ごった煮

創作用。まとめ

【シャドウバース】フレーバーテキスト【ウィッチ】其の弐

マジックミサイル

編み、放ち、また編む。

 

情報結合の解除を申請する。
――長門有希

ゴーレムの練成

真理よ、命となれ。汝が死と化すまで。

 

超天才のボクにかかれば、この程度!
目覚めなさい!ゴーレムの練成!
――伊集院カイ

ウィンドブラスト

始めは微風。気付けば暴風。

 

それはS級2位のタツマキですね。
超自然的な攻撃で怪人を倒す。
俗に言うエスパーです。
――ジェノス

虹の輝き

七色に瞬く虹が、瞳を奪い、惑わせる。

ゴーレムアサルト

神は己に模して人を創った。人は神を模して其れを創った。

コールチェイン

人事を尽くして天命を待つ。
――なんと悠長で、なんと間抜けなことだろう。

グランドスピア

空と大地が隔たれていたのは、
魔術師が生まれるより前のこと。

魔術の一撃

これはアナタへの手向け……
……というよりは、アナタの評価ってトコかしら。

 

おあいにくさま!

1,2,マジック!

魔法とマジックの違い?
目にした奴が笑顔になるかどうかじゃないかね。
――魔術師だった男のつぶやき

マナリアの偉大なる研究

マナリア魔法学院の生徒数は増え続けている。
新入生、転校生、実験による再入学生、などなど――。

マナリアの叡智

魔術とは、遥か遠き道程。
そこに踏み出す一歩を、人は叡智と呼ぶのです。
――魔術の始祖・マナリア

式神の使役

――『陰陽道伝来書:臨』
陰陽道。いとふるき御代よりつたはれり、ゆゆしき呪い。
祖も知れず、道理も知れず。されど、人々つたへ奉る

結束の魔術

創造主に抗うべきか。抗うことが出来るのか。
恐れ、嘘の、雨が降る。
「心は惑う。心は過つ。だからこそ、強くなれるの」

フューチャービジョン

明日起こることを書いているのではない。
明日起こることを決めているのだ。

でたらめな接合

見習いは、何をしているかわかっている顔をした。
魔術師は、何が起こるかわかっているふりをした。

ブレイズブラスト

火花を散らすな。口火を切らすな。
でなければ、魔術師の恐るべき炎を見ることになる。

霊薬の調合

一滴、未知を暴く。

フォースバリア

境を定める線を引けるのは、支配者を除けば魔術師だけ。

魔力による複製

夢と魔法は似たもの同士。

カウンターマジック

魔法を反射するメリットは、実は驚くほど少ない。
効果は薄いくせ、相手より遥かに高い技量が求められる。
それを知り――敢えてやるのが魔術師の性といえよう。

大地の魔拳

魔術師とて、拳で語ることもある。

一世の探究

母は此処で消息を絶った。他にも大勢、客が消えている。
この数日の調査で確信した。支配人、ヤツはクロだ……!
今夜の取材の時、問い、つ、め?ア……お、れ?
――宿泊客・参百萬伍千陸番ノ記録

雄大なる教え

書を捨てて外に出よ。自然とは知識の宝庫だ。

炎熱の術式

知恵無き獣は炎を畏れる。知恵有る魔術師は炎を操る。

魔法図書館

本が機嫌を損ねますため、図書館では御静かに。―魔法図書館の張り紙

静寂の実験室

実験は静かに。魔法薬を一滴垂らす時にさえ、慎重に。
成功したら、騒々しく。
創り出したソレと共に叫ぶべし。
――錬金術師の教え

 

「ゴーレムを造る実験なのかと思ったら……
ゾンビが出来た時も、おんなじように喜んでたの。
話し相手が欲しいだけだったり?って、まさかねぇ……」
――ある工房のご近所

真理の魔鏡

魔術師にとっての贅肉とは、余分な魔力に他ならない。

ルーンガーディアン

父が刻んだルーンが…私に力をくれるの!私はこの神秘の剣で、大切な仲間を護ってみせるわ!

私も父のように、誰かを護れる存在になるの!ルーンの輝きを畏れぬならば、かかってきなさい!

ガントレットヒーラー

まだ動いちゃ駄目ですよ。貴方の傷はとても深くて…助かったのは奇跡なのです。この腕に宿る癒しの力で…治ればいいのですが…。

よかった…癒えたようです。…また、戦場に戻るのですね。私に出来るのは癒すことだけですが…どうか、幸運を祈らせてください…。

スペクトラルウィザード

遊ぶなら本気で遊ぼう。熱くなれなきゃつまらないからね。さぁ…魂を賭けたゲームを始めよう!

アハハ!楽しいね!君との勝負、終わらせるのはもったいないけど…これも遊戯の醍醐味だね!さぁ…これが僕の切り札だよ!

ベビーウィッチ・エミル

アタシが考えた魔法、試してみないっ?この間はちょっと失敗したけど、今度は大丈夫だと思うから!おねがいっ☆

アタシが考えた魔法、試してみないっ?この間やっと成功したんだ!だから安心しててね!それじゃ、いっくよー☆

神秘の探求者・クラーク

古びた文献に記された黴の生えた知識に用はない。俺が求めているものはまだ誰も知りえていないような、新しい知識だ。

新しい知識を求めるのなら、部屋にこもらず外に出るべきだ。俺は、口をあけて餌を待つような小鳥にはなりたくない。

キラキラヒーラー

あ~ん、やばいやばいぃ~!そのケガやばいし、はやく治さないと~!

いたいいたいでもヘーキヘーキ♪やば~いケガはふわふわヒールで治しちゃうから!

夜の魔術師

闇は夜だけのものじゃない。アタシのものでもあるのよ。

闇は夜だけのものじゃない。闇はいつだってアタシの味方をしてくれるのよ。

マナリアグリモワール

「静かな生徒と、騒がしい生徒が居るように……静かな魔本と、騒がしい魔本があるのだよ」―闇魔法の教師・ハインライン

「力ある魔本ほど、騒がしく、やかましく、危険なものだ。取り扱う時は十分に注意するように」―闇魔法の教師・ハインライン

呼び覚まされし禁忌

畏怖は崇拝の始まり。憎悪は愛情の続き。魔導師よ、我は汝が呼び覚ました悪夢なり。我を封ずるというのであれば、いずれ来たる解放は宿命と知れ。

縛鎖は今や、我が身そのものとなった。魔導師よ、我が衝動を知れ!我は汝らの生を実存より解放し、虚無へと返す者なり。

マジックガンハンター

群れて働きゃ楽だろうが、一人で狩れば稼ぎがデケェ!
だから俺が頼るのはコイツだけ――
可愛い魔銃だけなのさ!

魔銃ってのはいいもんだぜ?
なにせ獲物に殆ど傷を残さねぇ!
斬るだの刺すだのしちまうよりよ――
獲物の価値を落とさねぇのさ!

聖法の教師・フロウ

野蛮な闇魔術に比べれば、我が聖魔術は実に安全だ。
身体まではもちろん、心まで癒すことが出来るからね。

聖魔術は心の在り方で作用が変わる。
邪まな者が用いれば、邪まな力と成りえるんだ。
生徒諸君は気を付けて学ぶように。

エウロペ

神ゆえに、彼女は永遠。
その身に時の傷が刻まれることはけして無い。
――しかし、白き相貌は儚げで。
理を超えたその美貌、永遠に儚き天界の華。

触れてはならぬ華。
触れられずにはいられぬ華。
――しかして、唯一神はその美を求めた。
唯一神の寵愛を受け、彼女はより美しく咲き誇る。

マナリアの召喚士・ベリル

私たちはいつも一緒。
あなたが側に居てくれるなら、
怖いものなんて、きっとないわ!
さぁ行こう!ニック!

私たちはいつまでも一緒。
あなたが側に居てくれるなら、
どんなことだって出来る気がするの!
ニック!私に力を貸してね!

天才魔法使い・エルザ

言うまでもないことだがな、エルザ様は大天才なんだ!
そのエルザ様の魔法を見られるってことは、
ものすっごく幸運なんだぞっ!

そろそろオヤツの時間だし、
ちょっとだけ本気を出してやるぞっ!
エルザ様の大、大、大魔法!しっかり受けるんだぞ!

未完の錬金術師・クラリス

美少女錬金術師のクラリスちゃん、さんじょーっ☆
魔物退治もクラリスちゃんにお任せだぁっ!
全部まとめてドカーン☆てやるから、
巻き込まれないように気を付けてねっ☆

うーん!クラリスちゃん絶好調☆
壊すだけなら、ししょーにも負けないかんねっ!
うちの本気が見たい?
それじゃ、みんなまとめてドカーンだっ☆

真実の信者

我が手に真実、汝に虚偽。
名を捨てよ、位を捨てよ、志さえ捨て去るがいい。
捨てぬと言うなら崩してやろう。
さすれば真実は開かれん。

理の二、偽りを捨てろ。
偽りとは即ち、真実以外の全てである。
本質を解放せよ。
――『真実の協会』、使徒の教え

マナリアの竜姫・グレア

こんな力、嫌いだった。
人を傷付けるだけの力なんて……なくていいと思ってた。
でも、今は違う。
私はこの力で護るから。私の大切なものを、全部!

大切なものが、失われてしまうこと……
その怖さに比べれば、戦いなんて怖くない。
――もう、私は迷わない。
この力で、皆を護る!

マナリアライター・ティコ

マナリア魔法学院で学べるのは、とっても幸せです!
魔法って奇跡ですし!すっごく興味深いです!
……もし、あたしに魔法の才能があったら、
もっと幸せだったんですけどね……。

あ、あたしその、才能無くって……
強い魔法は使えませんし、魔力だってちっぽけです。
で、でも……信じたいんです。
あたしにだって、何かあるって……信じたいんですっ!

天外の華・エレノア

華は天地に咲くのみにあらず。天の外にも華は咲く。
この私こそまさしくそれよ。
畏怖を抱き、敬意をもって見上げるがいい。
我こそは天外の華、エレノア・グローリア!

私の命はこの世の理に反している。
ならば、我が咲くはこの地に非ず、この天に非ず。
理の外、天の外こそ我が領域。
比類なき価値を示すべく、迷うことなく咲き誇ろう!

眠れる災厄獣

命を操る錬金術は、魔術において外道にあたる。
では、外道の中の外道、異端の極み、最果ての権化、
究極の魔術を知っているか?これはその一例さ。
――異端なる錬金術

土塊に命を一つ、二つと縫い合わせる。
一つであることを強制されて、命は痛む、狂う、叫ぶ、
そして暴威を生む、お綺麗な命など敵ではないよ。
――異端なる錬金術

機械魔導のゴーレム

齎された力によって、機械に対する論争に決着がついた。
僅かな魔力で動くゴーレムは、機械によって力を増幅し、
あらゆる魔導生物の頂点に君臨したのである。
――魔導集会の研究報告書・3

機械による魔力の増幅は、我々の予想を遥かに超えた。
今や誰も、機械技術に反論するものは居ない。
だが、これからも研究は続けなければならない。
我々には、新たなる戦いが待っている――。

滅拳の魔女・マギサ

彼女の拳が大地に触れると、土塊一つ。
魔力を伝播し命に変える、精緻な技術。
彼女の拳が兵士に触れると、肉塊一つ。
魔力をもって力に変える、乱暴な技術。

「あの女は、戦いをショーだと言うが」
歴戦の兵士は、吐き捨てるように言った。
「楽しめてるのは本人だけさ」

笑顔の魔女・エミル

うんうん、とってもいい感じ!
とっておきの魔法で、皆を笑顔にしちゃいますっ☆
失敗なんてしないよ?ちょっとばーんってなるだけ♪

「とっておきの魔法!?ルゥにも教えてほしいですぅ!」
――マナリアの新入生・ルゥ
「パってやって、キラってして!どーんってなるから♪」
――笑顔の魔女・エミル

インパルスアルケミスト

器具はボロボロ、辺りはグチャグチャ、目はチカチカ!
コイツはすげぇ!思ってもいねぇ反応だ!
つまり――実験、大成功ってわけだぜ!

実験に失敗はねぇのさ!
あるのは「成功」と、「大成功」だけだ!
狙った通りにうまくいきゃあ「成功」!
狙いを外れりゃ、新たな発見!「大成功」だ!

パイロエレメントソーサラー

火の元素――結末。膨張。激しき概念、上昇を司る物よ。
サラマンドラの名の下。方角は南。汝、熱く乾くもの。
炎と良い音楽は似てるな。どっちもアンタをハイにする。

火の元素――結末。膨張。激しき概念、上昇を司る物よ。
サラマンドラの名の下。方角は南。汝、熱く乾くもの。
炎は、夢とも似てる。アンタは両方に焦がれるからな。

魔神の使役者

魔神は伝えた。叶える願いの数には、限りがあると。
男は願った。「願いの数を無限にして欲しい」と。
今や、彼らは一蓮托生。奇妙な二人三脚が始まった。
――『ある夜の物語』、第731夜

魔神は伝えた。叶える願いの数には、限りがあると。
男は願った。「願いの数を無限にして欲しい」と。
今や、彼らは一蓮托生。奇妙な二人三脚が始まった。
――『ある夜の物語』、第731夜

小さな優等生・キョウカ

……なんですか、あなた?
さっきから、私のことをジロジロ見て……
さては、あなた……へんたいふしんしゃさんですね。

……私と遊びたい?そ、それならそうと言ってください!
まったく……大人なのに、変な人です。
しかたありません。ちょっとだけ、付きあってあげます。

ストームエレメンタラー

嵐の元素――揮発、流転、持続と変転を司る物。
風と水の元素。同時に用いれば、即ち嵐。
風上に奴、風下に俺……なかなか手強い商売敵だ。
――ゲイルエレメンタラー

元素魔術師は決断した。機械の術士との決別を。
彼らにとって森羅万象は、御す物ではなく共にある物。
最古の魔術の本質とは、全てに委ねることである。
――元素の術理・3

ペルソナウィザード

はじめまして!君と出会えて腹立たしいよ!
……おっと、感情を間違えてしまったかな?

君とこんな風に遊べるなんて、哀しいなぁ!
……おっと、また仮面を間違えてしまった。

魔導書の書き手

はい、今月分の魔導書。感謝する必要はないわよ?
私ほどにもなると、余裕を持った入稿は当然だしね。
……えっ?締め切り過ぎてる?

余裕かと思ってたら締め切りを見間違えてた?
あるあるだわぁ……。
――ゴーストライター

水晶の魔剣士

水晶玉。昔の僕の相棒さ。占い師はもうやめたんだ。
先を見通せたって、悲しい未来は悲しいままだから……。

水晶剣。今の僕の相棒さ。これで僕は未来を切り開いた。
そう、大事なのは見る事じゃない。行動する事なんだ!

マジカルシューター

「こんなページまで読むなんざ、大したマジメちゃんだ。
新入りに、このクソッタレな職を続ける気があるなら――
任せな。この私が、一人前になるまで守ってやるからよ」
――『マジカルシューターの日誌』、五ページ目

「この仕事はクソッタレさ。夢も希望もありゃしない。
アンタみたいなマジメちゃんが、命を落とす価値もない。
ミルクでも飲んで待ってな。終わらせてやっからよ!」
――『マジカルシューターの日誌』、六ページ目

博学の魔導士

若き徒弟らよ、書を開け!魔導士とは叡智求める者。
二番煎じの研究はよせ。まず初めに知識ありき。

書だけ開くな、外に出ろ!誰が写本しろなどと言った。
新たな叡智へ至るには、知識と体験、揃って要るのだ。

魔導の申し子・フュンフ

困ったことがあったら、あちしを頼っちゃって!
だってあちし、さいきょーだもん!
めっちゃ強いしすっごく役に立っちゃうぞ~!
そんでもって~、上手くできたら褒めて褒めて~!

悪い奴だってバーン!とやっつけるけどさ~。
ケガを治す魔法の方が、みんなニコニコするんだよ!
だから、あちしの魔法はさいきょーなんだ!
痛いとこあったら、すぐあちしに言ってよ!ねっ!

レグニスロード・グレア

友達だなんて冗談止めて。だってアンはわからないよね?
引き裂いて抉りたいくらい、とても強くて正しいから。
私の手を引き塔から出した、眩しく傲慢なお姫様。
いつも素敵で残酷なアン……ずっとずっと憎らしかった!

違いに怯え籠った私。籠らず皆と笑ったあなた。
双華なんて本気だったんだ。私たち、こんなに違うのに。
わかりたい?頼んでない。わかって欲しくなんかない。
お願いだからもう消えて。そのまま此処で死んで、アン!

フェスティバルウィッチ

爆発、爆裂、ドッカーン!ハデに炸裂、気持ちいー!
……爆弾?大砲?違うってばー!私の魔法は平和な爆発。
見上げた先にパッと咲く。夜を飾る癒しの爆発だよ!

音と光じゃ足りないよ。破壊がなければ爆発じゃなーい!
だから私の爆発魔法は、暗い気分をドカンと壊す!
パッと心を輝かせ!沈んだ気分もドッカンドッカンだよ!

マナリアクイーン・アン

学院なんて壊れて消えて。貴方との想い出ばかりだから。
好きだったのに、大事だったのに。同じものだったのに!
力があって孤独を抱いて、だからその手を引いたのに!
裏切者の悪竜グレア……許さない、貴方だけは!

器が違う、立場が違う、でも貴方だけは一緒だったのに。
並び合って双華と呼ばれ、わかりあえた唯一なのに。
嘘つき、嘘つき、大嘘つき。今まで私を騙してたんだ。
私の力で消し飛ばそう。今すぐ此処で死んで、グレア!

霊薬のアルケミスト

顧客が選ぶ時代、飲みにくぅい霊薬なんてナァンセンス。
でも、美味しいからって飲み過ぎちゃダメよぉ?
どんなお薬よりキクけど、飲み過ぎると逆に……だから。

そのままもいいけど、もっとイイ飲み方もあるわよぉ?
魔法の氷で割ってみたり、お肉なんかと合わせてみたり。
くれぐれも、翌朝に来る魔力の摂り過ぎにご注意ねぇ。

マギスの魔導師

史上初めて、我らの成果は国の為に開かれました。
魔導生物を労働力に、転移魔法を皆の足に役立てて。
高潔か否かはともかく……何だかとても、清々しいです。

復興への協力を決めたのは無論、エレノア様です。
『書を手に街へ出て研鑽を積むべし』と仰られましてね。
いいえ、異論など。世界の逆転は我らの命題であり……
あの方のね。あのような顔、百の言葉に勝りますとも。

清澄の蒼・テトラ

肯定します。この心は、鋼の奥で弾んでいると。
課題は、暖かい雨のように。より良きを目指し、次々に。
新しき世界。新しき生活。新しき隣人たち。
抵抗は終わり、ここからは……幸せを探す、始まりです。

てか、いーとことか草な。草ほど生えてて数えきらんし。
これイチ推しエピ。急なスコールにやられた時の笑顔。
ウットリで言うの。『ここの雨は、快いですね』とか。
やっぱアレっしょ。アレですこになったわ、テトラっち。

究明の魔術師・イザベル

喪失に惑いし賢智、罪、思に触れる。
宮廷の外は広く、相は揺らめく、酷薄に。
書を持たず、踏みしめる未知、心は進み行く。
解、空欄なれど。流る、世と己とを、識らんが為。

思えばあたしって、研究そっちのけで寄り道ばかりね。
死は、覆すべき理か。別れは、受け入れるべき痛みか。
可能かも、やるべきかもわからない命題だけど――
答えはきっと一つじゃないって、皆が教えてくれたから!

炸裂の魔女

人も街も笑顔になーれ!ご相談は金貨一枚から!
(ゲ、子供だメンドクセー、金持ってねぇだろ)
はわわ~、可愛いお客さんだねぇ。ご依頼はなぁに?
(仕方ねー。テキトーに話だけ聞いて追い返すか)

ガキ相手にアコギな真似してんじゃねーぞ、チンピラ♪
(いつもニコニコ!みんなを笑顔にしちゃう魔法使い!)
テメーら残らず、私の養分になりやがれ♪♪
(悪いことしたらメッ!なんだからね!!!)

絶尽の崇拝者

我が手に虚偽、汝に真実。
まことを知れ。まことを捨てろ。
虚偽に至れ。真実を喰らえ。
理のままに、絶尽を為せ。

次なる災いが訪れた時、石板もまた現れた。
世界が新たに授かったのは、青き石板。その右方。
記されしは絶尽なるもの。多くの者がまた集う。
協会の徒は理を掲げて、街を国を侵し絶尽を為す。

アシッドゴーレム

今日も元気に■■■■■いる。溶かす力も強くなった。
昨日■わせた、コカトリスヒュドラのせいだろう。
でも……ただ■■というより、■しんでいるような?
――溶けて読みにくい手帳

今日は、■■くさりおちた。でも、痛■■■。
■■■が溶けているのかもしれない。頭がボーっ■■■。
あ。アレがこっち■■■……私■エサじゃ■■
――溶けて読みにくい手帳、最後の頁

 

「ゴーレム」は、異界言語で「胎児」を意味するみたい。
確かにどうにも弱っちい。魔物に襲われてしまいそう。
そうだ!毒を持たせたら、少しは襲われなくなるのかな?
――ある魔女の手帳

思った通り、毒を得たゴーレムは魔物を寄せつけない!
それどころか、毒のある魔物を逆に■すようになった。
……なんだか、昨日より■■になっているような?
――わずかに溶けた手帳

管弦の魔術師

飯風呂掃除は従業員任せ。僕は文学だけに没頭できる。
おまけにあの音楽を聴くと、頭が冴えて集中が切れない。
支配人が作家故にかな。今夜も取材を頼まれているし。
――宿泊客・弐拾萬肆拾番ノ記憶

「人の魂が宿ってこそ、文学だ。僕はそう信じていてね」
 此の旅館の本には其れがある、と男は語つた。
 意気投合、といふわけだ。従ひ一夜は矢の如く過ぎた。
――『百代過客』(禁帯出)、一部抜粋

リミットスペル・バーゼント

人は異質を排除する。その時に自分を守るのは力なのよ。
だからワタシには必要なの。
ワタシの野望を叶える力が……世界を滅ぼす力がっ!

ぐぬぬ……!か、勘違いするんじゃないわよ!
今だけは世界を滅ぼすのを諦めてあげる!でもっ!
ワタシはぜぇぇぇったいにめげないんだからあああっ!!

始まりの魔術・マナリア

生まれ持った賢さや、魔力の強さ、天賦の才。
されど、それのみで価値は定まりません。
私は人に魔術を授けた。まだ見ぬ未知を信じているから。

天賦で全てが決まるなら、天使が人に何を教えましょう。
人が魔術を学び励むこと、その先に私は価値を見た。
未知とは、即ち可能性。全ての人はその塊なのです。

サモンスノー

自然界において、季節は巡るもの。魔術師にとって、季節は生み出すもの。

魔力の蓄積

小さな呟きが重なり、大いなる詠唱と化す。

変成の魔術

ただの土塊になろうと、この世から消え去ろうと…貴様は等しく価値が無い。

ファーストカース

やがて死と化す、原初の呪い。

魔女の雷撃

痺れるくらいじゃすまないかもね?

氷像の召喚

意思持たぬ氷塊に、一夜限りの命が宿る。

破魔の術式

この術式は特別製でね。―熟練の魔術師

エラスムスの秘儀

今のはただのあくびじゃよ?―エラスムス

精神統一

過去を向き、未来に背くが人ならば、
過去に背き、未来を向くが魔術師である。
――ルナル魔術協会の教え

一番大事な戦いなんだから、
一番大事なものをかけなくちゃね。

アイシクルランス

こんなに熱くなったのは久しぶり。
だからお礼をくれてあげるわ。
――氷使いの魔術師

占星術

神が描いた夜空の星座も、読み解かねば只の点描。
人が重ねた闇夜の知識が、そこに未来を描き出す。
――『占星術入門』、第一章

眠りの魔術

「もう疲れたでしょう?眠ってしまいなさいな」
そう言って、魔法使いは淫魔のように笑った。
「この戦場は揺りかご。私は夜、貴方は赤子――」

真理の発見

また真理を見つけてしまったか……。
――若き錬金術

究極練成

産めよ、増やせよ、地に群がり満ちよ――。
神とやらも、遠回りな要望をしたものだ。
地を満たしたいのなら、我らに造らせればよいものを。
――自信家の魔術師

アブソーブスペル

「お前の魔術の不出来さは、百と列挙できる――
だが感想は、『退屈』の一言」
――名もなき魔術師

叡智の結実

――アイアロンよりの転送召喚、成功。
ようこそ、遠い異界の地へ。……いいえ、違いますね。
またお逢い出来て、嬉しい。懐かしき同胞たちよ。
――ナテラの軌跡・17

屈折する魔力

戦士が考えるのは、どうすれば攻撃が当たるか。
魔術師が考えるのは、どうすれば避ける気が失せるか。

 

超・占事略決なら もう全部覚えちゃったから
――恐山アンナ

魔力の充填

生まれ持つ魔力の大きさなど、所詮天賦の才だけの話。
貯めた魔力の大きさこそ、長きに渡る研鑽の証。

初級錬金実験

錬金術師たちも皆、その書から始まったのだ。

錬金術の代償

尊い犠牲に感謝する。

お菓子の家

「甘いものをたんまりあげよう。だから命をたんまりおくれ?」―森の魔女

ウィズダム・コア

齎されしは核たる叡智。
増幅を求む者たちが、その力に魅入られる。

 

私の舞で、背中を押して差し上げましょう!

 

お姉ちゃんほど上手じゃないけど……!

【シャドウバース】フレーバーテキスト【ウィッチ】其の壱

グラウンドサークル

楡の匙、ラライアの碧碗、純銀の椅子……
何が起こるか分からないなら、無駄な備えは一つもない。

プリンセスウィッチ・メルヴィ

プリンセスは、皆に好かれちゃう存在なんだって!
皆を虜にしちゃう、魅力的なプリンセスかぁ……
はぁ……ちょっとずつでも近づけてるのかなぁ……?

ううん……プリンセスは、落ち込んじゃ駄目だよね。
皆に好かれるには……まず、皆を好きになるところから!
皆の素敵なところ、いーっぱい見つけてあげるんだから!

符術の門弟

――『陰陽道伝来書:兵』
陰陽道、歴史の陰に日向にあらはれ給ふ。
いづれの御ときにか、都にて、占術として流行りたり。

――『陰陽道伝来書:闘』
恋のなやみ、病のはやり、戦のゆくへ、さながら過たず。
あてなる人々、陰陽道を好み、日々の中に用いたり。

猫の奇術師

――其は《杖の九》、示すは《警戒》。
眼を開け。耳を澄ませよ。真理は汝の傍らに。
弛まず研ぎ澄まされし精神は、不可能すらも可能にする。

――其は魔石の操り手、折れぬ精神を持つ者。
飛び交う石は宙を舞い、不可思議なる方陣描く。
繰り出す魔法は不退転。勝機を確かに見極める。

アクセルヒーロー・マイザー

俺は、このレヴィールが好きだ。
そりゃ犯罪は多いし、みんな貧乏で色々大変だけどさ。
俺が悪い奴を捕まえて、もっといい場所にしてみせる!
よっし!マイザー、今日も元気にパトロールだ!

……本当は分かってる。簡単に、世界は変わらない。
罪は減らない。罰は足りない。分かってるよ、そんな事。
でも俺はレヴィールが、ここに住む皆が、好きなんだ。
だからさ――『加速』して終わらせるぜ!

リトルメイガス・アリステラ

この僕、アリステラ・アレテイの頭は全空一さ。
名門アレテイ家の再興を担ってるんだからね。
……アレテイを知らない?君、もっと勉強したら?

正論を言いすぎる?君、何もわかってないんだね。
常に正しく、強くあらねば。それが学道の世界だ。
僕が志すのは、父のような……知の大巨人なんだから。

フラワリングマジシャン・マリー

お花のマジック摩訶不思議!何でも綺麗に変わっちゃう!
あなたの胸にありますね、何だかモヤモヤ、退屈のタネ!
ではでは私がそのネタで、楽しさの花を咲かせましょう!

あの子はね、おんなじ師匠に教わった弟子仲間だよ!
笑顔と花のマジック、いつか共演出来たら……あぁっ!?
ちょっとマリー、昔、花に変えた私の金貨はー!?
――笑顔の奇術師・サミー

スペリオルコントラクター

均衡を護ると誓った、幻獣王の秘文。白光の書。
真理の鍵と引換に、厄災との闘争が宿命づけられる。
その秘奥の門を開錠し――幻獣王の新たな主が誕生した。

厄災との闘争を記した、幻獣王の証文。漆黒の書。
邪なる悪を喰らい、暗黒の理さえ真理の金剛板に刻む。
幻獣王の大命を果たし――少女は表裏の極致へと至った。

知恵の光

知恵ある者に、知識は集まる。

 

天才美少女錬金術カリオストロ
バカでもわかるスパルタ錬金術講座☆
はっじまっるよー☆

実験開始

さぁ!はっじめるよ~♪

マナリアの知識

「鬼ですぅ、悪魔ですぅ、宿題おおすぎですぅ!!」
「ルゥさん!諦めたらいけませんわよっ!」
――マナリア魔法学院の生徒たち

エレメンタル・マナ

母より子らへの贈り物。
魔術師たちが受け取ったのは、元素煌めく多色のマナ。
新たな魔術を拓くために、マナは彼らに力を齎す。

エクステンドマジック

実験は大成功だ。ああ、自分の才能が怖い。
――魔術師、荒れ果てた書斎にて

未知の究明

未来の英雄も今は赤子。未来の大樹も今は種。
この呪文も――今は、ただの魔法。

ナイフトリック

さぁて、お立会い!タネも仕掛けもございます。
――幻惑の奇術師

 

さぁさぁ、皆様お立会い!
タネも仕掛けもございます!

グランドブレイク

大丈夫、踏み外したんじゃない。
あんたの踏む場所はもうないの。
――哄笑する魔女

ギルド会議

「適材適所の仕事こそ、連合を組んだ意味というもの!
ついてはだ、肉体労働、雑用諸々、有難く請け負え!」
「応。そちらには美しき知恵を頼む」「……やれやれ」
――イズニアの軌跡・9

ストーンバレット

『魔女の礫』
――「返事は不要」を意味する魔術師の比喩

陰陽の秘法

「万物浅識、『その程度が真実?ペラくてダセーよ』」
――陰陽の開祖・クオン
「ならば晒せ。その深奥を見せてみよ」
――真実の絶傑・ライオ

チャームマジック

魔女たるもの、色ではなく魔法を仕掛けよ。

くず鉄の練成

あり合わせだけど、ないよりましでしょ!

 

ありものだけど、意外とありでしょ!

魔女の大釜

劇薬なのか、妙薬なのか、はたまた今日の昼食なのか。それを知るのは彼女のみだ。

 

レシピ:黒蜥蜴の尾、炎蛇の粉末、蝙蝠の心臓。
――魔女のメモ書き
追加:新しい鍋。
――魔女の慌てたメモ書き

星見の望遠鏡

星の光は未来の光。
故に、星を知ることは未来を知ることと同義である。

神秘の魔法陣

「お前さんには、言いたいことが二つほどある。
手紙の代わりに、コイツで届けよう――
読み解けるかな?」
――熟練の魔術師

ルーキーマジシャン・サミー

よってらっしゃい見てらっしゃい!この大魔術師様のあっと驚く素敵なマジックショー!どう?ビックリした?お友達に宣伝してよね!

一、二の三で…はい、この通り!どう?アタシのマジック、楽しんでもらえたかしら?次回も、お楽しみにね!

ペンギンウィザード

飛べない鳥は、空を泳ぐ日を夢見て魔力を錬る。

飛べない鳥は、ひたすらに魔力を錬る。果てなき魔導を極めれば、その背に翼が生えると信じて。

クラフトウォーロック

魔術師は、死してもなおその知識を次代に託す。

悪しき者にその身を焼かれ、灰と化そうとも…培った知識は永遠に受け継がれる。

ルーキーアルケミスト

うぬー…材料は間違ってない。手順も教本通りだし、これで霊薬ができるはずだけど…んん…竜石を増やしてみるかな。

あれ?これ、もしかして…。うーん、これ、新しい霊薬だよね…文献に無いし。まさか秘薬が出来ちゃうなんて…やっぱり失敗は成功の母だね。

スカラーウィッチ

私の魔法陣は物質の構成要素を読み解くことが出来るの。つまらないこの世界も…魔法陣を通じて見れば…こんなにも綺麗なのよ。

分析すればするほど世界を深く理解できるの。ほら…アナタもこっちに来て御覧なさい。アナタが見たい物を、全部見せてあげるから…。

古き魔術師・レヴィ

ホッホッホ…お若いのよ、ワシがただの老いぼれに見えるか?アヒャヒャ!その通りじゃよ!ワシは年老いた、しがない魔法使いじゃ!

ふむ…老いぼれにはこれが限界かのぉ。じゃが、逝く前に、ちとカッコつけていかんとな。…ハァッ!我が敵よ、去ね!

マナリアウィザード・クレイグ

くっそぉ…魔術が暴走しちまうなんて!みんな…ごめん!俺に力を貸してくれ!

俺一人じゃ、魔術の暴走を抑え切れない…。けど、みんなが居れば大丈夫だ!だから頼む!俺と一緒に戦ってくれないか!

ドワーフアルケミスト

小柄な見た目、華奢な体躯、しかしその身に秘めし叡智は無限。

小柄な見た目、華奢な体躯、しかしその身から取り出されし秘法は無限。

学院の新入生・ルゥ

えぇ~っと、学院ってどこでしたっけ?アッチ?コッチ?ソッチ?ドッチ?……あうぅ、遅刻しちゃうですぅぅ!

ふぃぃ、どうにか到着できたですぅ。よぉっし、これから頑張って立派な魔法使いになるですよぉ!怖いことにも楽しいことにも、ぜんぶに挑戦しちゃうですぅっ!

幻惑の奇術師

タネも仕掛けもありますが……見破れるかどうかは別のお話。さぁて、お立合い!珍しくも恐ろしき、不死の秘術をお見せしましょう!

凍てつかせても、燃やしても。斬って、貫いて、叩き潰しても。私は何度でもこの場に現れます。貴方がタネと仕掛けを見破れるまで、ずっとね……。

スイーツウィッチ

魔女が作ったお菓子なんて、すっごいブキミで食べたくないよね……。でも、一生懸命がんばったんだよ?

いつかお店を開けたら……そう思って毎日お菓子を作ってるんだ。魔女にだって、叶えたい夢くらいあるんだよ?

マナリアカーバンクル

マナリア学院の裏庭、深緑の森に暮らす小さな幻獣。額の宝石に魔力を貯めこみ、萌芽の栄養に変換する力を持つ。

春の初め、幻獣は最も重要な役割をこなす。冬に貯めこんだ魔力を解き放ち、新入生を歓迎する為の花畑を造るのだ。

マジックオウル

使い魔を単なるしもべと同視するべきではない。
彼らは掛け替えのない友であり、頼れる同胞である。
魔術師の孤独を癒し、その危機を救う者なのだ。
――『使い魔指南』、第一章

その献身に甘えず、その忠実さに依存せず、
使い魔に相応しくあるために、己を磨くべきだ。
さすれば彼らは更なる力をもって汝の助けとなるだろう。
――『使い魔指南』、第六章

星読みの魔女・ステラ

お星さまの力ってご存知ですかぁ?
ぴかぴかって、きらきらって、すっごいんですよ!
夜空に浮かぶお星さまを見つめれば、
きっとあなたもお星さまが好きになるはずですっ!

お星さまの光って、魔力をたっくさん含んでるんです!
だからその力を受け取れば……ほら!
魔物なんていちころなんですよぉ!
……たまぁにやりすぎちゃいますけど。あはは!

術式の教師・ジル

マナリアにようこそ、未来の有望なる魔術師の諸君。
私が知る魔術の全てを伝えましょう。

外で爆発音がした?
あぁ……きっと、ミランダでしょう。
あの子も昔から変わらない、可愛い生徒です。

未来視の魔女

未来はこう、フワッとしてるの。
だから言葉にするなんて無理なのよ。
あなたの未来を言うならば……
ごぉぉ?ぴきーん?って感じかしらね。

あなたの未来は、ごぉぉって感じで、ぴきーんって感じ。
……え?それじゃあ分からない?
だったら、ちょっと待っててね?
ごぉぉって燃やして、ぴきーんって凍らせてあげるから。

獣面の魔術師

魔法を学んで幾数年。
気が付きゃあ、二本足で立ってたぜ。
人間になれる日も近いかもな!

魔法を学んで幾数年。
まだまだ俺は半人前さ!
でもいつか、あの子に気持ちを伝えるんだ!

マナリアの竜術士

マナリアか、懐かしい場所だ。
今も昔も変わらないな……。
己が魔術を研鑽する、若き者たち。
そして――そこに踏み入る、暗愚の輩も。

若き者の未来を踏み荒らすのならば、
この俺とて容赦はできん。
――俺が俺でいる内に、この学園から去るがいい。

ブラックウィッチ・アンナ

「ヘイラッシャイ!ヨクキタナ!」
「あ、ああああのっ!
……あなたたちは……幻覚じゃ……ないよね……?」

「こんなボクだけど……いつかお婆さまみたいな、
人の役に立てる魔女になりたいんだ……」
「ソノイキダゼ、アンナ!」
「で、でも……外は……ちょっと日差しが……」

マナリアナイト・オーウェン

今の私は騎士ではなく、マナリア魔法学院の一生徒。
ならば学徒らしく魔法を学び、
陰から姫様を見守りましょう。

姫様に危機が迫った時には、
我が知識と力を解き放ちましょう。
刃断ち、魔法を斬る我が剣技……
……止められるものなら、止めてみせよ!

真実の使徒

我が手に真実、汝に虚偽。
汝の本質は汝の奥底に揺蕩っている。
解き放て、呼び覚ませ、命の意味を全うせよ。
さすれば真実は開かれん。

理の三、真実に至れ。
真実とは即ち、原初の欲求。
あるがままに振る舞うことこそ、命の定め。
――『真実の協会』、使徒の教え

ラビットメイジ

異端は魔術の始まり。
人の言葉を解せる兎よ、決して嘆くことはない。
お前は群れを失うが、大いなる英知を得るのだから。
――気まぐれな魔術師

魔術は正統の証。
正しく力を振るう限り、魔術はお前に応えるだろう。
お前は群れに戻るがいいさ、大いなる英知と共に。
――気まぐれな魔術師

ハンマーソーサラー・ジオス

「やれやれ、年はとりたくないものだ。
敵一つ片づけるのに、長ったらしい詠唱が必要とはな」
「おい、あの男……たった一人で何をするつもりだ?」
――ハンマーソーサラー・ジオスと、敵軍の将校

「やれやれ、年を重ねすぎたな。
たかが千人潰すのに、こうも時間がかかるとは」
「あ、あのハンマーは一体……う、うわああああ!?」
――ハンマーソーサラー・ジオスと、敵軍の将校

マナリアリッチボーイ・シラティ

あーっはっはっは!
マナリアの諸君!お金持ちたる、ボク様の登場です!
貧民たちには、挨拶代わりの小銭をくれてやりますとも!
爺!バラ撒く財宝の用意を!

ボク様は生まれながらにして……
全ての上に立つことが宿命づけられているのです!
どこでも一番になるのはそう、お金持ちたるこのボク様!
爺!感動の涙を拭う、ハンカチの準備を!

機械生命体

魔導研究者たちは新たなる実験に成功した。
人の手を借りずに動く、金属製の疑似生命の誕生である。
少ない魔力でも同型と連動し、出力を向上する。
――魔導集会の研究報告書・2

奇妙な機械の助力により完成した魔導生物は素晴らしい。
だが一部の魔導師たちが、機械技術に反論を申し立てた。
あの連中を説得するのは、困難を伴うな。
――機械魔導に関する聞き取り・2

魔術の王・ソロモン

「その手に指輪、天地を統べる大いなる指輪。
真鍮は天を、鉄は地を従える叡智の指輪。
王の名はソロモン。魔術の始祖にして王、ソロモン。」
――『戯曲:始祖なる術師』、序章

「神は問うた、宿命を背負いし王へと問うた。
望みは何や。願いは何やと。彼は答えた、一言答えた。
知を。まだ見ぬ大いなる知を、と。」
――『戯曲:始祖なる術師』、終章

ジェットウィッチ

核による変質の影響は、新たな発見を生み出していた。
魔力を増大させるのではなく、消費の効率を上げる手法。
カニカルソーサラーが聞けば、歯噛みするだろう。
――魔法結社の研究記録・1

おじーちゃん、魔力は確かに盛れてっけど……
盛るだけじゃなくて、効率も大事っしょ!
ちょっとの魔力で、こんなに映えるし!
――ジェットウィッチからメカニカルソーサラー

ライトニングキャット

キラキラ光る、速いもの……猫は夢中になるわよね。
戦場のあらゆる雷は、あの子にとって玩具なの。
――ライトニングシューター

ふわふわの毛で雷とじゃれて、ゴロゴロ喉を鳴らして……
……もう、痺れちゃうくらい可愛いわ!抱っこしちゃう!
――ライトニングシューター

アースエレメンタラー

土の元素――静止。安定。物質の土台、重量を司る物よ。
ノームの名の下。方角は北。汝、冷たく乾くもの。
どうか、教えて。……私、ちょっと太ったかなぁ……?

土の元素――静止。安定。物質の土台、重量を司る物よ。
ノームの名の下。方角は北。汝、冷たく乾くもの。
どうか、お願い。私の体重、軽くしてくださぁい……!

豪腕のゴーレム

【主任】周期的な制御不能行動の再現を確認。
【担当】奇妙な行動を繰り返している。実験を続けねば。
【見習い】アイツ、時々変なポーズするよなぁ……。
――ある工房の実験記録

【主任】動作確認の延長、或いは報酬系の錯綜?
【担当】振り向く動作を確認、何かを求めているのか?
【見習い】あれって、褒めて欲しがってるのかなぁ?
――ある工房の実験記録

ゲイルエレメンタラー

風の元素――揮発。中断。柔和な持続。流転を司る物よ。
シルフの名の下。方角は東。汝、熱く湿るもの。
風が吹けば、俺が儲かる……一儲けさせてもらうぜ。

風の元素――揮発。中断。柔和な持続。流転を司る物よ。
シルフの名の下。方角は東。汝、熱く湿るもの。
明日も俺の風が吹く……商売敵は吹き飛ばす。

マジカルラット

フッ……私の炎に見惚れたチュー?
この炎は、私と同じチュ……
近づきすぎると、火傷するチュー。

フッ……貴方へ贈る光だチュー。
この光は、貴方に似てるチュ……
眩しくて、目がくらむようだチュー。

マシンフォーチュンテラー

核による変質の一端は、魔道具開発の中で発見された。
機械製の魔道具は、精緻な分析による占いを可能にした。
魔力を解析、再現する……機械ならではの機能と言える。
――魔導集会の研究追加報告書

機械の魔術が目指したのは、魔力による万象の掌握。
地水火風、全てを解析すれば、森羅万象は自在となる。
最新の魔術の本質とは、全てを御することである。
――増幅の理論

大地の魔女

大地の元素――安定。中断。重量と流転を司る物。
土と風の元素を組み合わせると……大地の元素なんです。
重い物だって、沢山動かせます……すごいなぁ……。
――アースエレメンタラー

降るべき雨は降らず、照るべき日は照らず。
歪められた森羅万象に、元素の精は力を失う。
最古の魔術は、最新の技術に蝕まれていた。
――元素の術理・2

境界の魔道士

白けちまう相手じゃなくて、本気の勝負がしたいのさ。
俺の眼が黒いうちは、ハンパな奴には負けねぇけどな。

へぇ、アンタ……なかなか面白いじゃねぇか!
それじゃ、本気でいくぜ!黒星ついて泣くんじゃねぇぞ?

元素の大魔術師・アーレイン

地水火風、万象束ねて四元素。
悠久なる時の流れに、人は輩を忘れ立つ。
旧き友。響ける嘆き、捨ておけぬ。
――心得よ。人は森羅の欠片なり

造られし獣は、ただ機能として敵を見た。
己の機能を、敵の機能を、ただ冷酷に比較する。
そこに意思なく、意味もなく。獣は勝利をただ演算する。
――そして今、最新と最古が対峙する。

形成の魔術師

――其は《魔術師》、示すは《創造》。
想いより想像が出で、想像より構築が生ず。
自信に満ちた作品こそ、魅了の力を宿しゆく。

――其は魔導の使い手、現出させる者。
原動力は、何処までも続く飽くなき向上心。
漲る自信は壁知らず。ただひたすらに創り続ける。

《愚者》・リンクル

一頁目をめくろう。ボクは《愚者》、司るは《■■》。
二人共に歩もうよ、■■なる契約者。

三儀との交わり、冒険とは■■なのさ。
四苦を超えると、全てが■■だ。どうする?契約者。

決意の予言者・ルーニィ

少女が秘めし果てなき力は、決意と共に輝きを放つ。
それは己ではなく、この世に住まう全ての人々のために。
彼女こそ予言者。偉大なる師に代わり、皆を導く者。

泣いてばかりの少女はどこにもいない。
何度転んだって、絶望に挑み続ける。
彼女はもう、立ち上がり方を知っているから。

レヴィールの保安官補

「よう、新入り。テメェがこれを読んでるってことは、
晴れてクソッタレ保安官補の一員になったってことだ。
これがどんな仕事か、ガキにも分かるよう教えてやるよ」
――『保安官詰所・●●の日誌』、一ページ目

「この辺りは肥溜めさ。クソ犯罪者共でパンパンのな。
「正義」なんてミルクみてぇな言葉は、さっさと忘れろ。
額で息する羽目になりたくなきゃな、ハッハ!」
――『保安官詰所・●●の日誌』、二ページ目

無尽の魔像

視界の端にちらつく光。色。あるいは残像?
彼女によって、私の汎ゆるが完成される。
そして私は開眼した。そうだ、魔術の神秘とは――。
――薄汚れた紙片

光、色、像の形すら今や鮮明なりて。
彼女は私を余さず完成させてくれた。
嗚呼、私は砕かれ、過たぬ私が出来上がる――。
――薄汚れた紙片

炎獄の葬送者・エルモート

ヒャーハッハァ!いーい燃えっぷりだなァ!!
……なンだァ、テメェ?ガキはとっとと帰ンな。
あンまし駄々こねてっと……焼いちまうぞォ?

おいクソガキ、テメェまだ帰ってなかったのか?
夜更かしせず、ガキはガキらしくとっとと寝ろ。
寝る子は育つって言うだろうがァ。
仕方ねェ……家、何処だァ?送ってやンよ。

アストラルダンサー

キリキリ舞のクルクル円舞!相伝の舞、描く魔法陣!
師から私へ、いずれは次へ、技はどんどん磨かれてるの。
だから……お願い助けてぇ!また弟子に逃げられたのぉ!

「吐いて泣き喚くまで、厳しく親身に指導してるのに!」
「まだ甘いのよ。相手は途中で逃げるチキン野郎でしょ」
「成程。ボコボコのボコにしてわからせる、ですね!」
――アストラルダンサーと太陽の巫女・パメラ

マジカルリス

魔石を主食とする、魔法使いに人気のペットです。
貯食行動の際、餌を品種や品質で仕分けする習性持ち。
魔石鑑定に役立つ、愛らしさと実用を兼ね備えた種です。
――『月刊魔法使い特別号』、おすすめペット特集

仕分けされた魔石、当然研究に使うわけなんだけど。
取り上げる時にすごい目で見てくるんだよな……。
ゴメンネ、ゴメンネ……。
――飼い主の魔法使い

セレスティアルスフィア・ミリカ

ずっと昔から見てくれてる。色々教えて、守ってくれる。
星は大人より優しく物知り。だからちょっと静かにして!
大人は群れるとすぐ喧嘩よ。うるさくてお話できないわ!

視界覆って広がる星々。沢山いるけど、争わない。
むしろ寂しがってるわ。傍にいるようで、遠いから。
大人ってホント変。目の前にいるなら仲良くしなさい!

心持つ機械

――ある日。鋼鉄の世界は、突然に終わりを告げた。
創造主の不在。停止した設備。生存条件の枯渇。
迫る最後に抗う心に、機械も人間も、違いはなかった。
交わる感情の中で、忌まわしき鎖が外れていく。

人々は定められた地区から外れ、工場を再稼働させる。
機械は立入を違反とされた施設から、資源を持ち帰る。
アイアロンは滅ぶ。だが、人と機械が手を取ったから――
自然の世界から、あの手が届く日まで、生き延びたのだ。

アンブレラウィッチ

ふわふわ飛んで~ゆらゆら降りる~魔女のお散歩~。
急ぎすぎれば、大切なものも通り過ぎてしまうので~。
箒よりもこの傘が、わたくしベストマッチですわ~。

魔女界での乗り物は、やっぱり箒がメジャーですけど~。
みなさまと競争したり、比べあうのはどうも苦手で~。
入るなら、流行の傘下よりも、自分の傘に限りますわ~。

栄光の華・エレノア

復興、治安、政治……私の役目はそのような些事に非ず。
此度の争乱の原因。対・次元超越現象の術式の開発だ。
心せよマギス高潔会。我らは真に、天の外へ手を伸ばす。
『輝ける雫、集まり大河に』。縛る重み、全てを千切れ!

魔導師は焦がれ求める者、その体現たる宣言に民は沸く。
裏にはもう一つの願い。次元超越の、別の動機。
旅立つ時に知られず贈った、居場所の分かる発信魔力。
天の外に手が届いた時――真っ先に、友へ伝えに行こう。

 

書を捨て、研究室を出て、外を歩くのも実験のうち……。
友の言葉が、今ならば分かるぞ。
喧騒と熱気の中で、見慣れた景色が塗り替わる。
なるほど、祭りとは――未知の発見に他ならない!

「ふむ、次はあの料理を頂くとしよう!」
「いいな、美味そうだ」
「……お前たち、せめて財布は持ってきてくれないか?」
――ギルド長たち

クレイソーサラー

頭でコネコネ、色粘土~。たのしいな、フフ。
茶色を作って、緑を足せば……グランドスピア!

色付きの粘土をコネコネする?イメージ?です?
茶色に青で、悲しい感じにすれば……グランドブレイク!

マナリアシャンデリアン

マナリア魔法学院の生徒を守り、素行を正す魔法生物。
あるお楽しみができ、最近は生徒と頻繁に交流している。

マナリアで配布された新型魔導書、数魔本《すまほん》。
生徒から魔法生物まで、『今』を届けるのが流行中――
「シャンデリアン!追従《アドマイ》しといたよー!」
「ゴォオ、ゴオオオ!」

ブルームウィッチ

これぞ魔女の代名詞!空飛ぶとかチョロイチョロイ。
箒なんてくれて……師匠、やっと私の才能を認めたな?

飛行魔法が、魔女の登竜門だと知らない初心者は多い。
魔女の間では、調子に乗った弟子にお灸をすえるため、
しばしば『落とす』ところから修行を始める者もいる。
――魔法使いに伝わる風説

強欲の魔女

ああ……もう手の中にあるみたいだわ、愛しの先生……。
でも、見守るだけじゃダメね。私は慎み深すぎたのよ。
だってまだ、私以外の女が傍にいるもの……。

むっ!何者かから、魔術で監視されている……?
なかなか高度な術だ、私にさえ原理が解明できない。
特にこの、背筋を走る寒気はいったい……。
――闇魔法の教師・ハインライン

叡智の神鳥

心優しいジェニーは鳥が青に見えた。
勇ましきメアリーは鳥が赤に見えた。
幸運なステファニーは鳥が緑に見えた。
しかし、レインだけは鳥を見て「三羽いる」と言った。

宿帳のフクロウ

人里離れた場所ならではね。静謐で清潔……素敵なお宿。
それにこの本の数ったら。まるで図書館みたいじゃない!
あの司書の梟さんに頼めば、借りて読んでもいいのかな?
――宿泊客・壱萬百壱番ノ記憶

梟さんに何冊か借りて、読んでみたら驚きました!
 見た事ない本ばっかりで、しかも全部が面白いとか!」
 女はやや昂奮した面持ちである。どうも本心のやうだ。
――『明の女』(禁帯出)、一部抜粋

アストラルシャーマン・ライリー

精霊の生まれ方は様々だけど……あなたも、特別だね。
永い時の中で魔力を増やして、生身を捨てた、なんて。
もう大丈夫。私はあなたの声、ちゃんと聞こえてるから。

仲間を守る為に、だったんだ……優しいね、あなたは。
わかった。もう平気だよ。だから、力を貸して。
精霊の力を……私には、それが出来るから。

ウィズダムオウル

類は友を呼ぶ。然るに、友となれば類と成る。
智者を志す魔術師が、森の賢者を友とするのは理に適う。
――『使い魔の基礎知識』、第一章

智に働けば角が立つ。然るに、智者は角ばかりが立つ。
だが彼らとなら、智者同士でも円満だ。可愛いので。
――『使い魔の基礎知識』、第六章

遥かなる叡智・レヴィ

ワシはもう十分に生きた。
冒険、決闘、苦難もその先の成功も、思う存分味わった。
あとは余生を楽しく過ごしたいだけだったんじゃが……。

面白い奴に出会えたもんじゃ。老いぼれ冥利に尽きるの。
生は苦しく悲しいものじゃが……楽しめよ、若人!
ワシのようにな!

マナリアメイド・ハンナ

メイドとして、主人の為に尽くす事。
生徒会長として、生徒の皆さんの為に尽くす事。
もしかしてこの二つ、同じ事なのかもしれませんわ……!

志さえ変わらなければ、道の先は一つとわかりましたの。
杖をモップに持ち替えて、磨き上げてみせますわ……
ワタクシたちの学び舎も!

【シャドウバース】フレーバーテキスト【ニュートラル】其の弐

天翼を食う者

絶望を孕んだ断末魔こそ、我が力。天使たちよ、その純白の羽根を、一枚残らず毟ってやろう!

天使たちよ…喜ぶが良い。貴様らは、高貴なる我の糧となれるのだ。咽び泣いて、地獄に沈め!

アテナ

勇猛果敢なる戦士よ。我が盾が、襲い来る苦難と敗北を防ぎましょう。さぁ、終わりなき戦いを駆け抜ける術を貴方に!

我が智慧は、天運と宿命を超えた栄誉を約束します!選ばれし戦士よ…私と共に悪しき者を討ち果たしましょう!今こそ、勝利の栄光を貴方に!

レイジングエティン

月夜に跋扈する双頭の巨人。鋼の如き肉体は、刃を折り矢を弾く。

鋼の上に鋼を纏い、双頭の巨人は夜を闊歩する。返り血に染まった鎧が、月夜に妖しく煌いた。

獅子の豪傑

我らが領地に踏み入るは良し。だが、踏み荒らすは看過せん。去ね、牙無き者よ。

我は獣にあってけだものに非ず。我が爪牙は無暗に振るわぬ。故にお前は、この大斧を持って断ち切ろう。

ミスターフルムーン

どうだね、吾輩の顔は。
完全無欠、思わずみとれてしまうだろう?

どうだ!この満ちきった顔は!
風光明媚、思わず腰を抜かしてしまうだろう!?

スットゥング

蜜酒を求め、怨敵を求め、
大地を彷徨う内に、正気を失い、
その体躯、憎悪、憤怒ではち切れんばかり。
――『スットゥングの詩』

蜜酒をあおり、笑う軍神、
記憶だけが、彼の身を苛み、
幾つもの山を越えども、天の者に出逢えるはずもなし。
――『スットゥングの詩』

蒼天の守護騎士・カタリナ

ルリアを連れ出したあの日、私は誓ったんだ。
私の持つ力の全てをかけて、ルリアを守り抜くと。

私はすでに帝国とは道を違えた者だ……
遠慮はいらない、全力でかかって来るがいい。
ルリアには指一本触れさせん

スカアハ

クランの猛犬よ、お前は天の神により選ばれた。
ルーン魔術の全ても、全てを穿つ槍術も、
あらゆる武芸を授けてやろう。

天の神はお前の成長を望んでいる。
ならば私はお前の師となり、お前の武を導こう。
さぁ、励むが良い。やがて来る決戦のために!

美食天使・エカテリーヌ

料理の腕はヘッポコで、未熟極まりないワタクシですが、
大切な人に最高の料理を届けたい気持ちは理解できます。
ワタクシの『神の舌』で貴方の料理をお手伝いしますわ!
ではまず一口……ふ、ふわぁぁぁぁああああん!?

こ、この料理は……!なんて繊細で優しい味付け……!
はぁ、はぁ……いくつか改善すべき点はありますが、
とてもたくさんの愛情がこもった良い料理でしたわ。
ふふ……ワタクシも負けていられませんわね!

再編の女神・ウルズ

可能性を求め続ける者の前にこそ、女神は現れる。
傷つきながらも諦めぬ者を女神は決して見捨てない。
――『再編の女神』、第二章

可能性を阻む者の前にこそ、女神は現れる。
自由を奪い去らんとする者を女神は決して許さない。
――『再編の女神』、第三章

母なる君

「マナは枯れ、自然は腐った。我らは見捨てられたのさ。
子はいつか、親から離れるものだろう?
ならば、今がその時だ――対話ではなく、刃をもって」
――呪われし影・ヴァイディ

「マナは輝き、自然は実った。我らは育てられたのだ。
子はいつか、親に恩を返すものだろう。
ならば、今がその時だ――刃ではなく、対話をもって」
――王たる光・ベイリオン

シヴァ

心願に応え顕現せし、究極の力持つ破壊神。
その手に神槍・トリシューラ。額に眠るは第三の目。
其は不変なる力の化身、万象悉くを救う者。

第三の目が開く時、悪滅の光が世界を包む。
齎されるは、善護の劫火。
其は一切を焚き上げ無に帰す、無慈悲なる救いの炎。

日の出の女神・ミトラ

はぁ~いみんな、おっ待たせ~!
ミトラが来たからにはぁ、楽しいことがいっぱいよ~!
そぉ~れ、ご加護の大判振る舞~い!

本当はね、みんなのお願いぜーんぶ叶えたいんだけど……
せいやく?しれん?をしないとダメなんだって。
でもでも、ちゃんとがんばってくれたいい子たちにはぁ、
ミトラがい~っぱいご褒美あげちゃうわ~!

《世界》・ゼルガネイア

我が《世界》は掌。司るは《完成》、汝、逃れ得ぬ創世。

終焉とは《未完》、創世の予兆。全て《世界》の掌の上。

虚無ノ哭風・グリームニル

運命は堕落、宿命は逆巻く。
我が運ぶは祝福に非ず、滅びと邪悪、痛みと暗黒。
叫べよ暴風、喰らえよ烈風。世界よ滅べ、此の名の下で!
……フ!フフフ!闇堕ちごっこだろ!俺も混ぜてくれよ!

此処は可能性の地。救世の騎士が存在しない世界線
救われるべきものが救われず、よって世界は破滅する。
運命堕落、宿命逆巻く、しかし変わらぬものもある。
清浄なる風が目覚めし時、世界の闇は祓われるだろう。

黄昏の神槍・オーディン

黄昏の戦場。馬蹄の篆刻。神魔が慄くベルヴェルグ。
軍神の降臨即ち、悠久より定められし終焉の幕開け。
世界の命運――ラグナロクの鬨、来れり。

神槍地平を射抜き。神脚叢雲を霧消す。まさに人馬一体。
一切を灰燼に、合切を撃滅す。戦塵巻き上げ咆哮荒ぶる。
世界の畢竟――ラグナロクの時、果てり。

ユピテル

世界の終焉、破滅の予兆、大いなる災禍……あっはっは!
いいじゃないか!退屈よりはよっぽどいい!
大丈夫。アタシたちに、越えられない壁なんて無いさ!

終焉、破滅、災禍。何が敵でも、諦めないヤツらがいる。
人も神も魔も関係ない。アタシはその勇気に手を貸すぜ!
さぁ、派手に行こうじゃないか――『雷霆の巨手』!

絶大の唯我・マゼルベイン

          試練の一、唯我の禍。
          群れ集う神を凌駕し、
          唯一を現す神に至れ。
――『唯我の試練』、原典・右の座

最後の時まで、一瞬たりとも気を抜くな。
かつての試練など只の片割れ。
未だ災いの道半ば。故に、今こそ告げる。
――さぁ、次なる試練を与えよう。

サタナエル

地の底へと堕ちた神の子。反逆の堕天使。
神の威光は消え失せた。ひしめく魔神が彼の首を狙う。
斬殺。惨殺。堕天使の旗揚げは修羅の闘争より始まった。

地の底を統べた神の子。反旗の堕天使。
手は奪い。口は蛇。氷の地獄を起した無貌の王。
残映。慙恚。闇の軍勢は集い、天上に牙剥く敵は成った。

ジャイアントハッピーピッグ

ぶっぶぅ♪
ハッピーが詰まってとーっても大きくなれたぶぅ!
泣いたらダメぶぅ。泣き止んで一緒に笑うぶぅ。
アンハッピーはボクが食べて、ハッピーをあげるぶぅ!

ぶっぶぅ♪
甘くて優しい味がいっぱいするぶぅ。
ハッピーオーラがキラキラ、星みたいに輝いてるぶぅ!
たーっくさんの人がハッピーになったぶぅ!

魔術書の解読

魔術を修める近道は、魔術書を読み、知識を得ることです!

探偵の推理

犯人は凶器で心臓を射抜く。
探偵は論理で真相を射抜く。

神話の剣

「俺じゃない」
伝説の勇者と謳われた男は、唇を歪めた。
「この剣が、全部終わらせちまったんだ」
神の剣が斬るは神の敵。人の想いは届かない。

ジャイアントマッチ

紛うことなき災害だが、賭場と屋台が立つ類の災害だ。

ガブリエル

神の言葉を抱きし、偉大なる四大天使の一人。慈悲深き微笑みは、人を大いなる高みへと導く。

天に舞う白き羽根と共に降臨せし、純白の大天使。彼女は神の代行者として、選ばれし者に新たなる力…伝説の聖剣を授ける。

インペリアルマンモス

巨獣が一歩踏み出すと、百の兵が吹き飛んだ。

巨獣が二歩目を踏み出すと、千の兵が逃げ出した。

サハクィエル

空を司る可憐なる天使。あどけない表情とは反対に、聖なる力で星の杖を自在に操り、宿敵を光矢で貫く。

無垢な天使が小声で討て、と命じる。高邁な天使の呼び声に応じて空の戦乙女たちが降臨し、悪しき翼を一掃した。

癒しの奏者・アンリエット

神に授かったこのリラで、祝福の音色を響かせましょう。温かな心が生み出す美しき旋律は、きっとあなたを癒すはず……。

神に選ばれし奏者として、この旋律を楽園より伝えましょう。奏でる音色はまだ弱い……けれども、いつか世界中に届くと信じているわ。

ギガース

巨人を討つのに必要なもの。
百の剣、千の矢、万の命。
――『おそろしき巨人の歌』

巨人を討つのに必要なもの。
実力、度胸、死の覚悟。
――『おそろしき巨人の歌』

ゾディアックデーモン

天に座し、輝くのみが星に非ず。
天より墜ち、地を砕くもまた、星の威なり。
汝が地を這う者ならば、我に恭順を示すべし。

星が導くは、輝ける運命のみに非ず。
死、絶望、恐怖の定めもまた、星のまことなり。
汝が天に願う者ならば、我が光を恐れるべし。

マルドゥーク

其は神か、あるいは魔か。
否、其は何者にも何物にも喩えられぬもの。
其こそ起源、其こそ終焉。
世界を始め、終わらせるもの。

世界の全てと異なるもの。
世界の全てを越えるもの。
大いなる神も、恐ろしき魔も、
其の前では頭を垂れる。

重装のトロール

道家はその知識をもって、
鋼の継ぎ目を強かに打ち付け、砕いた。
悪鬼はその無知をもって、
鋼を鋼と知らぬままに踏み潰し、通り過ぎた。

武道は知に通じる。
急所、勘所を知ることこそ、武芸の一歩。
だが知とは時に脆く、儚いもの。
大いなる暴威の前では、単純な言葉に成り下がる。

飢餓の絶傑・ギルネリーゼ

ごきげんよう、無知蒙昧。
世界が無垢に笑うから、貪り尽くしてしまいたい。
恋に狂えば酸いを知り、壮丁になるものだから――
――そうね、世界に試練を与えてしまいましょう。

恋しいでしょう、この想い。
恋のように喰らい、飲み込む。
世界からは触れられない。私だけが触れ方を知る。
――そうね、世界に試練を与えてしまいましょう。

進化の導き手・レイナ

私はレイナ。もう一人のレイナ。
アナタの知る私とは、ちょっと違う私だけど……
でも、アナタのチカラになれますから!

本来なら、ありえない出会い。
だから私とアナタの別れは決まってます。
寂しいけど……でも、怖くはありません。
アナタとの旅にワクワクしてるんです!

大鎧のミノタウロス

「オレ、この戦いが終わったら結婚するんだ」
――牛人の隊長
「絶対にあの人を生きて帰すぞ!」
――牛人の部下

「オレ、もうすぐパパになるんだ」
――牛人の隊長
「隊長を援護しろ!」「生まれてくる子供のためにも!」
――牛人の部下達

異界を統べる者

歪な歪と歪みが、理を捩じり、混ぜ、交わらせ。
在り得ぬが在り、し得ぬが起こり、移り変わる。
知っているか、かつて人は大地を見上げて立っていた。
――『手記』、始まりの3行

冥界は天の上に在り、天界は地の果てに在り、
我らは天の雲に足をつけ、空を泳いで生きていた。
知っているか、あの、かの、それが、全てを変えた。
――『手記』、終わりの3行

至高の戦神・オーディン

遙かなる時を超え、ラグナロクは訪れる。
天上の乙女が集めしエインヘリャルは戦場を渇望する。
軍神は自らの愛馬たるスレイプニールを蹴りあげ、
凶暴な蹄音を響かせながら運命の地へと向かった。

フギンは読み取る。世界の『思考』を。
ムニンは感じ取る。世界の『記憶』を。
黄昏の最中、二羽の大鳥が伝えるのは逃れ得ぬ宿命。
それでも軍神は戦場に降臨し、敵と対峙する道を選んだ。

アイギスシールド・アテナ

時は移ろえど、世に戦いは尽き果てず。
また逢いましたね、勇猛果敢なる戦士よ。
襲い来る苦難と敗北より、今一度貴方を守りましょう!

天に名高き、戦の女神にして盾の女神。
彼女の加護と我が障壁、どちらの盾が硬いのか。
いつの日か、試してみたいものだな。
――神の盾・ブローディア

爆炎の魔神

火を重ねれば炎。
では炎を重ねれば?
――魔神の問いかけ

火が暴れて爆ぜる。
では炎が暴れれば?
――魔神の問いかけ

鋼鉄と大地の神

キカイの駆動するセカイ。しぜんの躍動するせかい。
テツのイミ。はなのかち。違うセカイ、重なるせかい。
されど大いなるイシの下、二つのせかいは融合し――
――避けられぬタタカイがはじまる。

天使の伴奏者

喇叭は神に返したさ。審判など、もう懲り懲りだとね!
音楽を楽しめるなら守護天使でいいさ。ま、降格だけど。
ここで本題……腕利きのチューバ奏者、雇わなーい?

僕のチューバは架け橋さ。天使と人を繋ぐ、ね。
天使の僕が伴奏に回り、人々の奏でる旋律を支える。
これが在るべきハーモニー……人と天使の音楽なのさぁ!

マウンテンギガース

「おい!アイツはなんであんなに怒り狂ってるんだ!」
「三千の生き物の中に、人は入ってなかったって事だ!」
――山に入った人間

荒天の雷神

荒天、常に人世を離れず。世俗は暗雲が覆うのみ。
雷神、雲塊の外に現れず。ただ百雷を落とすのみ。
人の増長許されず。身の丈超えた高慢にこそ、雷は落つ。

天明けて、空になく。もはや人世を見守ることもなし。
雷神出でて、寛恕を見せず。高慢は命を落とす他なし。
警告は決別へ。雷霆地を割き、高みは人の手に落ちず。

卵の大爆発

んほぉぉ!わ、われるぅぅ!

終焉の地

焦げた高天、泡立つ七海、蝋涙の大地。
遍く命よ、旧き世界に別れを告げよ。
其は、終焉を齎す咆哮。
創造の時、来れり。

ギルガメッシュ

神々をも凌駕する強大な力を持った半神半人の英雄王。その力は留まること無く、世界の全てを支配した。

神々をも凌駕する強大な力を持った半神半人の英雄王。逃れえぬ死の運命を越え、冥界神に死の秘密を求めた。

ルシフェル

神の遣いとして、私は多くの生命の繁栄と幸福のために尽くしたい。人も神も魔も等しく、光ある生を送るために私はこの力を振るおう。

神に仇なす者として、私は終わりなき虚無にこの身を捧げよう。傲慢なる神々に…破滅と絶望を。さぁ今こそ…反逆の時だ。

アークエンジェル・レイナ

更なる高みを目指す貴方に、私から特別なチカラを授けます!さぁ…受け取って下さい!

私のチカラが、貴方を更なる高みへと導きます!さぁ、参りましょう!私たちの勝利を信じて!

オーディン

神々の頂点に立ち、戦を司る軍神。アースガルズの宮殿から世界の全てを手中に収めることを望んだ。

神々の頂点に立ち、戦を司る隻眼の軍神。神々の黄昏を迎え、黒光る甲冑と神槍を手に決戦の地ヴィクトリドに挑む。

激震のオーガ

破砕、破壊、破滅の象徴。その巨鬼に挑むことなかれと人は言う。挑みし者の命と共に、大地一つが砕けるからだ。

荒れ狂う現象、牙剥く災厄。最早誰にも止められない。振り下ろされた豪拳が…また国を、大地を、世界を殺した。

ランページマンモス

「俺の足が震えてるのはな」
歴戦の兵士は吐き捨てるように言った。
「怯えてるからじゃねぇ。大地が震えてやがるからだ」

「震えてられるのもここまでだ」
歴戦の兵士は、巨象を仰ぎ見て言った。
「後は震える間もなくぶっ飛ばされるだけだぜ」

クロノス

時の螺旋を貫く神意。
刻まれし摂理、遍くものは赴くままに。
日が沈み命が絶え、日は昇り命は生まれる。

時が齎す、破滅と創造。
永遠の平穏は失われ、流れ出す世界と現象。
過ぎ去りしものを追うなかれ。新しきものを抱くべし。

マシンエンジェル

《アクセス認識……》《有効なアクセスです》
《コアの損傷を確認》
《警戒機関作動》
《待機個体を起動します》

《アクセス認識……》《有効なアクセスです》
《コアの変化を確認》
《先鋭化の支援要請を発令》
《予備個体を起動します》

機械神

《アクセス認識……》《無効なアクセスです》
《コア・コードを入力して下さい》
《8種のコア・コードを確認……》
《コード:オリジンを摘出します》

プロジェクト:コアを停止しますか?》《Y/N》
《8種のコア・コードを確認》《実行中……》
《ERROR》《E■ROR》《ER■■R》《■■■》
《再起動》《不正なアクセスです》《殲滅を開始します》

闇の翼・オリヴィエ

神々が定めし理。それは、閉ざされた希望。
もはや猶予はない……ただ突き進むのみ。
天上の神々よ。この理想、愚行と呼ぶなら好きにしろ。
それでも私は止まらない。最後の瞬間、その時まで!

閉ざされた扉の先、希望は待つ。
新世界に至るまで、我が翼は止まらない。
阻む者は覚悟しろ……魔剣の刃が全てを斬り裂く!

ピアッシングエンジェル

悪は奥まですっきり処罰!
見落としがちな黒幕も、この矢は逃がしませんから!

ご覧くださいこの貫通力!
イヤ~なしつこい元凶も、この矢にかかればこの通り!

サハクィエルイスラーフィール

最愛にして最哀の奏天使。妹は、姉の横顔に胸を潰した。
「どうして人は争い続けるの?」
哀を謡って地上を癒すも、人は新たな惨劇を引き起こす。
「姉さまが悲しみ続けるなら……私が人を終わらせる」

姉想いの、空を司る天使。姉は、妹の寝顔に胸を定める。
「悲しみは謡えても、別離だけは選べなかった」
逸る妹に負わせぬよう、黙示録の旋律を奏で始める。
「崩壊を謡いましょう……審判の時、終わりの調べを」

双極の生命・フラム=グラス

我はフラム、そしてグラス。融け合った二人で一人。
禁忌と矛盾の成れ果てに、全く新たな景色を見た。
憤怒。空虚。感じない……我はもう、別の我なのだな。

双極する二つは世界に犇めく。我だけではなかった。
神と魔。正と負。正義に悪……全ては摂理が定めた対立。
分かたれし二つの慟哭、我が一つにまとめよう。
熔けて混ざれ。冷えて固まれ。我らの果てを望むならば。

ダークエンジェル・オリヴィエ

混沌の地に舞い降りた、新たなる同胞を歓迎しよう…。我ら一族が神を討つために、貴公の戦果を期待しているぞ!

闘いの中に生きる、新たなる同胞たちよ…。闘争の果て、遥か地平に待つ新たなる世界を求めて…今こそ旅立つがいい!

イスラーフィール

審判を下すか否かは、最哀の奏天使に委ねられた。奏天使は地上の者らの心を癒すために曲を奏で、哀を謡った。

癒してもなお癒しきれぬ業に絶望し、奏天使は遂に審判を下す。聖涙が一筋零れ、刃となって罪深き者らを引き裂いた。

プロトバハムート

切なる願いに応じて、竜はその身を枷から解き放つ。
壮烈な咆哮は空を揺るがし、
聞く者に畏怖の念を抱かせる。

黒銀の翼を羽ばたかせし竜は、
天地万象を震撼せしめん災いに、
心魂賭して蒼き少女に呼応する。
枷から解き放たれた雄渾たる咆哮は、此の渾天に轟く。

氷獄の王・サタン

天は地に落ち、地は冥へ堕ち。
全ては呼吸を忘れ、最果てまで凍てついた。
奪う者、嘘の蛇、正体無き無貌の存在。
ただ一つ分かること、それは世界の敵であること。

口を開く者、喉まで凍る、臓腑に霜。
口を噤む者、永遠に黙す。
刃は塵に、術さえ灰に。氷の牢獄で命は震える。
ただ一つ出来ること、それは世界を捨てること。

ゴッドコロシアムマンモス

巨象の神は百年に一度、異界から強者を集め大会を開く。
その基準は、枢要たる八つの意志を宿す者。
様々な理由を胸に、代表者たちは闘技場に馳せ参ずる。

象神の百年に一度の咆哮が、異界へ繋がる門を開く。
勝者は支配を、敗者は従属を。
神の背の闘技場にて交わる欲望を、象神は供物とする。

アルティメットバハムート

終焉の黎明。破局の閃光が轟いた。
灰燼の息吹が、寂滅の羽音が、万有万物を燼滅する。
旧き世界の破壊を以て、新生なる創造が始まった。

創造の終息。旧き世界に終わりが迫る。
しかし、赫々たる虚空に向けて希望を冠する光が集う。
遍く生命が手を結び、万古不易の究極に立ち向かう。

サタン

神に反逆せし者は地の底に降り、獄炎をまとって再臨した。冥界の王は、神々と生者全てに血塗られた戦を挑む。かくして黙示録は訪れた。

冥界の王の元へ集いし闇の軍勢は、黙示録の日に歓喜する。破壊と混沌が狂喜乱舞し、世界を絶望の鈍色に染め上げた。

バハムート

全ての神々と居並ぶ至高にして最強の竜。高貴なる漆黒の姿を持ち、その美しさはこの世全ての創造物を圧倒する。

全ての神々と居並ぶ至高にして最強の竜。神撃の力は全てを超越し、その力と栄光を欲する英雄の伝説が彩られる。

ゼウス

全能の存在にして、やがて全ての神々の頂点に立つ主神。女神たる母から生まれ、同じく神たる父に反逆した。

恐怖の名を持つ甲冑をつけ、光り輝く雷撃の槍を持つ。その姿は全知全能の天空神として、暁の空に輝いた。

海の女王

我が前で誓い、我が意に跪くのならば、渇望を希望へと変えてやろう。さぁ、貴様の望みを吐き出せ。而して我が望みを飲み込め。

貴様の願いは何処へ行く?憐れなる小石が如く、海の底へと沈むのか……揺らめく泡沫が如く、海面へと浮き上がるのか……全ては貴様の行い次第だ。

至高神・ゼウス

其の手に掴むは、遍くを穿つ雷霆の刃。
暗黒を祓い、威光を纏いて降臨す。
相対する宿敵。交錯する因縁。激動する大地を歩み――
――そして、冥界神との決戦が始まる。

アダマスの鎌は万物諸共に寂滅を絶ち、
アイギスの楯は終焉を許さず。
超軼絶塵たる神々の決戦に、世界が鳴動する。

虚無の堕天使・ルシフェル

神々よ、傲慢の意味を知れ。
自らを不滅と謳い、希望に包まれていると驕ったな。
滅びは万物に訪れる。虚無は必ずやってくる。
我、破滅と絶望を、遍く齎すものなり。

天より地へ、それより底まで落ちようと、潰えず。
神々が天に居座る限り、我もまた、再び飛び立とう。
我はその為に。傲慢を堕とす反逆が為に。
神々よ。どこまで高く昇ろうとも、楽園などないのだ。

始原の竜・バハムート

創世を司る双極の至高。
神に見捨てられた世界を育む、黒銀の翼。
竜の破壊は再生を呼び、万象は流転する。
やがては果てなき空に、星をも超える実りを齎すだろう。

世界の終わりと始まりを司る。
無限の神意は人の身では永遠に及ばず。
創世の秘奥は希望となって、小さな分身に託された。

輪廻の女神

上天より現れし、煌々たる昇天。其は、翼持つ救い。
燐光が舞い降り、迷妄の残滓たちは標を見る。
生き急いだ後悔。遣り残した無念。全ては天へ召される。

救いに報いる、煌々たる星彩。其らは、翼持つ奮励。
穢れを忘れ、英霊たちは天の御使いになる。
終わりなき救いの旅路。子らは慈母の道行きを支える。

【シャドウバース】フレーバーテキスト【トークン】ヴァンパイア

 

ユリアスの闘争

私は戦わせてもらうよ。
闘争こそ私の本領、これ以上は望むべくもない。
せいぜい踊れ、愉快に舞え。
退屈させてくれるなよ?

モノの覚悟

ワタシも戦うとしようか。
いやはや、困ったものだ……。
ワタシはか弱いレディ、折れかけの螺子だ。酷使は辛い。
まぁ、生き長らえてしまったし。余生を楽しむとするよ。

テラーナイト

そのヴァンパイアは、超然と嗤う。
──揚々と幕を上げ、闘争という演目を演じるために。

愛絶の飛翔

『愛絶』とは、姦淫である。
交わるために愛など不要。必要なのは憎悪のみ。
異なるものを厭うが人。自己と他者とは憎しみが分かつ。
誰かと交わる悦びは、他者がいなくば叶わない。

フォレストバット

主の敵に牙を剝き、夜は音もなく忍び寄る。

主の敵を喰らうため、夜は音もなく舞い降りる。

毒蛇

「食べる価値もなさそうね?」
「斬る価値すらなさそうです」
「アタシもそー思う!……ってことで、やっちゃって!」
――ゴルゴーン三姉妹

「なんかマズそうだし、アタシはパスよ」
「私の趣味でもありませんね」
「うん!それじゃ、この子に任せちゃお!」
――ゴルゴーン三姉妹

飽くなき切望

益。
其れ生むは《浪費》。
どうせ全ては無駄と無意味の集合体だ。
其方使え。使い果たせ。無益こそ、この世の真理なれば。

紅の牙

――我が身は満ちた。
紅の牙《ブラッド・アーツ》――。

ナイトメア・タイム

そのヴァンパイアは、永きを求む。
――眼の前の敵よりも、終幕のあとを怖れるように。

ブラッディネイル

そのヴァンパイアは、脆弱を試す。
――主演になりうる人の奮起を、促し待ち望むように。

ドレッドオーラ

そのヴァンパイアは、衆愚を置き去る。
──敵役も脇役も立てない、寂しき一人芝居のように。

幼狼奮闘

――どうぞ。
いつでも、ご自由に。

デーモン

呼び出した相手と契約を交わし、従順に働いてくれる。
彼らはとても勤勉だ――支払えるものがある内は。

精々便利に使うといい。悪と魔の意味を忘れぬように。
古今――彼らに逆に使われていた例は、枚挙に暇が無い。

白夜の吸血鬼・ヴァーニア

今宵は先生とずっと一緒にいたい。
先生が望んだ通りに、私……。

今宵は先生とずっと一緒にいたい。
先生が望んで下さるのなら……
私、今宵を捧げます。

真夜中の吸血鬼・ヴァーニア

一晩中、アンタと一緒って決めたんだから!
アンタが言った通りにしたんだしね!

一晩中、アンタと一緒って決めたんだから!
アンタがどうしてもって言うんだったら……
朝になるまで遊んであげる!

トリルメイド・アズ&イズ

今をときめく悪魔アイドル、トリル。
その成功の影には、二人のメイドの姿があった。
「あのメス、裏表ありすぎ」「でも案外いい人だよ?」

メイドにして護衛役、トリルのバックバンドまで
務めてみせる。全てはご主人様のため……
……ではなく、お給金とお魚のために。
「お魚、ウマい」「トリル様のおかげだね!」

渇望のオウルキャット

「……ボクたちに逆らうなら、コイツが相手だ。」
「猫と梟の融合体にやられる、屈辱を味わいなさい!」
「フィール・フォール・フュージョン!」
――バロン・ダブルフィール

猫と梟。
融合した二つの心は、一つの結論を……出せなかった。
だが、鼠を食べる――その落としどころは見つかった。
空腹を感じるのは、上下どちらの心でも同じなのだから。

パンサーレオ

「アタシたちに逆らうなら、コイツが相手よ!」
「豹と獅子、獣たちの調和した力を味わえ……!」
「フィール・フォール・フュージョン!」
――バロン・ダブルフィール

豹と獅子。
融合した二つの心は、すぐに一つの結論を出した。
獲物を殺す――為すべきことは変わらないと。
喉笛を引き裂くのは、左右どちらの爪でも良いのだから。

囁く昏き者

「孔は其処に。汝は此処に。光は何処にも在りはしない。
人よ、触れて崇めよ。あらゆる底に蠢くもの、
声を啜り言葉を喰む昏闇」
――『奈落の底』、第一章、第五小節

「劈く声に目覚める。喘ぎ、震え、惑う瞳に真理を見よ。
開く扉が罰の名を告げる。今、揺れる腕、濡れる瞳。
嗚呼、汝に触れるは絶望の温度」
――『奈落の底』、第四章、第二小節

真紅の一撃

真紅の薔薇を、もっと赤く。

夜の襲来

夜に潜む、カタチ有る者。
あるいはそれは、夜そのもの。
愚かな真似を悔いる間も無い。

現れる狂気

夜に潜む、カタチ無き者。
あるいはそれは、夜そのもの。
愚かな真似を悔いても遅い。

蒼炎の魔石

蒼き道は富める道。
豊かに過ぎて肥えぬようにご注意を。
――双石の悪魔

デビルソング

最前列から最後列まで、
アタチのとっておき、ちゃーんと聴いてね!
聴かないヤツは……許さねぇ。
――デビルアイドル・トリル

無欲への恩寵

其方の眼で観測しなさい、無駄と無意味で溢れた今世を。
必要なことは脈打つこと、生きること。
愛も怒りも悲しみも、
無。

紅炎の魔石

紅き道は貧する道。
飢え果てて餓えぬようにご留意を。
――双石の悪魔

セイントメイデン・ブラー

我、純白を纏い、ここに降臨せん。
今、光輝の扉は開かれた……!
始まるは、純白の刻《ホワイト・タイム》!

「我が魂は聖別に歓喜を告げる!
今こそ、純白の世界に繰り出さん!」
「おニューの服で外に出たいんニャねー」

ダークネスメイデン・ブラー

我、漆黒を纏い、ここに顕現せん……。
今、暗黒の枷は放たれた……!
始まるは、漆黒の刻《ダークネス・タイム》!

「我が魂は堕落に歓喜を告げる!
今こそ、盟友たちに漆黒を与えん!」
「おニューの服を友達に見せたいんニャねー」

ファースト・ワン

原初の一《ファースト・ワン》――解除《アンロック》。
――原初の一・モノ

カインドクイーン・ヴァンピィ

女王になるって、こういうことかな?
優しくて、あったかいこと?
だったらヴァンピィちゃん、そうしよっかな!
けんぞくぅ、ほらおいで!ぎゅーしてあげる!

ヴァンピィちゃんが優しくすると、
けんぞくぅも嬉しいんでしょ?
そしたら、ずぅっと優しくしてあげてもいいよ?
けんぞくぅが言うなら、してあげる!

ブラッドクイーン・ヴァンピィ

女王になるって、こういうことかな?
わるーいやつが出てきたら、みんなのために戦うこと?
だったら、ヴァンピィちゃんは戦いますし!
けんぞくぅの敵だって倒しちゃいますし!

ヴァンピィちゃんが一緒に戦ったら、
けんぞくぅだって嬉しいんでしょ?
そしたら、ヴァンピィちゃんはずっと一緒!
けんぞくぅのために戦ってあげる!

【シャドウバース】フレーバーテキスト【トークン】ビショップ

イリスの祈り

私は戦います。
罪に穢れたこの身に、もしも光が差し込むならば――
――それは、贖罪という光しかありえません。
壊した分だけ救う。それが今の私の願いです。

ムニャールの躍動

ムニャールだって戦うニャ!
……ホントは、ちょっと怖いニャ。
ムニャールは力も強くないし……弱いのニャ。
けど!これでも参謀ニャ!ビビッてなんかられないニャ!

リモニウムの救済

《深刻な破損を検知しました》
救いましょう、この力にて。
《救済は実行されます》
――欠落の聖女・リモニウム

聖女の号令

ニセモノの仮面は、もういらない。
そして私は、進化する。
――霧雨カグラ

獅子の祝福

さて、君はどうする?
選択肢は常に君の前にある。
――レオン・オーランシュ

リトルミュースナイト

呼ぶ声あらば応えなさい。
袋の鼠を脱しなさい。
その足に乗った勇気が、貴方の使命へ近付かせるから。
――『自然賛美の書』

貴方の声を聴いた時、ちっぽけな胸に勇気が湧きまチュた!
もう逃げません!僕も一緒に戦いまチュ、ミルフィ姫!
遮る者は猫とて噛みまチュ!この使命が、僕の全部です!

ロレーナの聖水

傷付きながら進む子羊よ、私が貴方を救います。
――ホーリープリースト・ロレーナ

規律の聖痕

やれやれ、困ったものですねぇ。

絶望の奔流

『絶望』とは、安息である。
心の望みとは、救いとは、人によって異なるもの。
安らぎの夢ではなく、苦難に満ちた現実を望む者もいる。
望むがままに困難を与えることもまた、救いの形。

ホワイトダイヤモンド

キュートなものがお好みですか?
――宝石の巫女

ブラックダイヤモンド

セクシーなのもお似合いですよぉ!
――宝石の巫女

聖なる盾の獅子

祈りと願いが具現し、仄明るい盾と化す。
その僅かなる光をもって――
汝、暗闇を進むべし。
――『救済への道のり』、第四章

盾は一つの証に過ぎず、汝の道はまさしく始まり。
より祈れ、更なる願いを、神に捧げよ。
救いの道はここにあり。
――『救済への道のり』、第五章

聖騎兵

彼の者が奇跡を掲げると、失われし奉仕者たちが蘇る。
戦況は覆り、悪鬼羅刹は悲鳴を上げた。
――『戦場の手記』、第十五章

その身は既に不定なれど、正義の意思は変わらない。
善き者を護るべく、勇ましく戦う守護者なり。
――『戦場の手記』、第十六章

ロレーナの鉄拳

過ちの道を進む子羊よ、私が貴方を救いましょう!
――ホーリープリースト・ロレーナ

ヘイブンファイア

燃焼《イグニッション》――
装着《セット》――
――発射《ヘイブンファイア》!

聖なる教示

その光を受容せよ。
汝の身は自由となり天へと昇る。

忌むべき教示

その闇を許容せよ。
汝の身は自由を忘れ天へと還る。

レリックスフィア

神の教えで民を救わん。新米司祭の赴任先は貧村でした。
やる気ばかり溢れる彼女を、迎えたのは優しい村人たち。
貧すれど勤勉、朗らか、敬虔。教わったのは彼女でした。
――失われし記憶・1

レリックプリズム

ある年、村は不作に喘ぎ、司祭は都へ行きました。
援助の嘆願は無下にされ、無念に泣いて帰ればびっくり。
お出迎えは屍だけ。略奪も殺戮も、皆終わった後でした。
――失われし記憶・2

レリックトーラス

不作どころか飢饉でした。隣の村のお話です。
痩せた我が子を抱きながら、彼らは許してと涙します。
彼らの村の司祭様は、とうに餓死していたからです。
――失われし記憶・3

レリックプラトン

神の許しを与えられるのは、もはや司祭だけでした。
だから彼女は司祭の仕事を、呻きながらやりきりました。
誰のせい。なぜこんな。こんな過酷が。あぁ、あぁ……。
――失われし記憶・4

虚脱の剛腕

無。
気。
《力》。

ホーリーファルコン

祈りに応え、舞い降りる白翼。その嘴で悪意を啄み、その輝きで闇を照らす。

潔白なる祈りに応え、白翼が降臨する。澄んだ鳴き声が闇を裂き、魔なる者を打ち払う。

白蛇

艶めく信仰心が満ちる時、蛇神の使いが降臨する。
その牙は敵意を喰らい、滑らかに濡れる。

蛇神の使いは白々と輝く。
その双眼に捉えられた者は、悪意を吐き出す。

タイムオウル

時の砂粒が流れ落ちる時、青き番人が降臨する。
その翼は、速やかに去る時の如し。

番人のはばたきは、時の流れを現す。
その翼は、時空を翔けて悪しきを打つ。

森の参謀・ムニャール

「母なる君は、ぶっ倒さなきゃいけないニャ!!!!」
鼻息は荒く、意志は固く。
「ヴァイディ様の進む道は、ムニャールが守るニャ!」
使命に燃える、自信に溢れた森の参謀。

「ムニャールは参謀ニャ!怖いものなんて無いニャー!」
胸を張って、意地を張って。
「ムニャールの活躍見てて下さいニャ!ヴァイディ様!」
使命を胸に走る、紛う事なき森の参謀。

ユニコーンスピア

争うなら、倒すから。
――ユニコーンナイト

ホーリーフレイムタイガー

聖火に導かれし炎虎。その炎に抱かれた者は、肉の一片さえ残さず浄化される。

清き灼熱が、あらゆる闇を焦がし、祓う。炎虎が纏う聖炎は、天界への送り火だ。

ドリームラビット

僕は幻、夢想の存在。君が望むのなら、僕は何度だってやって来るよ。

僕は幻、夢想の存在。…だけど、君が望むのなら、僕はホンモノにだってなれるんだよ?

ジュエルトータス

宝石が七色に輝く時、巨大なる神獣が降臨する。
その前に悪しきは悉く押し潰されるだろう。

七色の宝石は、正しき行いを導く。
その輝きの前に悪しきは打ち祓われるだろう。

純白の聖鳥

舞い上がるは白き翼。
救済を祈りし声を聞き、護りの力を授けんとする。

何を祈り、何を願うのか。
相克の像の前で、人は己の心を晒す。
白きは白く、黒きは黒く。
祈りに応え、聖鳥は舞い上がる。

漆黒の魔鳥

舞い降りるは黒き翼。
断罪を祈りし声を聞き、侵攻の力を授けんとする。

何を祈り、何を願うのか。
相克の像の前で、人は己の心を晒す。
白きは白く、黒きは黒く。
祈りに応え、魔鳥は舞い降りる。

聖なる鎧の獅子

祈りと願いに包まれて、盾は鎧と姿を変える。
おぉ、その信仰は黒鉄か。
壁を砕く、鋼鉄か。
――『救済への道のり』、第六章

いかなる辛苦も祓い、砕く。
鎧は一つの証に過ぎず。
救いの道はまだ半ば、故に汝は邁進するべし。
――『救済への道のり』、第七章

ヘヴンズゴーレム

太古の封印が解けし時、彼方より巨人が降臨する。
人の心を守り、人の影を砕く。

古えの力は、今の在り様を流転させる。
人は古き時代に祈り、新しき時代を願う。

狂信の呪具

「人よ、賛美せよ。我の他に神はなし」
――呪具に刻まれた祝詞

ペガサス

蒼空を拝せし者を助く、有翼の白馬。

天に選ばれし英雄を助く、純白の天馬。その優雅なる羽ばたきで、蒼空を疾駆する。

ガーディアンフォックス

月が大地に最も近づく夜…女神の命を帯びた霊狐が、天より遣わされる。

気高き霊狐の尾がはためく。それは、女神に害為す者らへの威嚇と警告。もし、あと一歩でも踏み出したなら…慈悲無き牙が喉を裂くだろう。

壮麗なる隼

笛の音が天を駆け、雲を裂く。そして、雲の切れ間から、翼持つ天の使者が現れる。

舞い落ちる羽根が、大地を白く染め上げた。蔓延る悪意、這いずる憎悪、その悉くを浄化する。

アダマントバード

二度と狩られぬよう、二度と滅びぬよう、神はその鳥に金属の羽根を与えた。

二度と狩られぬよう、二度と滅びぬよう、神はその鳥に大いなる知恵を与えた。

暗転の牝鹿・ケリュネイア

無情の闇を体現し、彼の身は黒く塗り替わる。
放たれし闇は破滅、終焉への道しるべ。

無情に闇は漆黒の証、邪まなる闇の証明。
彼の足跡は闇となって、世界に終焉を齎すだろう。

大翼の白竜

敬虔なる乙女の命が、白き大翼を呼ぶ。

乙女の命を糧として…白竜は咢を開き、咆哮を上げる。光の教理に背く者らは、その大いなる後光に竦むのみ。

バロン

聖獅子は呼び声に応える。かつて護り切れなかった愛する者たちを、今度こそ護るため。

聖獅子は牙を研ぐ。その牙が切り裂くのは、愛する者を傷つける悪。そして、他者を傷つけることを恐れる自らの弱さ。

ユニコーン

聖獣は人に絶望していた。滅びゆく種族と諦めていた。
だが、無垢なる少女との出会いにより、
聖獣の胸に使命が生まれた。

聖獣の力は留まらず、彼らの前に敵は無かった。
少女の賛辞に、聖獣は首を振る。
求める平和は、未だ遠く――ここはまだ、道半ば。

聖なる王の獅子

ひとえ、ふたえに、祈りが重なり。
いくえ、いくえに、願いを重ねて。
やがて来たる光、それは大いなる救いの王。
――『救済への道のり』、第八章

降臨せしは救いの王。而して汝、未だ半ば。
王が求むは更なる祈り、更なる願い。
救いの臣下よ、限りなく、絶え間なく続け。
――『救済への道のり』、第九章

うたかたの月

空に還りても、ひととして生きた日々は忘れませぬ。想いを忘れぬ限り、寂莫の夜空に月はいつも輝くでしょう…。

レリックゴッデス

彼女は祈りました。祈りの形の訴えでした。直訴でした。
絶望を。悲痛を。無惨を。落胆を。憤怒を。呪怨を。
この世界の、あまりに残忍な過酷を訴えました。そして。
――失われし記憶・5

そして有り得べからざるが。其れは確かに祈りを聴いた。
祈りは、直訴は、理を超え、其れの眼を向けさせた。
過酷が過ぎる不備の世界と、其れに認識させてしまった。
斯くして其れは──『安寧』は、愚かしき世に齎される。

目覚めし熾天使

その石像は、人々を護る為に戦った、伝説の天使の姿をしていた。その伝説に人々は祈りを捧げ、忘れずにいた。

蘇りし熾天使

積年の、無垢なる人々の想いによって、邪眼の拘束は消えつつあった。もはや天使は栄光の姿を取り戻していた。

栄光のセラフ・ラピス

人々の純粋なる善き心と無垢なる願いに呼応して、無名の熾天使が新たに甦る。それは世界を導く祝福の光となる。

 

【シャドウバース】フレーバーテキスト【トークン】ネメシス

操り人形

なにをもって人は人たりえるのか。
その答えを求め、造り出されたモノがいた。

なにが人を人たらしめているのか。
その答えは出ず、ただソレは増え続けた。

破壊を齎す者・ヴィズヤ

産まれて人。侵されて魔。召されて神。
其は始源に還るべく、全てを破壊する。
還れぬと知りながらも。

破壊の猛威が解き放たれる。
雄叫びは悲鳴、振るう爪は抱擁求める少女の指先に似て。
其を止めるには破壊では足らず。慈愛では届かず。

殺戮を齎す者・イザルエ

刻むは鏖殺。為すは虐殺。定めは殺戮。
其は天を朱に、地を紅に染める。
それこそが彼女の、唯一なる存在意義。

殺戮の定めが世界を満たす。
彼女の瞼が開き、その双眸がこの世を映した時、
万象は斬り裂かれ、万物は血に染まる。

絶望を齎す者・ジオテト

紡ぐは呪詛。詠うは憎悪。律動は乱調。
其は絶望の調べと共に、遍くを陶酔させる。
彼女の歌声に観客は皆、精神を、魂を、魅了される。

絶望の幕が突如として上がる。
あまりに無慈悲に、理不尽に。
世界の終わりまで、奏でられる歌の主題は、終焉。

ユアンの憤怒

私は戦う。
世界を壊し、世界を支配し……人々から希望を奪う者。
許せはしない、容赦は出来ない。
さぁ、決着をつけようか!

ベルフォメットの弾圧

あー、はいはい。勝手に戦え、好きにしろ。
お前たちは怒って、泣いて、それで心で強くなってる。
その怒りと悲しみは私がくれてやったものだ。分かるか?
僕の俺のおかげなんだよ!ハハ!下らねぇから消えろ!

グライアスの咆哮

百機の王たる咆哮は、意志なき足をも竦ませる。

カラミティ・エンド

全ては壊れ、そして滅ぶ。
楽しかったよ、とでも言っておこうか。
それでは、さらば――必滅の時だ。
――レオン・オーランシュ

奏絶の独唱

『奏絶』とは、破壊である。
奏でられた曲を終え、偶像はしばし舞台を降りる。
既に彼女は皆の全て。歌無き時間に衝動は溜まる。
そして次に歌が響く時、抑えられた衝動が爆発する。

エンシェントアーティファクト

切り拓くために造られた。
その身に代えても、未来のために。

突き進むために造られた。
その身が消えても、次なる物が。

アナライズアーティファクト

精査せよ、造られた理由を全うするため。
無意味から意味を取り出すが、汝の意味なり。

分析せよ、造られた理由を全うするため。
汝の前ではあらゆる無意味が意味へと変わる。

改良型・操り人形

人が人たりえる要素、その追及の結果。
研鑽という、底無しの欲であることは証明された。

人を人たらしめる中核、その探究の成果。
改良という、止まれぬ業であることは明白だった。

スピネのアーティファクト

これは私のモノ。
意味なんてないけど……
アナタを壊すことなら出来るよ。
――アーティファクトマスター・スピネ

これは私のモノ。
別に壊れちゃったっていいけど……
アナタにも壊れてもらうからね。
――アーティファクトマスター・スピネ

マリオネット・ウーノ

初めに怒り。
人の愚かさ、傲慢さは、少女の心に怒りを教えた。
「――どうして、人は人を想えないの?」

初めに怒り。
人の欲望、浅ましさは、少女を怒りに駆り立てた。
「――この人たちは、永遠に愚かなままね」

キャノンアーティファクト

現れたるは矛。
もう既に、狙いは定まっている。
――レオン・オーランシュ

私の試練を越えてみせろ。
君のカードの全てで。
――レオン・オーランシュ

偽りの一閃

虚飾、刃に剥離す。
太陽など醜悪なる偽りの様。万人を騙し続けた悪意の塊。
輝ける雫とギルドの街、水面下に潜む邪を炎が照らす。
メイシア・ラフォージ……英雄を謳う、『粛清』の残滓。

光の剣

では、光に誓え。
――狭間の悪魔

闇の剣

では、闇に揺蕩え。
――狭間の悪魔

ファクシミリ

気分も筆も、乗ってきたわ!

デッドペナルティ

物事には道理、従わぬなど許されない規則がある。
その最たるものが、私に与えた損害への支払いだ。
たとえば、そう。私をイラつかせてくれた代金――
これは必ず100000ゴールド。

水銀の断絶

形なき水銀よ、蝕む悪意を断て。
――永久の盾・シオン

アーティファクト兵招集

古き今から解き放たれし者、今の今を塗り替える。

アーティファクトの輝き

古き今が放つ輝きは、今の今を照らしだす。

危険な発明品

名付けて!
『触っちゃダメだけどすごいマシーン』ッス!

安息の少女・ミリアム

造られた命、造られた体。
でも、この優しき心はきっと、私のもの。
……貴方に安らぎを与えたい。そう思うのです。

造られた命、造られた体。
でも、この優しいキモチはきっと、私だけのもの。
貴方の居場所になれるはず。私、そう信じています!

悪戯な少女・ミリアム

造られた命、造られた体。
でも、この激しい心はきっと、あたしのもの!
……アンタの力になりたい。そう思うんだ!

造られた命、造られた体。
でも、この激しいキモチはきっと、あたしだけのもの!
アンタのためになら強くなれる!あたし、そう信じてる!

防御型ゴーレム

さぁ、目覚めたまえ。
この世に咲くべき人の身を、その体躯で護るがいい。
――パラケルスス

偶像に心は無い。
しかし、私が命じた意志がある。
護るのだ、この世に広がる血と鉄の浪漫を。
――パラケルスス

ガンパウダーミキサー・クムユ

クムユ、おっきい音とか声にすぐびびっちまって……。
お父ちゃんたちを安心させるためにも、
もっと強い子になりたいです……。
……はぁ、どうすればビビらなくなれるですかね……?

ぴひゃああああぁ!びっくりしたですー!
……だ、だけど、みんなに迷惑かける奴は
ぜってー許せねーです!
とっちめてやるです、こんにゃろーっ!!

ドールスローター

心とは何か。如何なる色で、形で、味なのか。
狂的に病的に、その答えを探した男は……造り出した。
心を持つ人形の対偶――心を持たぬ人間を。

「心は力になる。無機物である人形にさえ、意志を齎す。
では、心無き者は、力なき者なのか。劣った物なのか。
その答えを、汝が示せ。心持つ強者を、人形を狩れ――」
――オルタナティヴ内部の音声データ

ロココのテディベア

怖い怖いドラゴンさん。
だけどもう、怖くないね?
もう私のお友だち……みんな私のお友だち。
――リトルパペッター・ロココ

怖い怖いドラゴンさん。
ボタンのおめめが可愛いね?
だから私のお友だち……ずっと私のお友だち。
――リトルパペッター・ロココ

真なる斬撃

本性、刃が刻印す。
月光届かぬ薄暗き真実の様。純朴にして善良の仮面の奥。
輝ける雫とギルドの街、曝け出されし欲望が牙を剥く。
メイシア・ラフォージ……繁栄を焼く、『粛清』の妄執。

素敵な発明品

名付けて!
『どこでも一気に明るくするメカ』ッス!

ミスティックアーティファクト

造られたのは、護るため。
命を生み出す母たる主を、
命を生み出す父たる装置を。

造られたのは、護り抜くため。
母のために、父のために、
その身を晒すが子の役目。

トレースアーティファクト

造られたのは、殖える為。
殖やすは己、劣する己。
その身は、劣する主が如く。

造られたのは、殖え続ける為。
主無くとも在り続け、
殖えた己で地を満たす。

ヴィクトリア

奏でられるは、狂想曲。
主の指の調べに従い、人形は踊り、世界を嗤う。

壊せ、引き裂け、殺してしまえ。
主の命に従って、人形は軋み、世界を奪う。

ロイド

奏でられるは、夜想曲
主の指の調べに従い、人形は踊り、世界を護る。

大切なもの、信じるもの、愛すべきもの。
主の全てを護るべく、人形は軋み、世界を駆ける。

神秘の遺物・スピネ&ルチル

超常を侵し蝕む脅威。古のしもべが残骸と化す中、
造られし妹は勇気を以てタイセツを吐露する。
寄り添う想いが届いた時――歯車は動き出す。

繋がる手の中、絆が生まれる。
二人のタイセツは力となって、破滅の遺物が目を覚ます。
機構の輝き迸り、古代の一閃が脅威を薙いだ。

グライアスの威光

百機の王たる輝きは、心無き胸をも高鳴らせる。

ロボミ発進指令

温もりを持たぬ体に熱き正義の火を宿し
鋼の戦士は立ち上がる。
戦うは、幼子達の笑顔と未来を守るため。
悠久の時の果て、鋼の戦士は流れた涙の意味を知る。

惨禍の円環

……てみたって、ホラ。こうなるんでした、主よ主。
司るは《不運》、他人に災い振りまくってことでした。
見て見て、悲惨!おかげで幸いはコッチに転がり込んだ!
これも主の幸せですよね?おや、なら願いを変え……

ジャッジメント・スピア

静止した世界を乱せし、虚ろなる長槍。
取り憑いた者の願いを律し、一切の自由を奪う。

ギルティ・シールド

静止した世界を乱せし、虚ろなる小盾。
取り憑いた者の願いに応え、命のみを永らえさせる。

エターナル・ドグマ

静止した世界を乱せし、虚ろなる絶望。
取り憑いた者の空虚に巣食い、その自我を成す。

マリオネット・ドゥーエ

次に悲しみ。
人の世に蔓延る格差は、少女の心に悲しみを教えた。
「――どうして、救われない人がいるの?」

次に悲しみ。
人の世を支配する規律は、少女の心に悲しみを与えた。
「――この人たちは、永遠に不幸なままね」

遮断の触手

遮断する。
その汚ぇ言葉も、明日への道も!

温もりを拒絶する、冷たき鋼の触手。
地を穿ち、根を伸ばす――その姿は、植物にも似て。
冷たき鋼が、絆を絶つ。

蹂躙の触手

蹂躙する。
その下らねぇ眼差しも、未来への意思も!

平穏を否定する、激しき鋼の触手。
地を駆け、爪痕を残す――その姿は、動物にも似て。
激しき鋼が、情を喰らう

ガードアーティファクト

遮る壁は高い。
どうだ、闘志が沸き立つだろう?
――レオン・オーランシュ

君の資質が問われている。
私は期待しているよ。
――レオン・オーランシュ

ディフェンスアーティファクト

塞ぐ壁は硬い。
さあ、どのように突破するかな?
――レオン・オーランシュ

君の資格を試されている。
私を幻滅させるなよ。
――レオン・オーランシュ

混沌の目覚め

さぁ、世界に新たな秩序をもたらそう。
今、世界は混沌を思い出す。
――混沌の闇・シン

レディアンアーティファクト

造られた白き可能性。
その在り方を道しるべにして、
あらゆるは当然の進歩を遂げる。

暴走する黒き可能性。
その在り方は一つの成果。
あらゆるはまた異なる道を進む。

プロテクトアーティファクト

造られたのは、防ぐため。
主に害なす全ての機能を、
害なす己の機能によって。

造られたのは、防ぎ切るため。
あらゆる機能は、主のために。
その身を捧ぐが、造られし意味。

エッジアーティファクト

刈り取るために造られた。
その身を振るい、あらゆるものを。

奪い取るために造られた。
その身のままに、主のために。

ブリッツアーティファクト

飛翔せよ、造られた意味を全うするため。
意味を無意味に帰するが、汝の意味なり。

飛翔せよ、造られた意味を全うするため。
汝の前では、あらゆる意味が無意味に堕ちる。

甦りし鋼の戦士・ロボミ

――貴方を新しいエンジニアとして登録しました。
私の名前はロボミです、シロウ。

エネルギーチャージ完了。
ハイパーメガトンキック、発動します。

ジャスティス・タイラント

希望は枯れて落ちる。
手を伸ばすも叶わない。
それが撃滅というものだ。
――レオン・オーランシュ

支配されようとしているのではない。
支配は既に終わっている。
君だけが、それに気付いていないのさ。
――レオン・オーランシュ

ワールド・エリミネイター

盛大であるほどよい。
賑やかに祝おうじゃないか。
新時代を告げる祭事には、身を捧ぐ参列者が欠かせない。
――レオン・オーランシュ

幾重の悲愴に溢れ、幾度の落胆を折り重ねる。
そんな不完全な世界と、訣別を果たす救世主となる。
それが、私の本当のプラン。
――レオン・オーランシュ

神器の使者

乱された意志に仕えし、虚ろなる背信
不純なる自我を否定し、己が主を無垢に保つ。

嫌だ!やめろ!僕は……生きたい!
生きたい、生きたい……嫌だ、嫌だっ!
い、や、だ……よぉおおおおおおおおおおおおおお……!
――マウラ・アベラルド

ヴォイドリアライズ

これは怒り?
アナタは敵?
……あぁ、分からない。

マリオネット・トレ

最後に憎しみ。
人の生きる世界に絶望し、少女は遂に憎しみを知る。
「永遠に愚かなら、永遠に不幸なら。いっそ――」

最後に憎しみ。
救いなどないこの世界を、少女は遂に憎悪した。
「こんな世界なんて、いっそ壊れてしまえばいいわ――」

オーキスドール・ロイド

冠する名は、嘘、偽、虚構。
擬き《ロイド》と名付けられし人形は、銀糸に従い動く。
少女の旅路、出逢い、障害――
――心育む、本物の世界を。寄り添い、共に、歩く。

不愛想な仏頂面でも、手は誤魔化せないし嘘つけない。
どれだけアレを想ってるか、整備の手つきでバレバレだ。
ふふ。アタシも負けてられないよね、ヴィクトリア。
――レゾナンスハート・ツヴァイ

プライムアーティファクト

その物体に意志は無い。
だが、造られた意味は確かに在る。
絶え間なく進め、進歩せよ。
意志有るものを、越えるため。

その物体に理念は無い。
だが、叶えるべき理想は確かに在る。
放たれる光は、発展の証。
意志有るものは、全てひれ伏す。

アーティファクト電磁サイ

鋼は増え、蔓延る。
利便を抱え、時たま破壊を撒き散らし。

鋼は増え、蔓延る。
その破壊によって齎されるのは、何処かの命の利益。

神器の番人

乱された意志を守りし、虚ろなる殉教。
不純なる心の介入を拒み、己が主を清く保つ。

生きたいなんて、そんな感情……。
気付かなければよかったんですよね。
そうすれば世界は救われたのに!
――マウラ・アベラルド

パラダイムシフト

新たなる意味を果たすため、新たなる姿に造り変わる。

粛清の一刀

「これが英雄の所業ですかっ!」
「私の中ではそうなんですけど……違います?」
――エリカとメイシア

決意の人形・オーキス

人の優しさ、温かさ、そして愛。
それが世界を繋ぐ、絆に変わる。
ねぇロイド、今ならきっと分かるよね。
私がこの世界で生きる意味、それは――。

私の心に、愛さえあれば。
私と世界は、きっと繋がる。
――貴方がもし、その繋がりを断とうと言うのなら。
私とロイドは――きっと、貴方を倒すわ。

復讐の人形・オーキス

人への怒り、悲しみ、そして憎しみ。
私を私以外の何かに変える。
あぁ、マスター。私が生きる意味、それは――。

心に宿った、この憎悪こそが。
世界と私を、確かに隔てる。
――もう、貴方のどんな言葉も届かない。
この感情に身を任せ、貴方の全てを裂いてみせる。

冒涜の化身

「穢れを呑み込め」
「浄化せよ」
使命を帯びて溢れ、流出。
穢れ。其れは世界そのもの。故に世界が喰らわれる。

「――」
「――」
使命を果たし、世界を呑み込み、同化する。
其の姿は冒涜、背徳。あるいは新たなる世界そのもの。

殺戮の女神・ティシポネー

――目標確定。システムを戦闘モードに移行。
殺戮剣・ネーラオン、起動する。
我は女神《エリネイス》、復讐のティシポネー。
禁忌を侵せし者なれば――悉くを殺戮しよう。

我が剣、一の剣にて翼を喰らう。二の剣にて脚を落とす。
三の剣にて腕を狩る。四の剣にて目を抉る。
五の剣にて首を裂く――六の剣にて心を断つ。
充填完了――殺戮剣・ネーラオン、魔力解放。

不鎮の女神・アレークト

――目標確認。システムを戦闘モードに移行。
破壊杖・クトラジャ、起動します。
我は女神《エリネイス》、不鎮のアレークト。
禁忌を侵せし者なれば――鎮まらぬ破壊を知るでしょう。

最高効率のパターンを検索……確定。
各個体アクセス……認証完了。
該当データ上書き、強制再起動……完了。
全個体掌握完了――破壊杖・クトラジャ、魔力解放。

憤怒の女神・メガイラ

――目標補足。システムを戦闘モードに移行。
撃滅砲・イラリオ、起動。
我は女神《エリネイス》、憤怒のメガイラ。
禁忌を侵せし者なれば――怒りをもって撃滅せん。

パターン変更。
冷却装置、作動停止。
魔力充填、発射準備開始。
発射準備完了――撃滅砲・イラリオ、発射。

魔導列車

今や、広き荒野の生活に、この鉄の馬は不可欠だ。
アイシィレンドリング様の偉業は、世界を巡っている。
――紅玉財団職員

ルールはシンプル。どれほどの価値を持ち示せるか。
シートの柔らかさと列車の速さは、君の器に比例する。
――アイシィレンドリング

シャングリラ・ブレイカ

何もかもを振り絞るといい。
全力の抵抗を許可しよう。
その果てに、君は破滅を思い知る。
――レオン・オーランシュ

そろそろ理解してくれたかな。
最早これは戦いではない。余興であり、確認だ。
私が何処へ到達したのか……知らしめる為の儀式だよ。
――レオン・オーランシュ

新約・白の章

奏絶の成育は、白きもの。
衝動を育んだその後に、孵化せし笑みは穢れぬ正義。

新約・黒の章

奏絶の成育は、黒きもの。
衝動を育むその前に、包む笑みは穢れた邪悪。

再生の殺戮・ティシポネー

冠するは復讐、役割は殺戮。
再生せし女神に慈悲は無し、禁忌の裁きで切り刻む。
それこそが、その身、造られし意味なれば。

使用素材、A。無差別情報演算機――七番型・ヘプタ。
姉妹の知を望んだ熟慮の心は、醜悪に折れ、メモリ抹消。
使用素材、B。処刑用総合戦闘機――八番型・オクタ。
姉妹の武を望んだ戦意の心は、罪業に涙し、メモリ抹消。

再誕の不鎮・アレークト

冠するは不鎮、役割は破壊。
再誕せし女神に免罪は無し、禁忌の咎めで踏み躙る。
それこそが、その身、造られし意味なれば。

使用素材、A。双子型連携同調機――二番型・ジー
自を伝えたがった共感の心は、失望で病み、メモリ抹消。
使用素材、B。双子型連携同調機――三番型・トリ。
他を知りたがった好奇の心は、倦怠で愁い、メモリ抹消。

再燃の憤怒・メガイラ

冠するは憤怒、役割は撃滅。
再燃せし女神に容赦は無し、禁忌の報いで焼き尽くす。
それこそが、その身、造られし意味なれば。

使用素材、A。高出力兵装加工機――五番型・ペンタ。
夢を広めんとした向上の心は、閉塞を飽き、メモリ抹消。
使用素材、B。補助式魔力内蔵機――六番型・ヘキサ。
糧を分けんとした慈愛の心は、限度を諦め、メモリ抹消。

混沌の闇・シン

――さぁ、世界に新たな秩序をもたらそう。
君は僕を見た、君は僕と出逢ってしまった。
君が世界の光なら……僕は混沌の闇なんだ。
――あぁ、僕はこの日をずっと待っていたのさ。

――今、世界は混沌を思い出す。
僕が抱きしめてしまえば……君の光も届かないよ。
ねぇ、僕に世界を任せるつもりが無いのなら……
――全てを救うことなんて、諦めるんだね。

白き破壊のアーティファクト

破壊の衝動は、白きもの。
既成を壊したその後に、浮かべる笑みは穢れぬ正義。

黒き破壊のアーティファクト

破壊の衝動は、黒きもの。
既成を壊すその前に、浮かべる笑みは穢れた邪悪。

【シャドウバース】フレーバテキスト【トークン】ネクロマンサー

フランの従僕

物言わぬ故に怪物。
語り得ぬ程に化け物。
しかしその眼は、何処か哀しく。

聳え立つ姿は怪物。
竦み上がる程に化け物。
しかしその声、余りに切なく。

フランの呪い

貴方が私を殺さないなら、殺したくなることしてあげる!
――怪物の少女・フラン

ルナの本気

ルナは戦うよ。
だって、もう泣きたくない。
誰にも泣いてほしくない。
……ひどいことするんだったら、ルナは負けない。

エンネアの献身

わたしも戦います……。
ずっと、何もできなくて……わたし、弱くて……
だけど……今は違う。違うって、思います……。
……最後まで負けません。わたしは、勝ちたい。

ケルト

死してなお戦うのは、骨となって渇いた体が、血を求めて疼くからだ。

戦は死を生み、死は悪霊を生む。…それは、憎悪に染まった魂に憑りつかれた、憐れな骸。

ゴースト

冥府の底より湧き出でる、悪意の塊。

冥府の底より湧き出でる、憎悪の塊。

番犬の右腕・ミミ

やってやるワン!
どんな魂でもガブっと噛み付いてやるワン!

「フフッ……撫でてあげると喜ぶのよ?」
――カローン
「な、撫でたりしたらお尻ペンペンでありますよ!」
――オルトロス

番犬の左腕・ココ

ぶっとばすワン!
どんな魂も檻の中にぶち込むワン!

「フフッ、手触りがもこもこで気持ちいいのよ」
――カローン
「触ったら噛み付かれてしまうでありますよ……」
――オルトロス

凶暴化

生者とは命で満ちた器。
死神の餌たる憐れな杯。
では注げ、では溢れて狂え。

ミミ

冥界の底まで引き摺ってやるわん!

ココ

さぁ、魂ごと喰い千切るわん!

刹那の劇薬

私の知識で、刹那に生きなさい。
――永劫を求む者・ケリドウェン

つかの間の幸福

積み重なる瓦礫は、鋭利に光る。
積み重なる絆は、まんまるな幸せ。

インモラルディザイア

それは、この世で最も夜に祝福された道。
永遠に続く、夕闇のバージンロード。

絶叫の拡散

『絶叫』とは、沈黙である。
叫ぶ声。それは小さき声を掻き消す声。
聴こえぬ声は他者には届かず、届かなければ理解されず。
己の声が誰にも届かぬならば、それは黙しているも同じ。

惑わぬ意志

わたしの道は――誰にも、阻めない……!
お父様が、そう教えてくれたから……!

ルナの人形

幸せの確かな残滓。
少女を想う魂、二つの暖かき手が贈った、愛情の証明。

ゾンビ

俺はな、誰の下にもつかねぇ。好きなように生きるんだ。…どうせ死んだら、死霊術師にコキ使われるんだからな。―酒場の若者

こんな所でクダ巻いて、朝から晩まで飲んだくれてちゃあ、生きてる死体と同じようなもんだ。そら、両手を前に出して歩いてみな。良く似合ってるだろうぜ。―酒場のマスター

一ツ尾狐

狐の鳴き声、化かしの合図。
あんたはんには、何が見えてはりますのん?
まあ、えらい楽しそうにしてはるねえ。

狐討てども、五里霧中。
あらぁ、あてを倒せたつもりやった?堪忍ねえ。
ふふ。あんたはんを見とったら、興が乗ってもうたわあ。

ドクロ親父

オレの嫌いなモノを教えてやろうか。
一つは男全般、もう一つは娘を傷付ける奴だ。
テメェはその両方ともだ、とっととどっか行っちまえ!

オレの好きなモノは知ってるな。
一つは妙齢でナイスバディな女、もう一つは愛する娘だ。
両方に褒められるために、テメェはさっさとやられろや!

プリンにしてやるの

プリンプリンプリンプリンプリンプリン~!
おやつの時間なの、おまえもプリンにしてやるの~!

魂の一刀

――いくさの折。彼は常、脳内に唱える文言がある。
致し方無し。退路無し。斬り結ぶより他無し――。

ネクロテンプテーション

過ぎたる力を持ちたるは、運命の皮肉か、残酷な過酷か。
それはこの先、少女が辿る未来で決まる。

ネクロアニマルズ

黒色の三匹。自身に懐く者たちと、死霊術師が戯れる。
「この子たちはね、私と特に仲良しなんだ。
不吉だとかって怖がられるけど、皆すっごくいい子だよ。
再生した時も、誰も恨んでいなかったくらいだから」

死霊術師と動物霊。二つは、主従を越えて結ばれている。
「この子たちは、私の最初の友達なんだ。
恐がられて殺されたけど、泣いてる私に応えてくれた。
再生してくれて――私を独りにしないで、ありがとうね」

深淵の夢

生に対する執着を棄てた時、その少女は現れる。
二つの夢を繋ぎ留め、最後にすべてを喰ってしまう。

リッチ

復活を望む声が呼び水となり…地の底より、悪意と憎悪が這い出でる。

棄てられた骸がさらに集い、筋と骨とが繋ぎ合わされ、骸と憎悪で躰が創られた。その姿…は死者と生者の間に立つ、歪んだモノだった。

魔鎧の騎手

「ステキな人。喋らなければもっとステキ」
――気紛れな蘇生者

「ステキな人。あなたは今や、私のものよ」
――気紛れな蘇生者

骸骨の騎手

「ステキな人。人でなければ、ずっとステキ」
――気紛れな蘇生者

「ステキな人。あなたはずっと、私のものよ」
――気紛れな蘇生者

絶速の甲虫

歪なる羽音によって呼び出されし、絶速の魔物。
その牙は、常に魂に飢えている。

歪なる羽音によって呼び出されし、絶速の魔物。
その牙は、常に鮮血に濡れている。

絶死の毒蜂

歪なる羽音によって呼び出されし、絶死の魔物。
その毒針は、骨さえ熔かす。

歪なる羽音によって呼び出されし、絶死の魔物。
その毒針は、魂さえ熔かす。

絶護の魔蠍

歪なる羽音によって呼び出されし、絶護の魔物。
その体躯は、生者の願いを弾き飛ばす。

歪なる羽音によって呼び出されし、絶護の魔物。
その体躯は、生者の希望を弾き飛ばす。

絶刃の蟷螂

歪なる羽音によって呼び出されし、絶刃の魔物。
その鎌は、生者の希望を両断する。

歪なる羽音によって呼び出されし、絶刃の魔物。
その鎌は、死者の絶望で研ぎ澄まされる。

絶伏の怪蝶

歪なる羽音によって呼び出されし、絶伏の魔物。
その紋様は、神の目すらも欺く。

歪なる羽音によって呼び出されし、絶伏の魔物。
その紋様は、人の思考を怪しく崩す。

マンマル1号

戦うのナンテ、怖いヨネ……。
ボクも怖イ……ボク、頑丈なダケだし……。
でも!でもネ、エンネア!だいじょうブ!
エンネアは一人じゃナイよ!ボクがいる!

いつもわたしを、笑わせてくれて……
泣いてるときは、励ましてくれる。
わたし、マンマルのこと……大好きです。
――エンネア

禁絶の一撃

――『廻れ命が如く、噛み付け蛇の如く』
『摂理の逆転、楔の機構』
『我こそは相反する奇跡』――。

久遠の秘薬

私の知識で、久遠を生きなさい。
――永劫を求む者・ケリドウェン

禁忌の復活

恐れを受け入れた者だけが、生命を掴みとる。

隠された財宝

恐れを克服した者だけが、黄金を掴みとる。

永遠の誓い

それは、貴方と彼女の刹那の交わり。
あるいは、貴方と彼女の永遠の始まり。

奈落の冠

死者とは空になった器。
死神に飲み干された憐れな杯。
では注げ、では満ちて踊れ。

スカルギガント

強さを求め、追い求め。
それは理性を捧げ、吼え猛る。
その眼に最早、心は無く。
その手に最早、容赦は無い。

人を捨てたその先に、待つは修羅の道ばかり。
己を省みることも、悔いて涙を流すことさえ、
出来ず蠢く。出来ず吼える。

ヘルロードスケルト

強さを求め、追い求め。
それは過去に誓って、叫びを上げる。
その眼にかつての光はなくとも、
その手にかつての光あり。

人を捨てたその先に、待つは覚悟の道ばかり。
願った理想も、面影もなく、
されど剣のみ、虚しく輝く。

暗闇を招く者

仄暗き深淵より生み落とされしもの。
欲望のままに出逢う者を喰らい、
言葉と記憶と姿を我が物にする。

奴等は喰らった相手の容姿を真似て、
その者さながらに振る舞おうとする。
それは擬態、新たな獲物を探す手段。