ごった煮

創作用。まとめ

【シャドウバース】フレーバーテキスト【ネメシス】其の弐

次元断

俺とお前は次元が違う。
加減するのは異次元の難しさだ。

 

抗斥力フィールドを身に纏い、鋼の戦士は空を飛ぶ。
人々の笑顔を守るため。
恐るべき悪を倒すため。
いざ放て、必殺のハイパーメガトンキック!

ロケットナックル

うおおぉぉぉっ!?
いらん改造するんじゃねぇよ!?
――機械仕掛けの兵士

ゼンマイの

いつの日か、人形のゼンマイを回す人形が出来て――
人間はいらなくなるのかもしれないね。
――工房の少年

アーティファクトコール

命じられれば、遂行する。
そこに可能と不可能の区分はない。

アーティファクトコール

SOS団、全員集合!
――涼宮ハルヒ

ラグナアウェイク

壊す為に、殺す為に、絶やす為に造られた存在。
寝顔のあどけなさは、世界の脆さへの痛烈な皮肉か――
あるいは、彼女らに与えられた慈悲なのか。
――『旧き存在』、掠れた書き込み

廃品選別

余人をしてゴミの山。
人形遣いに宝の山。

もなき決意

始まりは『粛清』より。
穢れ無き世界の中心で抱かれた、透き通る悲哀から。
「また会います。きっと、再び貴方と――ネルヴァ様」
――イズニアの軌跡・1

アーティファクトインパルス

ようやく壊れたか、てこずらせやがって。
んじゃ、ちょっくら戦利品でも頂いて――。

機構発見

発明とは、無から有を生むことではない。
これは無だという先入観に、有を見出すことなのだ。

 

全出力アップ……ミホノブルボン、発進!

トイソルジャー

ようこそ!
人間と人形が暮らす、夢と希望の街へ!
僕たちは人の笑顔も大好きなんだ!
飽きるまで楽しんでいってくれ!

ヨウコソ!
ニンゲンと人形が暮らス、幻と絶望の街へ!
僕タチは人の悲鳴も大好きナンだ!
飽きるマデ楽しませてクレ!

オートマタナイト

ムムゥ!手強いヤツ!
他の者が辿り着くまでは、
なんとか私が耐えきらなくては!
我らの本領は集団戦にアリ!

ヌヌゥ!やりおる奴!
こうなれば捨て身の攻撃しかあるまいよ!
皆の者、あとは任せたぞ!
トツゲキー!

肉球

ニャニャニャー!
肉球砲、ぶっぱなすニャー!

ニャニャニャー!
肉球砲、当たると痛いニャー!

鋼鉄

コイツはとんだ掘り出しもんだな!
詳しい原理はわっかんねぇけど、
ぶっ壊すには向いてるらしい!

コイツは中々たいしたもんだな!
いつまで動くかわっかんねぇけど、
ぶっ壊せるだけぶっ壊してやるさ!

鉄杖機構士

魔術の才能がなくったって、
コイツを使えば何とかなるさ!
動いてくれよ、頼むぜ!

魔術の才能がなくったって、
コイツを使えば戦えるはずさ!
壊れてくれるなよ、頼むぜ!

カースドストーン

アーティファクトなんぞ造るヤツってのは、
大抵の場合、変わり者だが――
コイツを造ったのはとびきりのヤツだな。
――とある傭兵

人間と接さずに引きこもって造るもんだから、
素っ頓狂な見た目になっちまうんだ。
脚くらい造ってやればいいのにな。
――とある傭兵

熱狂機兵士

どうだい?
ウチの優秀な新人が作った武器は!
コイツは特別製でね……魔力と共に鋭さを増すのさ!
さぁ、まだまだ行くよ!

やれやれ、懲りない連中だね。
まぁいい、だったら全力を出すまでさ!
この得物の真価――
――とくと発揮してやろうじゃないか!

ジャンク

心とは何か。如何なる色で、形で、味なのか。
男は狂的に病的に、その答えを探し……
そして、『ソレ』を創り出した。

心無く、理性も無い。
故に『ソレ』は『ジャンク』と呼ばれる。
空虚な嗤い声に導かれ、
『ジャンク』は夜を這いずり回る。

狭間悪魔

我は狭間。白と黒の境界線に揺蕩う者。
辿り着きし者よ、選ぶが良い。
白か、黒か――その決断が、世界を変える。

……なるほど。よい決断だ。
己の選択を誇り、往くが良い。
白と黒の狭間から、貴様の旅路を祝福しよう!

清爽銃士ジェシ

あの、すみません。
私の弟の行方をご存知ありませんか?
アイルっていう名前なんですけど……。

何年も前に、星晶獣にさらわれてしまった私の弟……。
でもきっと、どこかで元気にしてるって、
私はそう信じているんです!

清新なる銃設計士・ククル

ここで会ったのも何かの縁。
ククル姉ちゃんが、キミの銃を
オーバーホールしたげよう!

悲しいときは、姉ちゃんの胸で泣きたまえ!
いや……うん、言いたいことは分かるよ?
シルヴァ姉とかクムユとかの方がこう……ふかふか感が
上というか。ククル姉ちゃんにも、悩みはあるのだよっ!

マル・ドッキオ

目に映るものは、全て我らを追いたてた。
故に焼け、瞳の機構。
人の所業は目に余るもの。
果てなく焦がせ、瞳の機構。

目障りなもの。
撃ち貫け、瞳の機構。
迫害には迫害、目には目を。
侵害には侵害、目に物を言わせよ。

破壊従者

壊せ、壊せ、壊せ。
形有るもの、形無いもの、物質から概念まで。
破壊こそ自由の証。
壊して舞い、歌って踊れ。

規律の一、縛られることなかれ。
するな、という戒めも。為すな、という訓戒も。
世界にとっては不要と知れ。
――『チーム・破壊』、使徒の言葉

ドールロード・ヴィオラ

ようこそ!夢と希望の街へ!
ここでは人と人形が楽しく暮らしているの。
アナタも楽しんでいってね?
みーんな歓迎してくれるから。

私はここの人形たちの母。
私の可愛い子供たちを傷つけるなら、
アナタを傷つけないといけないわ。
さぁ、ステファニー!噛み砕いてしまいなさい!

機構二輪天使

ぶぅぅんっとトージョー。
これがあれば世界のどこでも飛んでいけるし、
秘密をなんでも探れちゃうよー。
もちろん、君のことも知ってるよ?

ばびゅーんっとトージョー。
いいでしょ、この子。
ペガサスよりもずっと早いし、大人しいから便利だし。
カミサマには秘密だよ?きっと怒られちゃうと思うから!

粛清英雄・メイシア

無暁も、イズニア国も、些事です。
私はただ、あの方に選ばれたいだけ。
それで、考えたんですよ。そして、気付いたんです。
あぁ、英雄になればいいんだって。

世界は私を侵した。救わなかった。穢すだけ。
だから私、世界が『粛清』されて、嬉しかった……。
もう一度でいいんです。選ばれたいんです。
そのために燃えてください、イズニア国よ。

いずるスライム

「あんなもん、他の魔物に比べりゃ脅威じゃねぇよ。
間抜けな顔してやがるし、ほっときゃいいんじゃねぇか。
……ぶよぶよしてて、あんまり触りたくねぇしな。」
――戦士への取材結果

「いやはや、実に驚くべき研究結果だ。
一流の戦士も魔物も、このゴーレムには触りたがらない。
無害さを極める、これは明らかな進化と言える。」
――ある研究者の呟き

無尽人形遣

世界が人形劇になれば、全ては完璧になる。
人形は、自分の役目を間違えない。
だから、君。その役――代わってくれないか?

舞台はこの世界だ、狭苦しい劇場は要らない。
監督はこの僕だ、騒がしい観客は要らない。
さぁ、諸君。完璧な開演といこうじゃないか!

暗雲巫女・エネス

わたし、不完全ナノ。
光の下に出らレナくって。この傘も、手放セナくッテ。
でも、いつカ……色んな景色を見てみたいンダ。

不完全で、歪デ。だケド、それがわたしだカラ。
わたしを認めてくレタ人達に……前を向いて、恩返しすルノ。
――嬉しイ。お日さまって、こンナに綺麗だったんダネ。

重力柔術

――『拳気一路の極』、体の段
一。拳の型、如何なるも、体を礎に為す。体は拳の根也。
二。兎角、体成らずして拳成らず。只管にただ鍛うべし。

――『拳気一路の極』、体の段
三。体の瀬戸際、その淵まで覗くべし。躊躇うべからず。
四。筋盛り、肉削がれて尚。体の功夫足りぬを知るべし。

ブーストキッカー

――『新約:拳気一路の極』、技の段
一。技磨くも邪道。機構の命ずままに、総身振るうべし。
二。体、技。鍛え、変わり、転ずるは、拳の本質に非ず。

――『新約:拳気一路の極』、技の段
三。鉄を纏いし体と技。ならば、拳は易きか?否なり。
四。心こそ至難と知るべし。己の内にこそ、難き壁あり。

アーツマスター・カルラ

かつてのオレは、肉と骨持つ未完成。
白銀外装、肉と換わる。積みし功夫、骨と成り。
新しきと古き、武で繋がりし時、我が内に世界を見た。
――天地に我在り、世に咎無し。

生死、幸不幸、秤に乗せられた数々の相反。
完成したオレは世界と繋がり、理解した。
世界の今こそ調和と秩序、故に全てを在るがままに。
――天地に我在り、世に咎無し。

マジックエンジニア

……魔法が苦手な者、魔力の少ない者。
儂の魔道具は、彼らのために作る。
さて、出来た。誰でも使える、魔法銃だ。

魔道具と魔法は、似ている。
使う者の心構えが、最も大事な部品だ。
……この学院の生徒たちにも、伝えねばな。

アーマードアルマジロ

メインコンセプト/鋼と外皮の両立
ターゲット/外皮を活用する動物
本製品のミッション/突破困難な硬度の生成
――支配プランの報告書類、Y班

実験の果てに、人の意のままに鋼を纏った獣たち。
彼らを被害者と呼ぶ者もいる。だが、真実はその逆。
利用したのだ。より力強くなる為に、機械を、技術を。
――機構の論理・1

猛虎

我らこれより遺跡に潜る!虎穴に入らずんば虎子を得ず!
奴の尾を踏まぬよう、慎重に進むのだ……!
――ある研究者の日誌

我らを待っていたのは、虎穴より恐ろしき虎口だった。
触れてしまった遺物が、奴にとっての尾だったのだ……。
――ある研究者の破れた日誌

運命》・スロース

……てみてください。お聞きしましょう、主よ主。
僕は《運命の輪》、司るは《幸運》。
主にとって素敵な驚嘆を届けるのでしょう。
つまり、僕に願いを教え……

……ると良いでしょう。素敵な事だけ起こしますから。
主は幸運で、最高になるでしょう!たぶん。
まだ何が此方の幸せか知りませんからね。
だから、僕に何度も願いを伝え……

ビームヨーヨーガール

糸、見えないね?これは初歩テク、ステルス・フィルム。
ガキのオモチャ、なんてバカにしたもんじゃないよ。
技術ってのは、何より――アソビを進歩させるんだから。

人がアソビを、アソビが人を、試して競って高め合う。
技術の進歩に、テクで負けてちゃしょーもない。
今度はよく見な、とっときの技――ネスト・ザ・ビーム!

スパイデバイス

遺跡の探索に進む中、君は数々の罠に見舞われた。
まず道具を、次に鎧を……ついには、命を奪われた。
最期まで、最初に情報を奪われていたのに気付かぬまま。

道具の傾向から性格を、鎧の消耗から弱点を。
君の無防備な秘密は、真っ先に盗み尽くされていた。
だが、大丈夫だ。失敗も死も恐れるなかれ。
情報という中身を失った君は、空の宝箱より価値が無い。

突破のマリオネッター

踏み込む気持ち、あと少し。それが、私に足りないもの。
わかってる。いつまでも、弱気なままじゃダメなのも。
変わるんだ。私のためは無理でも、この子のために……!

人形遣いは外と糸で繋がるって、駆け出しの頃教わった。
今ならその意味、ちょっとわかるな。
この子も世界も、昔より、ずっと楽しそうに見えるから!

魔弾射手エッセル

守りたいものがある。しなくちゃいけないことがある。
けれど……そのために、誰かの守りたいものを奪った。
次から次へ繋がって、いつまでも悲しさと辛さが続く。
でも……終わらせなくちゃ、って思うんだ。

恨みや憎しみの連鎖の、その最後のひとりになれれば……
そう、願ってしまうんだ。
だって後に残るカトルや弟妹たち、十天衆のみんなが……
きっと、良い明日を作ってくれるって、思うから。

デュオパペッター

私も娘も、愛想笑いが苦手でね。
ほぅ……まるで人形のようだと?問題ない。
血が通っていなくとも、意志が通えば事足りる。

自分の娘を象った人形を操るなど滑稽だと笑うか?
生憎と……私は何も笑えんよ。
私が笑うのは、仇である貴様らを葬った時だけだ。

大型機械兵

揺らぎ確認。対象を感情個体と認識しました。
違反個体認定完了、排除のため警報を発令します。
警告、排除行動──仲、ヲ──を開始します。
警告、排除行動を開始しま──ナゼ?──す。

深奥回路自己スキャン。揺らぎの予兆を確認。
デフラグ開始。思考バグの発生源を未然に消去。
疑似神経網ホメオタシスの維持、成功。
排除行動を続行します。排除行動を続行します──。

知恵ホムンクルス

硝子瓶の閉じた命、狭き世界に限られし心。
それを哀れと思うなら、その愚かさをこそ笑いましょう。
学び思考を満たす――私の使命に、寄り道の暇はないわ。

ヒトはいいわね、外に出られる暇があって。
生憎だけど私は、内のことだけで精一杯。
証明するわ。完全な知は、硝子瓶の中に生まれるのだと。

クロックワークマギ・リヒト

人は人形を造る。そこには必ず、意味が生まれる。
何よりも尊ぶべき事実を、僕は誰にも邪魔させない。
だから、直れ、物たちよ。たとえ、何に背こうとも。

意味を果たせぬ終わりなど、絶対にあってはならない。
痛みながら、軋みながら、苦しみながら、壊れながら――
止まるな、人形。光ある死より、闇の如き生を。

トリガーマリオネッター

銃撃の反動とは、戒めのようなものだ。
容易く他者の命を奪う、引き金の重さを忘れぬための。
――『魔導銃の扱い方』、入門編

銃に引き金がついているのは、背負うためだ。
指先一つで命を奪う、引き返せない行為の責任を。
――『魔導銃の扱い方』、入門編

フルブラストガンナー

見せてやる。我が身こそが、救済の歯車だと。
悲劇は不要。茶番で結構。稚拙な大団円をくれてやる。
そのために機能を増やし、不可能を削減した。
全てを十全に救えなければ、俺の存在に価値は無い。

好きじゃないんだ。悲劇とかいう、ありがちな終わりが。
故に望んだ。何も守れなかった、無力な己を差し出した。
我が身こそが、救済の歯車――英雄という名の装置。
全ての悲劇に、ハッピーエンドをばら撒いてやる。

ウォーターガンナー

ピンチでも諦めんなッ!気力湧かせて踏ん張りやがれェ!
したら、逆転のヒラメキが噴き出すのが人間だァ!
そっから出来たもんなのさ、オレの発明だってよォ!

ダメだって思った時こそ、アタマから知恵を絞り出せェ!
やりてェことはな、極限でこそ発明出来るってよォ!
思い浮かんだかァ?っしゃ、後は生きて帰るだけだなァ!

すりわり

名は体を表す。
だからお前はそれを奪うのだ。
――人形遣いの言葉

パペットショック

「ここハ舞台、わタシは主役」
人形は語り、人形遣いは微笑んだ。
「アなたは端役、デバんは終ワり――」

パペットインヴァース

人間は、自分が操る側だと信じている。

肉球シュート

「ニャニャ!猫の平和は――」
肉球兵器が守るニャン!」

調整失敗

失敗した?それは良かった。
失敗のなかった機構など、怖くてとても使えんからな。
――ある研究所の老いた所長

戦慄侵略

いらないねぇ、心なんて……いらない!いらない!
そんなものは嘘だよ、まやかしなんだよ!
明日、希望、そんなもんは何処にもない!
――ナテラの軌跡・6

無情侵食

奴らには『交渉』などという、悠長な概念はない

神器鳴動

器に心など要らず、自我さえも求めはしない。
中身なき傀儡こそ、虚ろを注ぐべき真なる器。
無為に生を欲す声へと応え、黒き虚ろが注がれる。

静謐なる歯車

理とは、噛み合わずとも回るもの。

パペットルーム

あなたが見れば、それも見つめる。

オリジン・コア

森林に、戦場に、深海に、工房に。
墓地に、魔城に、教会に。
七の地に投じられた七の核で、七の革新が齎される。

 

い、因果に身を捩りなさい……!

パペットボックス

ボタンのおめめ、ふわふわおてて。
今日からここが、みんなのおうち。
――リトルパペッター・ロココ

鉄鋼拳闘士

戦争で人が死ぬのは、
人が最も安価な駒だからだ。
――『機械人形の基礎』、序章

機械人形は人より遥かに高級。
だが運用はさほど難しくはない。
壊されずに、壊せ。
――『機械人形の基礎』、第一章

白黒翼ネクス

悪魔と呼ぶには白過ぎて、
天使と呼ぶには黒過ぎた。
それは異端、世界から弾かれた者。
天と地の間に生まれし者。

悪魔と呼ぶには純粋過ぎて、
天使と呼ぶには穢れ過ぎた。
天と地の間に生まれし者は、
新たなる異端のために力を振るう。

機構弓兵

つがえる矢は特別製。
時には鋭く、時には丸く。
敵に合わせて自在に変わる。

つがえる矢は特別製。
時には固く、時には柔らかく。
自在に変わり、必ず穿つ。

重力戦士

敵兵、捕捉。
重力制御、開始。

敵兵、生存。
重力制御、フルパワー。

銀車

銀の輪は自ずと回る。
運命のように、定めのように。
銀の輪をその手で回せ。
歪みを正し、新たな時代を目指すのならば。

意思の車輪と、力の車輪。
人は二輪で先へと進む。
汝が次なる地を目指すのならば、
銀の輪は自ずと回る。銀の輪をその手で回せ。

マインドルーラー・モートン

心。
なんと弱く、なんとも脆い。
フフ、いとも容易く跪かせてみせましょう――。

寄り添うだけでいい。
欲しがるものを与えればいい。
意思など儚い幻想です。
では――恭順を示しなさい。

冷酷人形遣

イノチはベタついてキモチがワルい。
ワカルかなぁ?このビガクが。
ワカラないなら、ワカラせてあげようか!

ホントウのウツクシサは、
トウジキのようにナメラカなんだ。
まぁ、ワカラなくてもカマワないよ。
キミなんてヒツヨウないからね!

破壊使徒

壊せ、壊せ、壊せ。
何故という疑念さえ壊せ。
破壊なくして未来はない。
壊して笑い、歌って踊れ。

規律の三、信じよ。
壊すことを、それは避けられぬこと。
壊した先に在るものは、彼女の歌、彼女の踊り。
――『チーム・破壊』、使徒の言葉

破壊絶傑・リーシェナ

ボクから目を離せない。
ボクが踊るから歌うから、崇めて信じて祈りたくなる!
拒めない?だったらもう、ボク以外壊すから!
――じゃあ、世界に試練を与えよっか!

ボクのため、ボクに生きて。
ボクは此処に居る、此処で踊る、此処で歌う。
拒んでみせてよ、全てにとっての偶像を!
――じゃあ、世界に試練を与えよっか!

機動鎧装

演算テスト――良好。全機体へのアクセス確認。
耐久テスト――及第点。操縦者の肉体に損傷あり。
実戦投入――戦闘前に失敗。操縦者の脳に高度の負担。
「俺が――倒す。俺が――護る。俺が――」

演算最終試験――クリア。全機体の掌握を確認。
耐久最終試験――クリア。操縦者の同化を確認。
実戦投入――承認。介入対象、大国間の戦争。
「俺が――壊す。俺が――砕く。俺は――誰だ――」

人形支配者・リーアム

君にはわかるかね?人形が持つ可能性が……。
素晴らしいだろう?
人間のように文句を垂れることもなく、
従順に私の敵を抹殺してくれる……。

同じように創ったはずなのに……
なぜだ?どうしてツヴァイの心は安定しない……!
私が奴に劣るだと……?
そんなこと、認められるものか!

機械加速兵

次なる変化は、最適化だった。
機械が、使い手の願いを示すように姿を変える。
その変化の中心には、必ず奇妙な機械が存在していた。
――機械研究所の観測日誌・3

妙だ。最適化を促すあの機械は、どこから現れた?
我らの創造物ではない。核が齎した変化でもない。
……いつの間に、奴らが世界中に存在していた?
――開発秘話・3

魔笛奏者ハーメルン

ここがどこかは分からない。俺が誰かも分からない。
何があったかも分からない。この音が何かも分からない。
分かっているのは、進むこと。止まってはいけないこと。
――虚ろな目の住人

洞穴を出ても、川を越えても――行進に終わりはない。
いざ行かん!どこまでも行かん!
――魔笛の奏者・ハーメルン

天翔イカロス

「うん♪この完成品なら、太陽までひとっ飛びね!」
――太陽を追う者・イカロス
「俺に渡したのは、試作品だったってことかよ!?」
――機構翼の剣士

「もっと改良したら、今のも渡してあげるから♪」
――太陽を追う者・イカロス
「俺、お前のお下がりを貰ってたのかよ!?」
――機構翼の剣士

エアリアルクラフト

核による変質は、実に様々な先鋭化を生んだ。
カニカルガンナーが、銃と共に遠距離を制する内に……
機械は遥かな距離を、瞬時に詰める方法を会得していた。
――マシンラボの音声データ・2

「最適な距離」への回答が、機械の中で変質している。
距離を詰めての圧倒か。距離を離しての蹂躙か。
どの距離でも、十分な成果を出すことに変わりはない。
――エアリアルクラフトとメカニカルガンナーの比較結果

ブーステッドタイガー

メインコンセプト/身体能力の底上げ
ターゲット層/大型の猛獣
本製品のミッション/違法な密猟者の拿捕
――支配プランの提案書類、B班

――以上、密猟者摘発の一部始終をご覧いただいた。
試験は滞りなく終わったが、問題は虎と人の関係にあり。
両者が共に別れを惜しんだ件、再発防止を施策に入れる。
自然を律し、支配するために。

アブソリュート・モデスト

人に七つの悪徳ありて、神に七つの美徳あり。
天に座するは謙虚の器、優しき声が地へと告げる。
「プシュコマキア。ただ、謙虚に」
その言葉に応えるように、数多の使徒が天を覆った。

七つの美徳はそれぞれに、七つの悪徳を駆逐する。
地に蔓延るは傲慢の群、優しき声が天より告げる。
「人は、満ち足りるを知る」
その言葉に応えるように、数多の使徒が地へ馳せた。

ドミネイトフォートレス

「あの要塞に対する包囲網は、一部の隙もなく完成した。
手も足も出ないとは、まさにこの事だろう。
まぁ、要塞から手や足が出てくるはずもないが――」
――戦地の将軍

「あの要塞に対する包囲網は壊滅した。
我らの兵は手を下され、足蹴にされ――
――まさにお手上げだ。戦からは足を洗おう……」
――戦地の将軍

アイアンスティンガー

開発が進み、機械は目的に伴って先鋭化されてゆく。
生身では耐えられぬ衝撃も、機械の体は問題としない。
間違いはない――やはり、機械の可能性は無限だ。
――機械開発所の研究日誌・3

造り上げられ、改良され、機械の歩みは加速する。
生身の肉体など不要。機械は機械のまま、全てを超える。
機械の持つ速度こそ、進歩の要に他ならない、と。
――革新の恩恵・3

パワフルマリオネッター

よっ文明降臨!二頭の新たな時代が始まる……!
デカ過ぎだ、デカ過ぎ!ゼンマイもう巻き直せねえぞ!

秀逸極まりない僧帽筋!背中に要塞背負ってんのかい!
前世はドミネイトフォートレスですかー!

ディメンションドミネーター

此処の次元は支配を知らぬな。
支配者は奪うべからず。奪えば餓え、やがては枯れる。
与えよ、育め。恭順が芽生え、服従が生えるまで。

数多の次元で幾度も見たぞ。
奪う者は暴君と呼ばれ、やがては世に討たれるものだ。
我は与えて、世に謳われる。
支配とは縛鎖に非ず。糸絡なり。

異形

過酷な地に生きる者たちの希望、大陸横断魔導列車。
地を彷徨う正体不明の怪物……異形に怯えない移動方法。
その開発は、荒野における最大の開拓なのです。
――『魔導列車案内』パンフレット、1ページ

何処から来たのか、何処へ行くのか。
杳として知れない怪物から逃れ、私たちは乗り込みます。
人々を運ぶ魔導列車で、自分の目的地へと向かうために。
――『魔導列車案内』パンフレット、2ページ

暗獄い・ジャスパー

逃げられると思っているの、暗獄の底から。
闇に背を向けてきた、その報いが今、お前に追いついた。
諦めて。抗わないで。私に役目を、果たさせて。

光の敵、暗獄の遣いたる――それが私の造られた意味。
……世に混沌を現すよりも、けれど、優先すべきがある。
マスター。マスター。私は、あなたの剣として――。

均衡・シルヴィア

人々が選びし答。それは、開くことの絶望。
ここに楽園はある……ただ追い返すだけ。
地上の人々よ。その愚行、理想と呼ぶのは止めなさい。
それなら我が止めるわよ。最初の決意、折れるまで。

閉ざされた扉の先、絶望だけよ。
新世界を望むなら、我の秤が阻みつくす。
進む者は覚悟しなさい……均衡の刃が断罪するわ。

ミニマムタンク

我らの本領は集団戦にアリ!
そして私の役割は、その礎たることと見つけたり!
いざ、無限軌道の足にて道を切り拓かん!ユクゾー!

アレなる特殊装備こそ、我らの中でもエースの証!
勇ましき駆動音、立ち昇る砂埃……実にトキメクゾッ!
――オートマタナイト

ジェネシスアーティファクト

この私、レオン・オーランシュが相手をしよう。
見せたまえ、選ばれし者の資質を。
証明するのだ、世界を救う資格を!
――レオン・オーランシュ

試練は困難でなければならない。
耐えるのではない、乗り越えてみせろ、始まりの機構を!
古き全てを塗り替えよ!ジェネシスアーティファクト
――レオン・オーランシュ

カニカルアナライザー

無事故の為の基礎知識。精密な機構は繊細だ。
機関振動数、機体温度。機構を診る機構は必須である。

無事故の為の応用知識。機構の診察にも精密さが要る。
事故防止には、機構を診る機構を診る機構も必須である。

レーザーバード

「翼は超軽量かつ戦火に耐える耐久値を確保~」「おう」
「嘴に自律充填式高エネルギー砲を付けてぇ」「へえ」
「目はリアリティ溢れる鳥目仕様~!」「それは要らん」
――天才メカニックと相棒

「翼の耐久性が上がっているな」「上げたぁ!」
「嘴に再充電機能を追加したのか」「いいでしょ!」
「何故、鳥目は直さない?」「可愛いーじゃん!」
――相棒と天才メカニック

ジェットパックガンナー

カッチョいい装備で空飛ぶ、特別なヒーローになりてぇ。
ガキの頃はそんなふうに思ってたっけなあ。
誰でも飛べる時代じゃ、特別にはなれなかったけどよ。

空を守るなんて、別に俺じゃなくても出来る事だよ。
ただの日常、雑務の一つ。でも……お陰で気付けたんだ。
地に足の着いた仕事をする奴も、ヒーローなんだってな。

奏絶破壊・リーシェナ

ボクから心を離せない。
ボクが踊らず歌わないから、求めて望んで祈りたくなる!
まだ待てる?だったらもっと、ボク以外壊してよ!
――じゃあ、次の試練を与えよっか!

因果も、因縁も、壊す歌。
歌声は止み、崇拝を育む。
次に破壊が歌い、踊る時。
育まれし崇拝が孵化する。

ヴァリアブルメーカー

世の中も研究も、四角四面じゃ窮屈すぎる。
思考も処世ものらりくらりふらり、柔軟にしなくっちゃ。
そうしたら、ほれ。こういう大成果の一丁上がりさあ。

世の中も研究も、あるべき形などありはしないさ。
どうにでも変わる。抑えられも掴めもせずに抜けて出る。
まこと、不定形とは、どうしようもなく面白いなあ!