩壊を謡いましょう……審判の時、終わりの調べを」

双極の生命・フラム=グラス

我はフラム、そしてグラス。融け合った二人で一人。
禁忌と矛盾の成れ果てに、全く新たな景色を見た。
憤怒。空虚。感じない……我はもう、別の我なのだな。

双極する二つは世界に犇めく。我だけではなかった。
神と魔。正と負。正義に悪……全ては摂理が定めた対立。
分かたれし二つの慟哭、我が一つにまとめよう。
熔けて混ざれ。冷えて固まれ。我らの果てを望むならば。

ダークエンジェル・オリヴィエ

混沌の地に舞い降りた、新たなる同胞を歓迎しよう…。我ら一族が神を討つために、貴公の戦果を期待しているぞ!

闘いの中に生きる、新たなる同胞たちよ…。闘争の果て、遥か地平に待つ新たなる世界を求めて…今こそ旅立つがいい!

イスラーフィール

審判を下すか否かは、最哀の奏天使に委ねられた。奏天使は地上の者らの心を癒すために曲を奏で、哀を謡った。

癒してもなお癒しきれぬ業に絶望し、奏天使は遂に審判を下す。聖涙が一筋零れ、刃となって罪深き者らを引き裂いた。

プロトバハムート

切なる願いに応じて、竜はその身を枷から解き放つ。
壮烈な咆哮は空を揺るがし、
聞く者に畏怖の念を抱かせる。

黒銀の翼を羽ばたかせし竜は、
天地万象を震撼せしめん災いに、
心魂賭して蒼き少女に呼応する。
枷から解き放たれた雄渾たる咆哮は、此の渾天に轟く。

氷獄の王・サタン

天は地に落ち、地は冥へ堕ち。
全ては呼吸を忘れ、最果てまで凍てついた。
奪う者、嘘の蛇、正体無き無貌の存在。
ただ一つ分かること、それは世界の敵であること。

口を開く者、喉まで凍る、臓腑に霜。
口を噤む者、永遠に黙す。
刃は塵に、術さえ灰に。氷の牢獄で命は震える。
ただ一つ出来ること、それは世界を捨てること。

ゴッドコロシアムマンモス

巨象の神は百年に一度、異界から強者を集め大会を開く。
その基準は、枢要たる八つの意志を宿す者。
様々な理由を胸に、代表者たちは闘技場に馳せ参ずる。

象神の百年に一度の咆哮が、異界へ繋がる門を開く。
勝者は支配を、敗者は従属を。
神の背の闘技場にて交わる欲望を、象神は供物とする。

アルティメットバハムート

終焉の黎明。破局の閃光が轟いた。
灰燼の息吹が、寂滅の羽音が、万有万物を燼滅する。
旧き世界の破壊を以て、新生なる創造が始まった。

創造の終息。旧き世界に終わりが迫る。
しかし、赫々たる虚空に向けて希望を冠する光が集う。
遍く生命が手を結び、万古不易の究極に立ち向かう。

サタン

神に反逆せし者は地の底に降り、獄炎をまとって再臨した。冥界の王は、神々と生者全てに血塗られた戦を挑む。かくして黙示録は訪れた。

冥界の王の元へ集いし闇の軍勢は、黙示録の日に歓喜する。破壊と混沌が狂喜乱舞し、世界を絶望の鈍色に染め上げた。

バハムート

全ての神々と居並ぶ至高にして最強の竜。高貴なる漆黒の姿を持ち、その美しさはこの世全ての創造物を圧倒する。

全ての神々と居並ぶ至高にして最強の竜。神撃の力は全てを超越し、その力と栄光を欲する英雄の伝説が彩られる。

ゼウス

全能の存在にして、やがて全ての神々の頂点に立つ主神。女神たる母から生まれ、同じく神たる父に反逆した。

恐怖の名を持つ甲冑をつけ、光り輝く雷撃の槍を持つ。その姿は全知全能の天空神として、暁の空に輝いた。

海の女王

我が前で誓い、我が意に跪くのならば、渇望を希望へと変えてやろう。さぁ、貴様の望みを吐き出せ。而して我が望みを飲み込め。

貴様の願いは何処へ行く?憐れなる小石が如く、海の底へと沈むのか……揺らめく泡沫が如く、海面へと浮き上がるのか……全ては貴様の行い次第だ。

至高神・ゼウス

其の手に掴むは、遍くを穿つ雷霆の刃。
暗黒を祓い、威光を纏いて降臨す。
相対する宿敵。交錯する因縁。激動する大地を歩み――
――そして、冥界神との決戦が始まる。

アダマスの鎌は万物諸共に寂滅を絶ち、
アイギスの楯は終焉を許さず。
超軼絶塵たる神々の決戦に、世界が鳴動する。

虚無の堕天使・ルシフェル

神々よ、傲慢の意味を知れ。
自らを不滅と謳い、希望に包まれていると驕ったな。
滅びは万物に訪れる。虚無は必ずやってくる。
我、破滅と絶望を、遍く齎すものなり。

天より地へ、それより底まで落ちようと、潰えず。
神々が天に居座る限り、我もまた、再び飛び立とう。
我はその為に。傲慢を堕とす反逆が為に。
神々よ。どこまで高く昇ろうとも、楽園などないのだ。

始原の竜・バハムート

創世を司る双極の至高。
神に見捨てられた世界を育む、黒銀の翼。
竜の破壊は再生を呼び、万象は流転する。
やがては果てなき空に、星をも超える実りを齎すだろう。

世界の終わりと始まりを司る。
無限の神意は人の身では永遠に及ばず。
創世の秘奥は希望となって、小さな分身に託された。

輪廻の女神

上天より現れし、煌々たる昇天。其は、翼持つ救い。
燐光が舞い降り、迷妄の残滓たちは標を見る。
生き急いだ後悔。遣り残した無念。全ては天へ召される。

救いに報いる、煌々たる星彩。其らは、翼持つ奮励。
穢れを忘れ、英霊たちは天の御使いになる。
終わりなき救いの旅路。子らは慈母の道行きを支える。